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独立するならマーケティングを学ぶよりもブランディングを考えてみる!

新潟生まれ新潟育ち、ブランディングプロデューサーの亀山です。

Narashika(ナラシカ)という屋号でフリーランスとして活動しています。

今日のテーマは、独立するために必要なこと。

最近独立を考えているという同年代の方々と良く出会います。

で、彼らと話していると共通して、マーケティング(どうやって売るか)のノウハウを勉強したいと言います。

ですが、亀山としては小手先のマーケティングらしき知識をみにつけるよりも、目の前のお客さんをあなた自身のファンにするために一人一人口説いてみたら?と伝えています。

給料をもらいながら会社の看板で仕事をしつつ、その中であなたらしさを表現してファンを増やし、独立した後もお客さんになってくれる人を1人でも多く見つける。

これが、今の現代を乗り切るためには必要なことだと思うんです。

マーケティングは大切だけど・・・

亀山は、新潟大学経済学部経営学科を卒業しました。

入学当初は、古着屋のバイヤーになりたかったので、どうやって古着を安く仕入れて高く売るか、店を経営するとはどういうことか、そんなことを学びたいなと思っていました。

で、歴史的にも有名な人が残した名著を教科書としながら、いろいろな授業を受けました。

「もしドラ」で一般の人にも知られるようになったドラッカーであったり、世界で最も有名なマーケティング学者のコトラーだったり。

世界的な学者さんの考えを学びました。

それと同時に、もっと身近な企業の成功体験なんかも学んできました。

例えば、日産のフィットはなぜ売れたのか。みたいな。

つまり、学問としてマーケティングや経営を4年間勉強してきたわけです。

これって、言い換えると、どんな商品をどんな価格でどんな売り場でどんな広告をうてば売れるのかを学んだということです。

正確には、学んだというより「聞いた」ぐらい・・・

このマーケティングって今の時代も大切だとは思います。

ですが、1人1台ちっちゃいパソコンを持ち歩いている現代では、「どうやったら売れるか」っていう情報は溢れかえっていて、みんなが真似できてしまいます。

だから、去年まで通用した「売り方」が、今年は通用しなくなっているわけです。

そんな激動の現代を生きている私達に必要なことは、最新のマーケティングを学ぶことも大切ですが、やっぱりブランディングのほうが大切だと感じています。

マーケティングよりもファンづくり

マーケティングよりもブランディング。

言い換えるなら、売れる仕組みづくりよりもファンづくり。

つまりは、どんな商品を、どんな価格で、どんな売り場で、どんな広告で売るか、というノウハウを学ぶよりも、あなたから買いたいと思ってくれるファンをどれだけつくれるかの勝負ということです。

なぜなら、「こうやったら売れる」っていうノウハウは、すぐにネットやSNSで出回ってしまい、通用しなくなるので、ノウハウがクソでも買ってくれる人がお客さんを持っている人が最強。

だから、ブランディングが大切なんです!

もうちょっと具体的に考えてみましょう。

例えば、あなたがカフェをオープンするとします。

カフェ経営を成功させるためには、いろいろと勉強するはずです。どうやったらうまくいくのか。

そのために本を読んだり、ネットで調べたり、セミナーに参加したり。

つまり、コンサルタントやすでに成功を収めたカフェ経営者から、売れるノウハウを勉強するわけです。

ですが、あなたが手に入れられる情報ということは、競合のカフェも手に入れられる情報なわけで、同じような売れる方法を実践します。

同じような商材で同じような戦略でビジネスをする。

どこで差が出るでしょうか。

価格?立地?メニューの豊富さ?お店の雰囲気?

結局は"人"だと思います。

あなたがお店にいるから、あなたが淹れたコーヒーだから、あなたがつくったお店だから行きたいと思ってくれるお客さんをどれだけ増やせるか。

つまりは、あなたのファンをどれだけ増やせるかが、現代においてはどんなノウハウを学ぶことよりも大切だと思います。

あなたが独立した時にお客さんになってくれるファンはいますか?

最近になって、同世代のお知り合いで独立を考えている人と出会うことが増えてきました。

会社員としてスキルを磨いてきた30代前半なので、そろそろ自分のやりたいことを形にしたい期に入っている模様。#そんな期ある?

そんな彼らが気にかけていることは、結構マーケティングについてのノウハウだったりします。

どうやって集客するか、どれくらいの価格で商品を販売するのかっていうような、ビジネス本に書かれている内容です。

決して彼らをディスりたいわけではなくて、その気持もめちゃくちゃわかるのであえて言ってます。

会社の看板で仕事をしてきた自分が、その看板がなくなった時に1人でやっていけるか不安になり、その不安を小さくするためのノウハウが欲しくなるのは亀山も経験してきましたから。

実際に、お金も時間も使っていろんなノウハウをゲットしてきました。

ですが、愛を持って彼らには伝えています。

「小手先のノウハウを学ぶよりも、会社員のうちにあなたのファンを1人でも増やしましょう!」と。

どうしても独立をするとなると、新規顧客をどれだけ獲得できるかということに考えが及んでしまします。

ですが、会社員のうちにあなたの自身のファンを増やして、いざ独立したらそのファンがお客さんになってくれたらそれでいいんじゃないでしょうか?

会社の看板でビジネスをしながらも、その中で自分らしさを表現して、目の前のお客さんを一人一人口説いていくイメージです。

性格が良いあなたはもしかしたら「そんなことしたらお世話になった会社のお客さんを奪うことになる・・・」と心配するかもしれません。

ですが、そんな心配はする必要はありません。特に今の時代は。

もしかしたら直属の上司や先輩は、「あいつめ!」とイラつくかもしれませんが、そんな彼らの態度を真に受けちゃダメ。

会社を独立したあなたが成果を出せば、あなたが勤めていた会社が絶対に注目を浴びます。

もちろん、あなたが今勤めている会社へのリスペクトがあることが前提です。学ばせていただいた、成長させてていただいたという気持ちがなければいけません。

その気持ちがあれば、あなたが独立をして成功した時にいろいろな人に話すはずです。「サラリーマン時代の経験があったからこそ今の自分があります」と。

それが会社のブランディングにつながり。結果的に会社のメリットになります。

イメージ的には、「リクルートから独立したやつはやり手」って思ってもらう感じ。

だから、会社員でいるうちに学べることは学んで、1人でもファンを増やしておくことが大切だと思います。

そして、独立した後もあなたのお客さんになってくれる。

これが理想だと思うんです。

で、亀山が最近話をさせてもらっている、独立を考えている彼らって、実はすでにファンがいっぱいいるんですよね。

会社のInstagramアカウントで投稿するよりも、個人のアカウントで投稿したほうが反応が良いっていう。

これって本人たちは全然実感していませんが、すごいことです。

会社のファンではなくて、個人のファンがいるわけなので。

だから、無責任に彼らに伝えています。「きっとうまくいくから独立しましょう!」って。

これからは間違いなくファンがいる人が強い。

で、そのファンがいるならうまくいくはず。

だから、悩んでるよりもファンの方々に応援してもらいながらチャレンジしてみましょうって。

そんなキラキラした同年代のイケてる大人を亀山は応援し続けていきます!

まとめ

・現代ビジネスではマーケティング(どうやって売るか)のノウハウはすぐにネット上に溢れてしまい、誰でも真似できちゃう
・小手先のノウハウを身につけるよりも1人でもファンを増やすべき
・ファンであれば、価格が高くても、クオリティが劣っていてもお客さんになってくれる
・新潟県内で、これから独立を考えている人とよく出会う
・すでに個人にファンを抱えている人たちが多いから、ノウハウを身につけるよりも早く独立にチャレンジすることを勧めている

テクノロジーの進歩と情報流通量の爆増によって、機能で差別化を図ることが難しくなりました。

だからこそ、機能以外で選んでもらう部分をつくらないと試合終了。

居酒屋で言えば、「別にめちゃくちゃ美味しいわけでもないけど、看板娘のかおりちゃんのサービスが気持ちいいから来ちゃうんだよなー」っていうお客さんをどれだけ増やせるか。

そういうお客さんは、居酒屋に来てるんじゃなくて、かおりちゃんに会いに来てるので。他の居酒屋とは違うポジションにいけます。

ちょっと喩えが雑ですが、イメージ的にはそんな感じ。

もしあなたが独立を考えているのであれば、ぜひあなた自身のファンを1人でも増やして、独立してもお客さんになってくれる人を確保してみてはいかがでしょうか?

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

それでは!

ブランディングプロデューサー
Narashika
亀山友貴


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