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打楽器講師デビュー者のアウトプットvol.4

前回の記事で、カホンレッスンで生徒さんが求めているモノを考えました。生徒さんはレッスンを受けて、ただ上手くなりたいだけではありません。”楽しい体験がしたい”んです。オンラインでもレッスンが受けられる中、私を選んでくれた生徒さんに心から楽しんでもらいたいです。
今回は、”楽しい体験”とは何か。掘り下げていきます。

音楽を通して感じる”楽しい”

時間と労力とお金を使ってでもしたいと思うのは、
音楽の何に”楽しい”を感じているんだろう?
その正体がわかれば、生徒さんに今よりももっと楽しい体験を提供できる気がします。

①感情が動くのが楽しい
歌詞に共感して好きになった曲ってありますよね。リズムに乗って気分がも乗ってしまう曲ってありますよね。人は音楽に触れると感情が動きます。楽しい・ウキウキする・切ない・寂しいなど、感動できるのは音楽の楽しい部分です。

②上手くなるのが楽しい
子供は、昨日できなかったことが今日できたりします。大人になると、こういう体験は減っていきますよね。上手くなるってそれだけで楽しいんです。楽器は練習すればするほど上手くなります。成長が実感できるのも音楽の楽しい部分です。

③コミュニケーションが楽しい
楽器を始めると、多かれ少なかれ仲間ができます。スクールの先生や生徒仲間、バンドメンバー、お客さんなど。音楽は作り上げる過程から披露されるまで、たくさんの人と関わるチャンスがあります。特に一緒に演奏した仲間とは、演奏中に”音”で意思を疎通します。コミュニケーションツールとしても音楽は楽しめます。


レッスンに3つの楽しいを落とし込む

音楽を通して感じるには3つありました。
①感情が動く体験、②上手くなる体験、③コミュニケーション体験
次は、講師として音楽の3つの楽しさをどうレッスンに活かすか、考えます。

①感情が動く体験
カホンはリズム楽器です。手っ取り早いのはリズムに乗る楽しさ(ワクワク感やウキウキ感)を感じてもらうことです。また”叩く”という動作は感情の発散に繋げやすい。
レッスンに落とし込むと・・・

リズムに乗って思いっきり叩く!!!


②上手くなる体験
”上手くなる”というのは”出来なかったことが出来るようになる”体験です。ただの箱に見えるカホンも実は様々な技法があります。これは使えるかもしれません。
レッスンに落とし込むと・・・

毎回”出来るようになった”を体験してもらう!


③コミュニケーション体験
アンサンブルなど楽器でコミュニケーションも大事です。しかし、せっかく顔を合わせています。生徒同士、先生と生徒の間で会話がしやすい教室にしたいです。
レッスンに落とし込むと・・・

一方通行のレクチャーではなく、生徒さんの話を聞く時間を作る!


まとめ

今回は”楽しい体験”とは何か。またそれをどうレッスンに落とし込むかをアウトプットしました。まだまだ経験が少なく探り探りですが、生徒さんと一緒に楽しい時間を共有できるよう、これからも考えていきたいです。

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