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僕は社会に何度でも戻っていく

不登校生活が終わって、10年程が経つ。
前にも書きましたが、本質的にはまだまだ不登校を脱してはいないので、今でも社会に戻るのが、いくらか臆病になってしまう。

僕は、分かりやすく不登校をしていたが、そう言う感情が誰にでもあるのは理解ができる。
ただ、僕達のような社会不適合な奴らは、どうしてもそこから抜け出せなくなり、不登校マインドが時々顔を出しては消え、消しては現れ、それをどうにかすり抜けようとしている。

いつ終わるかわからない人生だけれど、いつ始まるかわからない不登校マインドに、僕はなんて言葉を返そうか。
いつだって、誰だって持ち合わせている感情に、なんて名前をつけようか。

そんな風に考えながらも、僕はまた社会に戻っていく。

20200910

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