見出し画像

New Normal Diary:2020.04

日々変わっていくこの日常を、自分のために残しておいた方がよい気がして書き留めることにしました。
前月はこちら

2020.4.1
ふと、「今後対面で仕事する機会は、ないのかもしれない」と思うようになる。

ひとまずオンラインに関するリサーチと実践を積もうと思い、以下を行うことにした。
①オンラインセミナー・ワークショップに参加する
②情報収集の仕組みをつくる
③自分なりに試してみる

2020.4.3
とある本に自分の名前が載っていて、それを見つけた同僚からメッセージをもらう。いくつかやり取りをした後、自分の専攻であった臨床心理学とナラティヴ・アプローチについて勉強会を行うことになる。

夜、同僚とオンライン飲み会をする。
使ったのはたくのむ。中身はWherebyだけれど、いくつかの価値検証しているところがいいなと思った。

2020.4.4
「臨床心理学とナラティヴ・アプローチの勉強会」の仕立てについて考えれば考えるほどわからなくなる。この日、ナラティヴ・アプローチを一番初めに教えてくれた方が、オンラインでワークショップをするとのことで参加した。

私のPCからは音が聞こえづらいとコメントをもらい、オンライン環境を整えていくことを決意(2月に買ったPCなのに…)。USBマイク、静音キーボード、リングライト、Webカメラ、モニター、ビデオキャプチャ、タブレットなどなどを購入していくことに。

2020.4.5
ソニーが1億USドルの新型コロナウイルス・グローバル支援基金を立ち上げ。

MoMAで働くフリーランスについて契約が終了した記事と、シルク・ドゥ・ソレイユの経営状況の記事を見る。

2020.4.8
週間少年ジャンプで連載していた「青のフラッグ」が最終回を迎える。
これは青春漫画ではなく、「対話と多様性を本気で描いた」漫画。ダイバーシティの研修などをしている友人に、今日最終回である旨をメッセージする。

2020.4.9
HousepartyMiroMuralDiscordDabelStand.fmなどのオンラインツールをiPhoneにダウンロードする。特に、音声メディアに温かみを感じて、好感を持った。

2020.4.10
トヨタ、日産、リクルートなどが銀行に融資を要請している記事が、目に止まるようになる。

夜は同僚とオンライン飲み会。今回はWherebyを利用。
1時間でサクッと終わるのがいいみたい。

2020.4.11
日精研クラウド学院にて、ナラティヴ・アプローチのオンライン講座が割引なっていることを知る。この機会に申し込む。
4年ぶりに同じ内容を聞くと、自分の中に染み込んでいく量が違う印象がある。

2020.4.12
オンワードの状況を見て、これからのアパレルについて思いを馳せる。
アパレルについては、4/22にローランドベルガーのレポートを見る。

2020.4.13
腰痛にならないために始めたオステオパシーも、通うことができなくなってしまった。オンラインでの施術がスタートしたのでお願いすることに。
支払いのためにPaypayとLINE Payを設定した。

毎日のタスクをふせんに書いて模造紙に貼っているのだけれど、そのタスクが終わった時に入れるポケットを実装することにした。毎日気持ちよく自分が過ごすための仕掛け。

画像1

マイクの聴き比べテストの動画を見て、音の品質がオンラインミーティングは重要になるなとあらためて感じる。

2020.4.14
現クールのドラマ撮影ができなくなっている関係で、過去のドラマが再放送される。この日は「恋はつづくよどこまでも」のダイジェスト版だった。
ダイジェスト版のドラマはテレビで放送しつつ、Youtubeで役者の皆さんが当時の思いを配信する。ドラマの楽しみ方の新しい形。
「恋はつづくよどこまでも」主演の佐藤健は、LINEやSugarなどの使い方が上手く、ドラマを見る体験に新しい風を吹かせているなと感じる。

2020.4.15
同僚から「お風呂で情シス」というPodcastを教えてもらう。お風呂で情シス…。タイトルが気になり、聞くようになった。

以前「アート作品のサブスクって需要ないかな?」と言っていた人がいて、その時は「ニーズないでしょ」で終わっていたけれど、同じようなアイデアがサービス化し、1億円の第三者割当増資を受けているという記事を見た。特に今は自粛で家にいる生活のため、このサービスは伸びるのかもしれない。

夜は、お世話になっている先生と雑談会(もちろんオンライン)。経営戦略と社会構成主義を系譜で理解するための本を教えてもらい、Amazonでポチる。

2020.4.16
「他国は今後の市場や企業についてどう考えているのか」と思い、調べたらフランスの事例が出てきた。
この日、東芝が休業になる旨を見かける

2020.4.17
ナラティヴ・アプローチと臨床心理学の勉強会を実施。
今まであまり話したことがない人が来てくれて、こうした出会いの場をセットしてもらえるのは本当にありがたいし、この分野にデザイナーの人が興味を持ってくれるのは希望だなと感じる。

画像2

富士通に特別休暇が導入、日立は全従業員を原則在宅勤務にというニュースを見る。

2020.4.18
VideoFacilitatorMuralMentimatorを使ってみる。
VideoFacilitatorはOST(Open Space Technology)がやりやすいけれど、動作がちょっと重い印象。

東芝が株主総会を延期。

2020.4.19
remoの体験会に参加する。画面の一部が吹っ飛んでしまう事象に遭遇する。
オンラインのツールは軽さとセキュリティが必要十分条件になりそうだなと感じる。

2016年のNVC(Nonviolent Communication:非暴力コミュニケーション)合宿に参加したメンバーとの同窓会(オンライン)。いつものメンバーは東京の3人だけれど、今回は徳島の人も来てくれた。だいぶ腰が痛く、寝っ転がったり運動しながらオンラインに入っていたら、バランスボールを勧められ、即購入する。

近所を散歩していたら、猫の停留所に「なでなでご遠慮ください」という札が出ていた。猫もコロナに感染するもんね…。いつになったら猫を思う存分なでなでできるようになるだろうか…。

2020.4.20
宮崎県新富町に移り住んだ方と、オンラインランチ会。その方と「コロナによって、”生産”をする人が増えた」という話をした。パンや野菜、料理、動画制作、オンライン配信、などなど。

昨年、自分がいただいていた奨学金の財団で講演し、「消費者から生産者になっていくことが重要だと思っている」という話をしたんだけれど、コロナきっかけではなくそうなれる世の中を作りたかったな…。

2020.4.21
「今後大仏建立と、ええじゃないか踊りの歴史が繰り返されるのでは」と同僚が言い、その流れでデジタル大仏建立があることを知る。あと5200万人の協力が必要だけれど、来年ぐらいには建つのだろうか…。
密ですゲームも知り、単純だけれど面白いなと感じる。こういう時のユーモアはとても大事。

日本赤十字社の「ウィルスの次にやってくるもの」という動画を見る。今、とても必要な動画だなと思う。

マッキンゼーのブリーフィングノートの日本語版を見つけ、マッキンゼーがニューヨークのコロナ復興コンサルを実施することを知る。

2020.4.22
腰が痛すぎて、クリオネ型のマッサージ棒(?)を購入する。背中も首もバリバリなので、これはありがたい…。

画像3

ランチの時間に散歩をしたら、近所にいくつかテイクアウトをやっているお店があることを知る。

ネットフリックスが会員増。私はネットフリックス会員ではないけれど、ネットフリックスがあることで気持ちが救われる人も多いのだろうなと思った。

2020.4.23
今の自分の生活を支えてくれる物流の方々に何かできないかなと思っていたら、Twitterでこのステッカーを知る。データが公開されていたので、自分で印刷して家の前に貼ることにした。

家族が住んでいる施設に、LINE電話で面会できる仕組みが導入され、電話をしてみた。もしかしたらもう会うことができないかと思っていたので本当に嬉しい。こんな風に、利用者の体験を変えることもDX(デジタルトランスフォーメーション)だと思う。

このままいくとテレワークで太りそうだなと思い、食事管理アプリ「あすけん」と、仲間を作って体重記録やトレーニングを頑張る「みんちゃれ」をスタート。

自分の基礎造形の先生が「コロナの関係で、新しいドアノブのデザインを考えなくては」と言っていたけれど、すでに社会実装されているのを見かける。早い…。

Goodpatchさんがリモートワークのツールを発表。これはとても楽しみ。β版を使えるようになったらいいな。

キャスキッドソン日本法人が自己破産申請。

2020.4.24
上司の送別会をオンラインで実施。

富士通が決算発表延期、12連休となる。

富士通の対応についてのサイトをみつける。

テレワークの働き方として”見える化”の導入が広がるという記事を見る。
これには「サボり」という概念が強く結びついていると感じる。
そもそも「サボり」って何なんだろう。
何をしたら「サボり」ってことになるんだろう。
そこから話し合わないと、いつまでたっても息苦しい働き方のままな気がする。

2020.4.26
大好きなアーティストの一人であるSASUKEがインスタライブ。最近いろんな人がインスタライブをしているなと感じる。

ここ数日、大学の学生支援(特に金額)の話を見るようになった。支援は学生にとってありがたいとは思うけれど、一方で学校の持続可能性はどうなのだろうか…と勝手に心配してしまう。そんな中、ICUのやり取りが目を引いた。

2020.4.27
大学の友人から、ブックカバーチャレンジという取り組みのバトンをもらう。「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、参加方法は好きな本を1日1冊、7日間投稿する」というもの。大学の友人からの依頼のメッセージがお手紙のような丁寧さだったので、バトンを受け取ることにした。

夜、思い立って、料理をタイムラプスで撮ってみる。

2020.4.28
トイレットペーパーが地元の薬局にあるのを見かける。3月の後半にはすでに棚から姿を消していたので、ここ1か月ぐらいはなかったことになる。入るようになって安心した。

データの整理をしようと思い、ポータブルHDDからデータを引っ張ってくる。大学時代の写真が出てきたのでクラウドにアップし、大学の友人同士のメッセンジャーグループに投げる。プチ同窓会のようになる。

夕方、友人と思い立って、Talk Visualizerを試してみる。

山海塾の方がストレッチクラスをオンラインで持つようになったので参加する。後半になるとできない動きがいくつか…。舞踏家と自分が同じように動けると思ってはいけない…。

2020.4.29
食事管理アプリを入れたのは良いけれど、食事がマンネリ化してきたのでこちらセットを取り寄せる。さんまやサバが好きな人にはとてもおすすめ。

各ビデオアプリの動きが激しくなる。
FacebookはMessenger Roomsをリリース予定。
GoogleはGoogle Meetに機能追加、さらに一般にも提供を順次開始。
Microsoft の Teamsやzoomは利用時間やユーザーが激増する。

2020.4.30
今年の桜はみんなで楽しく見ることができなかったので、撮影してPremiereで編集。来年は分かち合い人と共に見れたらいいな。

夜に、エアロバイクとGoogleマップを連携させて日本縦断する取り組みを見かける。最後に人を救うのはユーモアだな、と思う。

今月の日常を毎日1秒間切り撮った #1secondeveryday  はこちら。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?