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値下げしないと売れない商品よりも、値上げしても買ってくれるファンをつくろうぜ!

新潟生まれ新潟育ち、ブランディングプロデューサーの亀山です。

Narashika(ナラシカ)という屋号でフリーランスで活動しています。

今日は「値下げをやめて、値上げをしても買ってくれるファンをつくろうぜ!」というテーマです。

日本で商売をしている以上、これからの時代は新規のお客さんを獲得し続けるのは無理ゲー。

だから、繰り返し商品を買ってくれるファンを増やし、仮に値上げしても買い続けてくれる状態を目指しましょう!っていう話。

どんな仕事をしていようが、必要になる考えだと思います。

まだまだ私達は働き続けます。だから、一緒にこれからのことを考えてみませんか?

値下げは麻薬

ビジネスの基本は何かしらの商品を作って売ることです。

例えば、お米を栽培して売るとか、おにぎりを作って売るとか、お茶碗を作って売る、みたいな。

モノとしての商品を売るというのはわかりやすいですが、モノじゃない商品も世の中には山のように存在します。

例えば、クロネコヤマトのようにモノを運ぶとか、塾の先生のように教育するとか、YouTuberのように動画投稿して広告費をもらうとか。

このように、今はめちゃくちゃいろいろな商品が売られているわけです。

きっとあなたの商売もなにかしらの商品をお客さんに買ってもらうことで成り立っているのではないでしょうか?

この商品、作った分だけ売れ続ければ何も問題はありません。

ですが、多くの場合売れ残ったりします。その時に私達は「値下げ」という方法で販売しようと考えてしちゃいます。

でも、これってすごい危険なことだと思うんです。

いつも買ってくれている常連さんにサービスするのならまだわかりますが、これまで買ってもらったことのない新規のお客さんに届けるために値引きするのは危ない。

なぜなら、安いから買ってくれたお客さんは、他に安い商品が現れたらそちらに流れるから。

一人一台スマホをもっている現代では、どこのお店がどれくらいの価格で売っているかはすぐにわかります。

価格競争になったら中小企業はぜったいに勝てません。体力のある大手1社が勝ち残るだけです。

ユニクロよりも安い服を売ろうとすること、セブンイレブンよりも安いコーヒーを売ることって無謀じゃないですか。

だから、仮に値下げをして目先の売上が獲得できたとしても、値下げ競争に巻き込まれ、大手にガサッとお客さんを奪われて終了。

値下げは麻薬です。手を出してしまうとなかなかやめられません。サラリーマン時代にも実際にそういう経営者をいっぱい見てきましたし、私自身も値下げをして自社商品を販売したこともいっぱりあります。

これからの時代は、値下げをせずに、逆に値上げをしないと商売はやっていけないんです。

値上げしないと続かない

値下げはしてはいけない。

これは、日本国内で商売をしていたら明らかなことです。

日本は2060年までに約4,000万人も人口が減少すると予測されています。40年間で4,000万人です。

つまり、これから毎年100万人ペースで人口が減っていくんです。

100万人って、仙台市とか千葉市ぐらいが無くなるイメージ。(#ヤバない?)

ってことは、単純に商品を買ってくれる人が減り続けるっていうことだから、新規顧客を獲得し続けるのに限界がすぐにやってくるわけです。

なので、今までと同じ値段、もしくは値下げをして新規顧客を獲得するのはもう無理。

値段を上げて、同じお客さんが何回も買ってくれる仕組みをつくらないといけません。

もちろん、世界に目をやると人口は増えていますから、輸出すればいいやん!と考えることもできます。

ただ、あなたはあなたの商品を英語や中国語を使って販売する自信はありますか?

結構難しそうですよね。それに、市場が世界になればその分ライバルも世界規模で増えるわけです。

そんな中で戦うことこそ、無理っぽくないですか?

だから、どうやって値上げしていくかを考えないとマズイわけです。


価格競争にならないためにもファンを増やす

「値上げをしたら売れなくなっちゃうよ〜」っていう気持ち。すごいわかります。

実際に、単純に販売価格を2倍にすればいいっていうことじゃないですよね。

だから、ファンが必要なんです!

値段が他よりも高くても、届けるのに時間がかかっても、「あなたの商品じゃないとだめ!」っていうファンを一人でも増やさないとアカンのです。

このファンを増やすことがブランディング。あなたのファンが増えたら、ブランドになるわけです。

では、どうやってファンを増やすか。

それは、あなたやあなたの商品が持っている、「良いところ」と「他と違うところ」が伝わらないといけません。

例えば、あなたがベンツのファンだったら、ベンツのいいところであり、かつ他と違うところをなにかしら感じているはず。

だって、「車」だけで比べたらもっと安い車はあるし、もっと高い車もあります。でも、あなたはベンツが良いんです。そこにはベンツじゃなきゃダメな理由があるんです。

この「ベンツじゃなきゃ理由」をつくってあげることが大切!

で、その理由をつくるためには「世界観」が必要だと思っています。

お客さんからどんな風に見えるかを設計するわけです。

「売れそうだから」「流行っているから」という理由ではなく、「自分らしいか」で商品をつくる。

ベンツらしくない商品をつくったりしたらファンが離れてしまいます。

だから、あなたらしさ、あなたの会社らしさ、あなたの商品らしさをまずはしっかり見定めて、その「らしさ」がお客さんに伝わる世界観をつくりましょう。

この世界観はあなたの会社独自のものなので、他社のコピペでは成立しません。

ベンツにはベンツの、ディズニーにはディズニーの世界観があるように、あなたの会社の世界観をつくっていきましょう!

そして、ファンを少しずつ、着実に増やしていきましょう!

そのファンがあなたの会社を救ってくれる救世主です!

まとめ

・日本はこれから毎年100万人ペースで人口減少していく
・値下げして商品を売り続けるのは無理
・値上げして、同じお客さんに繰り返し買ってもらわないと会社は続かない
・価格が他よりも高くても買ってくれるファンを一人でも増やそう
・ファンを増やすには世界観をつくることを意識しよう

あなたの会社の「らしさ」はなんですか?

それは、他の会社とどう違いますか?

もし、違いが明確に説明できないのであれば、お客さんも他社と同じとみなしているかもしれません。

「らしさ」が伝わるように、世界観をつくりましょう!

そのお手伝いをさせていただくのがブランディングプロデューサーである亀山です。

どんな世界観をつくったらいいか一緒に考えます!

取って付けたような、「らしくない」飾りをつけたりはしません。あなたの会社からにじみ出てくる魅力をかたちにしていきます。

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ブランディングプロデューサー
Narashika
亀山友貴

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