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ダイエットしたいなら朝食はとるべき?

こんにちは。
あなたの「なりたい」を応援する
ダイエットサポーター
管理栄養士の成松由佳です。

(初めましての方は▶こちら♪)

本日のテーマは

ダイエットしたいなら
朝食はとるべき?


「ダイエット」=減量を
目的としたときに

朝食をとるorとらない
どちらがいいのでしょうか?


多くの調査結果で
朝食をとらない人の方が太りやすい
といわれています。


朝食をとらなければ
その分、摂取カロリーは減るのに
不思議ですよね。


なぜ、朝食をとらない人の方が
太りやすいのでしょうか?


その理由は

朝食をとらない人の方が
他にも肥満を招く生活習慣に
なりがちだから


具体的には

朝食をとらない人の方が
運動時間が短く
テレビを見ている時間が長く
野菜や果物を食べる量が少ない

そうです。


これは確かに
太ってもおかしくない…


このことから、
活動量を上げて、
野菜や果物も食べられるのであれば、
必ずしも朝食は必要ない?

とも考えられます。


実際に、
朝食をとる場合ととらない場合で
体重の変化を比較したところ
朝食を抜いたほうが体重が減ったという
実験結果もあり

「朝食をとるとやせる」かについて
答えが言い切れるほどの結果は
出ていないようです。



ただし、

1日の摂取カロリーが同じであれば
朝食をとった方がやせやすい

ということはあるかもしれません。


なぜなら、
食事誘発性熱産生」という
食後に消費されるエネルギーの量が
夜より朝の方が高いから。


カロリーの差で言うと
10~40kcal
朝の方が熱産生が高い

=1日の摂取カロリーが同じなら
朝に食べたほうがお得です!


さすがに、
これだけでみるみるやせる…
とはいえませんが

仮に、1日40kcal消費が増えれば
1年で約2kg減る計算なので

やはり、朝食をとることは
長い目でみて
「やせやすい習慣づくり」
といえるでしょう。



ここまでの内容を考えると、

やせよう!
=カロリーを減らそう!
=食事を抜こう!!

と、単純に考えるのではなく


自分に適したカロリーを
朝・昼・夕に分けてとる

のが一番おすすめできます。


そして、
ダイエット以外にも
朝食をとるメリットは
たくさんあります!

次回の記事で
ご紹介したいと思います。


▶︎note更新しました!


本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。




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【参考文献】
佐々木敏「佐々木敏の栄養データはこう読む!」女子栄養大学出版部, 164-172 (2015)
柴田重信編「時間栄養学 時計遺伝子、体内時計、食生活をつなぐ」,105 (2020)
緒形ひとみ「食べる時間、食事の内容とエネルギー消費」臨床栄養, 136(3): 319-326 (2020)
関野由香ら「食事時刻の変化が若年女子の食事誘発性熱産生に及ぼす影響」日本栄養食糧学会誌, 63(3): 101-106 (2010)
J.A.Betts et al. The causal role of breakfast in energy balance and health: a randomized controlled trial in lean adults. Am J Clin Nutr. 100(2): 539–547 (2014)

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