見出し画像

【クリティカルシンキング】凡人が天才を超越する方法

こんにちは、なおやです!
本記事では、凡人が天才を超えることができる唯一の力である、クリティカルシンキングについてご紹介します。

クリティカルシンキングとは?

クリティカルシンキングとは、簡単に言うと、「何か物事を鵜呑みにするのではなく、自分の頭の中で批判的に一回考えてみようよ」という思考法の一つです。
科学者が良く常識的に扱う考え方であると言われています。

基本的には物事を鵜呑みにしない方法なのですが、前提の把握から始まります。
例えば、「良い大学に入って優良な大企業に入るのが安定な人生につながる」という自分の価値観があるとします。
この前提を疑いましょう。
昔であれば、上記の考え方は通用したかもしれませんが、現代であれば、いつ大企業が潰れるか分からない時代になっています。
転職も当たり前になってきています。
となると、「良い大学に入って優良な大企業に入るのが安定な人生につながる」という前提が崩れますよね。
こういうふうに、前提を覆して新しい視点を手に入れることがクリティカルシンキングの第一歩になります。
決して、なんでもかんでも疑っていいわけではありません。
自分が何に囚われているのかを把握して、それを崩すことによって意図的に新しい物事の視点を作っていくのが正しいやり方になってます。
要は視点を変えていく能力ですね。
意図的に自分で視点を変えていき、無限の視点を持ち、無限の可能性を手に入れることで、天才を持つ視点を超えることができます。

■クリティカルシンキングの定義
思考や行動の根底にある前提条件を疑問に思い、クリティカル(批判的)な質問を自分に投げかけることで、異なる思考や行動を導く。

クリティカルシンキングの構成要素

✔1.前提条件の特定と疑問視
まず、前提条件を特定し疑問視しましょう。
その前提は、「正しいのか間違っているのか?」「必要なのか必要ではないのか?」「もっといい方法があるのかないのか?」
こういった思考をしていくと前提を覆すことができます。
例えば、「ネクタイを締めて、スーツを着て出社する意味は何?」と前提を疑います。
「それが社会人として当たり前だから」という理由は思考停止も甚だしいですね。
こういうものを一個一個の前提を特定して、それを疑問視する思考法を繰り返していくと、業界を脅かすビジネスが生まれるわけです。
ここで重要なのが、常に答えを導いた前提条件を考えることですね。
前提条件が不明瞭だと、疑う内容が分からないです。
前提を疑い、ずらすことによって、思考や行動が変化します。
そして、自分の可能性が多角的に把握できるようになります。

2.コンテキスト(文脈)の重要性の認識
要は、物事の状況によって変わる行動を認識することですね。
自分の持っている考え方や自分の取ろうとしている解決策が、周りの状況や環境にどれくらい依存しているのかっていうことを考えましょう。
そして、自分を取り巻く影響や環境を変えたりなくしたりしたら、自分の取るべき行動や考えが変わるのかということを考えましょう。

3.代替の選択肢の探求
他の選択肢の存在を認識し、常に3つ以上の選択肢を作っておきましょう。

選択肢を1つに絞ってしまうと、それが潰えたときに取り返しがつかなくなります。
要はリスクヘッジのためですね。

4.思慮深い懐疑的な態度
たくさんの試行錯誤をし、ドライに結果と向き合いましょう。

用心深く、自分の行動に正解を求めずに常に批判的かつ客観的な思考を持って行動を決めることが大切です。
常に自分に疑問を投げかけましょう。
「これって本当に正しいのか?」、「もっといい方法はないのか?」と好奇心をくすぐる質問を、自分が考えた前提やコンテキストや代替選択肢に投げかけましょう。

クリティカルシンキングのトレーニング方法
毎日30分間、自分の思考や行動を疑ってみましょう。
ここで重要なマインドは自己嫌悪はしないことですね。
新しい視点を見つけるゲームと捉えましょう。
ここで、決して答えにたどり着こうと思わないでください。
複数の視点が手に入ることを目標にしてください。

正しいクリティカルシンカーの特徴

クリティカルシンキングができる人のことを「クリティカルシンカー」と言いますが、このクリティカルシンカーの特徴について5点挙げます。

1.問題解決にあたり、標準化されたフォーマットを使用しない
新しい問題を解決するためには、常に新しいフォーマットを試していくべきです。
新しい活路を見出すために、クリティカルシンキングを駆使して、今までの思い込みや習慣的な行動を断ち切ることが重要になります。
作業に関しては習慣化してもいいのですが、思考に関してはクリティカルシンキングを採用した方がいいですね。

2.問題について、幅広い関連分野に興味を持つ
大抵の場合、問題解決が上手く行かない場合、知識の幅が足りないからです。
「深さ」ではなく、「幅」ですね。
なので、今まで取り組んでこなかった分野に挑戦したり、異なるジャンルの本を読んだりしましょう。

3.問題について複数の視点を持つ
アクションプランとして、自分の中に多重人格を作りましょう。
懐疑的な自分、楽観的な自分、悲観的な自分、リスクを取る自分、感情的な自分、臆病な自分とか、何でもいいので、自分の中に最低3つのインターパーソナリティを作り、1人会議をしましょう。
おすすめは、「ポジティブな自分」、「ネガティブな自分」、「中立な自分」の3種類です。
実際に1人で喋りながらやりましょう。

4.問題について、トライアンドエラーをする姿勢で取り組む
最終的には、全てのことを試さないと分からないということを心得てください。
信じて疑わず、ただ試して確かめることが基本となります。
たくさん試行錯誤しましょう。
しかし、ただ試すだけでは意味がなくて、客観的に見るための測定手法を作っておくことが重要になります。

5.自分の判断に自信を持つ
「自分の判断に自信を持つ」というよりも、「自分の判断に自信を持てるようになるまで、あらゆる前提や解決策や選択肢や視点を検討する」ということです。
要は思考し続けろということですね。

以上、クリティカルシンキングのガイドラインについてざっくりとご紹介させていただきました。
クリティカルシンキングはビジネスや人間関係にも応用できる思考法です。
「自分のことを信じるのではなく、自分のしてきたことを信じよう」という僕の大好きな言葉を肝に銘じて、僕も早く身につけることができるようにベストを尽くします!
みなさんもぜひ身につけてみてください。

以上です。バイバイ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?