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社会における自信の総量

私は「今の社会における自信の総量は、一定量である」と言う勝手な持論を持っている。これに学術的な裏付けは全くもって無い。

一定量なので、誰かが自信を持つと、誰かの自信は減る。そして、今は自信を比較的持っている世代と持っていない世代があるように見える。ものすごく自信のある世代と話すと「いい時代を過ごしてきたのだなぁ」と思うし、そこまで自信を持てることが羨ましくもある。

ただ、この持論のまま行くと、自信のある世代がいなくならない限り、次の世代の自信が生まれなくなってしまう。これではあまりにも自分の人生にエージェンシーが持てない。誰もが自分に自信を持って歩んでいけることはできないだろうか。

そのためのアプローチとして、私はナラティヴ・アプローチとグラフィックハーベスティングを使っている。誰かに自分の語りを受けとめられた時に、その人は自分を受容できるのではないか。そこから次の力が湧いてくるのではないか。

そんなことを頭のほんの片隅に置きながら、私は今日も他者の語りを聴き、描いている。

#ナラティヴアプローチ #グラフィックハーベスティング #寛容のデザイン

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