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卒業論文

中間テストが終了して一息つく間も無く卒業論文についての活動が始まりました。台湾に正規留学して2年ちょっと。時が過ぎるのはとても早い。2年前は、入学したてなのに卒業論文のことも踏まえて考えておいてねと忠告を受けて、「もう考えないといけないの?!」と思っていました。先輩たちが卒業する前にみんながこぞってインスタのストーリー機能に載せる卒業論文提出の動画。私もあの動画取るのかな〜なんてぼんやり考えていたらもうでした。もうこの時期が来てしまったことに驚き。そして時の速さ速すぎ。

何について卒業論文を書こうかなと考えた時に、英文科なので「Literature」(文学など)か「Linguistic」(言語学など)かどちらかを選ばないといけませんでした。2年間ふたつの分野の授業をみっちり受けてきましたが、本当に教授に申し訳なるくらい言語学は受けつけなくて、、なので得意な文学を。文学と言っても小説について書いてもいいし、映画などでもいいし。範囲はとても広いのです。私は、映画大好きマンなので映画を選びました。映画と言っても原作の小説を映画化しているものもあります。どのような映画を選ぼう、、結構悩みました。

最初は、アニメ映画と人物映画の影響(感動などの心への働き)は同じか?というテーマを思いついたのですが、うーんなんか難しそう。なんか他にもありそう。それよりも自分の卒業論文が影響力をもつ物にしたい!と思い、
映画が社会現象や文化を反映しているものを選んでそれについて分析することにしました。
その時に選んだテーマがLGBTQ+。日本映画ってLGBTQ+系少ないのかなあと思いなんとなく検索するとやはり外国に比べて映画/ドキュメンタリー/ドラマなど少ないことを知りました。

調べていくうちに日本はやはり外国(他の先進国)に比べてLGBTQ+の教育が不足していることを学びました。海外では、小学生の頃から教科書にLGBTQ+についての掲載があり、生物学的観念や社会学、歴史など様々な分野から学ぶことができます。
しかし、日本では、義務教育の教科書に掲載はあるもののそこまで深掘りして教育はされていません。その理由の一つに教員のLGBTQ+の教養不足があります。その教養不足ってどこからくるんだろう。
ふとした疑問が日本文化に辿り着きました。

(ここからは私の考えです)

昔から、歌舞伎で男性が女性のような格好をし舞台に立つなど性に対して寛容な文化があるように思えます。しかし、現実になれば話は違うのです。オカマやオネエなどと言われるタレントが多くテレビに出演している頃から、異性が異性のようなふりをする/格好をすることはエンターテイメントとして扱われるようになったと考えます。そのため、現実にそのような人々がいると嘲笑するうような文化が発生してしまったように感じます。現に私の日本の友達は、私にゲイの友達がいると話すと結構驚きます。そしてその話を避けたがります。このような反応は、私がもし台湾(LGBTQ+にオープンな文化の国)に来ていなかったら同じ反応をしたと思います。私が台湾に来る前、LGBTQ+の友達は周りにいなかったのでもし周りにいたとしたらどのようにコミュニケーションを取ればいいのかわかりません。どんな反応をしてもダメなような気がするのです。
今はそんなことはありませんが、最初は慣れるのに時間がかかりました。
これも教育が足りてないのと日本文化の影響なのでは、、??

こんな考えを巡らせて私は卒業論文を書きます笑笑
まだまだ始まったばかりですが、一生に一度しかない卒業論文の記録をnoteに綴っていくのでまた時間があれば続きをみに来てください:)

「まずは指導教授探す!!!!!」

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