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【地方移住】長野に移住して2年経ちました

 あっという間すぎて、目の前にあるものごとに目を向けるだけをしてきた2年間だった。

 2年経っても未来に対しての方向性やプランは家族全員宙ぶらりん。これからどんな方向を歩いていくのか見当もつかない。それでも目の前のものごとや子供の成長っぷりに一喜一憂しながら過ごしていくことはわかっている。

とりあえず移住直後には想像もしなかったけど現在はコレ、なこと。

  1. 地域の中学校が閉校になること
    びっくり度★★★★★

  2. 夫さんが農家になったこと
    びっくり度★★★☆☆

  3. 夫さんが鳥獣被害対策のために銃を持ったこと
    びっくり度★★★★☆

  4. 私がフリーランスになったこと
    びっくり度★★★☆☆

  5. 私が地域で広報仕事に就いたこと
    びっくり度★★★★☆

  6. お金は無いままなこと
    びっくり度★☆☆☆☆

  7. 子どもたちが大自然の中元気に育っていること
    びっくり度★☆☆☆☆

 まぁ子どもたちが元気に育っていてくれてうれしい、との一言に尽きるかもしれない。長女はとうとう来年から小学生だ。今いる地域の子どものなかで一番学校から遠い場所に住んでいるのでこれからどう登下校していくのかはちょっと気になるけれど不安、なんてほどではない。

 次女は元気いっぱいな2歳ちゃんなのでこのまますくすくおおきくなってくれればいい。

 私たち夫婦が働き方を東京にいるときから地球1周するくらい様変わりしたので(言い過ぎ?)、取り巻く環境が変わったのはもちろん、地域の方々との関わりも移住直後からゆっくり変化している。

 集落の方々とも大抵は顔見知りになったし、農家のおじいちゃんおばあちゃんとはどんどん仲良くなるばかり。夫さんは猟友会にも顔を知られるようになったし、私は意図せず保育園の保護者会長になってしまったので教育関係の話し合いなどに顔を出すようなった。
 
 今の広報という仕事柄、地域で商売している人たちともよく話すようになったし、ありがたいことにそこからフリーランスでのデザイン仕事も依頼がぽつぽつ来るようになっている。

 2年間の暮らしの中で家族でまいた種が、顔を出し始めたら思っていた芽が出なかったけどそのまま育ててみよう~と流れに乗ったら周りの人たちが今まで培っただろう知識や肥料を分けてくれ、もうすぐ花が咲きそうだけどどんな色で花びらで実がなるのかまだわかんない!みたいな状態だろうか。

 新しいことだらけで目まぐるしいけれど楽しい2年だった。もし地方移住に迷っている、誰も知り合いがいないところに引っ越す…なことに悩んでいる人がいたら私なら「予想以上の種、まけるよ」と、言葉を投げかけたいと思う。

最後まで読んで頂きありがとうございます。夫さんが思う存分農業が楽しめるように私も好きなことでサポートしていきたいと思っています。頂いたサポートは今後の活動に充てていきます!