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【地方移住】春が近づいておりますが、まだ寒い日が続いております。

 最近時候の挨拶をWebページで探す機会が増えている。2月に始まった広報の仕事でメールや手紙を出す機会が増えたからだ。

 ただ、ここは長野の山奥なので「3月下旬の挨拶」に季節が追いついていない。例えば
『野山の雪も解け始め、ようやく当地にも春がめぐってまいりました』
と3月上旬の時候の挨拶だよ、と書かれていても私がいる地域はその日も雪が降り除雪車が忙しく道路を往来している。
じゃぁ違うのを…
『春の日差しがきらめく頃となりました』
雪が溶けるのが早くなったのは確かに日差しが出てきてからなんだけど…うーむ。

 といった具合で仕方ないので2月中旬や下旬の挨拶を探し出してどうにか工夫をする。
「春が近づいておりますが、まだ寒い日が続いております。」
未だ長野の山奥はこんな感じですよ~としている。

 時候の挨拶ひとつにも検索し、探して手紙に当てはめてまた文章を考えて…の作業にまだ馴染むことが出来ず日々苦戦している。時間がかかってしまっていることにも自覚がある。アパレル販売の仕事と広報の仕事の違いを実感し、時には今まで知る必要が無かったことを知るにあたり「私、社会人10数年やってたのかな…」としょぼんとすることも多々ある。
 
 これからたくさんの出会いやプロジェクト、予期しない展開が待ち受けていることは中身は全く想定できないけれど出来事が起こることは予想がつく。それが広報ごとなのか農業なのかわからない。けれど自分の判断に責任を持って取り組んでいきたいと思う。

 そして今日(3/12)も雪がしんしん…と降っている。今シーズンの降雪量は昨シーズンをとっくに越しているらしい。
 それでも12月から2月の間には見かけなかった蜘蛛やテントウムシを家の土間で見かけるようになってきた。土間で感じる春。そんな時候の挨拶はどうだろうか。
 どこかで生き延びていたのかい?とツッコミたくなるカメムシもそろそろ現れるだろう。やだなぁ~


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