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FC加盟店は売上が”上がる”努力をするべし

フランチャイズ加盟店のクライアントによく言うセリフなのですが、
「無理に売上を上げようとしないでください。売上は上げるものではなく、上がるものです」と伝えています。

この言葉の真意は、自分一人ですべてコントロールできる事業ではないからです。

無理に売上を上げようとすると、フランチャイズ本部との関係が悪くなる販促企画とか思いついちゃうのが店舗経営者なのです。

「何としてでも売上を上げないといけない!」と気張れば気張るほどグレーを攻めてしまいがちです。勝手にセールをやってしまったり、値引きしてしまったり、セット売りしてしまったり・・・

私のクライアントの話ではないのですが、フランチャイズ本部の支援に入った時に「こういうの勝手にやられると困るんですよね・・・」とトラブルが絶えない姿を見て「そうだよなぁ、ルール守らないとなぁ」と実感したのを覚えています。

だから、クライアントには、無理に売上を上げよう!としなくても売上が上がるシステムを作ることを推奨しています。

どうしたら自然とお客様が安定して来店してくれるのか?

どのフランチャイズ加盟店経営者も集客に困っているところは心からなんとかしたいと思っているでしょう。

しかし、同じブランドにも関わらず集客には困っていない店舗が存在するのも事実です。

よく売れない加盟店オーナーは「あそこは立地が良い」とか言ってますが、私から言わせれば「は?」です。

立地がよければすべて繁盛するのか?と言われれば答えはNOですよね。
現に当社クライアントも同じことをあるオーナーに言われていましたが、痛快な返答でした。

「あの店は本当にスタッフがよく頑張ってくれています。
もともとどの店舗が入っても半年で撤退するような鬼門と言われていて・・・立地が良いと評価していただけるにまでスタッフが頑張ってくれて感謝しかないです。」

(ドヤっ)

いや〜痺れますよね。

ここまで売れている加盟店と儲からない加盟店はこうまでも思考に違いがあるのかと。

同じブランドでもここまで差が開くのは店舗経営者の思考ですね。

この企業は、普段からファンづくりに徹していて、リピート率は全国1位です。同じブランドでもリピート率が50%切っている店舗も当然ながらあります。

店舗経営者の思考は目に見えませんが、確かに現場では違いが生まれています。私は15年間この違いを研究してきているのでよくわかりますが、店舗経営者の思考が現実化するのは間違いないのですが、現実化するための努力を重ねています。

それが、私の研修です。
私を採用する時点で(30歳の頃から支援しています)、なかなかのチャレンジャーだと思うのですが、課題も沢山でて経営者も一緒になってこなしています。

なぜなら、自分の理想の店舗をスタッフと一緒に作りたいからです。

これからも応援したいと思える企業の事例を今日は紹介しました。

フランチャイズは立地がすべてじゃない。
限られたマーケットでもファン化してリピーターが増えれば間違いなく繁盛店を作ることができます。

これこそがお客様が集まる店舗ですよね。

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