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どこまで行くのか進むのか/第20回ディスラプティブ・イノベーション研究会

今回の収録動画を通しても、「自分だったらどう感じるかな、考えるかな、どう行動するかな」とご視聴くださる皆さんからも私たちとその場にご一緒いただいているような感覚で、日常や未来を想う気づきや行動へのささやかなきっかけ、ワクワク感につながると嬉しいです。

【前半】
 ・わたしの小さな感動シェア
 ・ディスラプティブ・イノベーション事例紹介

【後半】
 ・オンライン読書会
  書籍「2060 未来創造の白地図 ~人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる」第5章:医療・ヘルスケアの未来

ディスラプティブ・イノベーション研究会とは

これまで2年間のブロックチェーン研究会(*)から一歩進め、2020年9月よりディスラプティブ・イノベーションと範囲を広げて探究を深めています。どんな未来を描き、今とこれからをどのように生きてみたいか、発想や行動していくきっかけとなる時間を共有しています。

(*)シェアしながら学び合うブロックチェーン研究会(2018年6月〜2020年8月まで毎月開催)では、ブロックチェーンを1つのディスラプティブ・イノベーション(Disruptive Innovation/分岐的イノベーション)として探究してきました。 私たちは、Disruptive innovationを破壊的イノベーションではなく、分岐的イノベーションという表現を使っています。

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藤原直哉より

“子供だけいけないよと言ったってダメですよね”

“子供がやるまで大人が取り組まなかったことが問題ですよね”

“発明っていいですよね。文句を言う人は何をやっても言いますからね”

“(薪背負っての)二宮尊徳の姿に学べは、完全に時代錯誤ですよね”

“子供だから鍛えろって、じゃあ年寄りはどうするんだと。年寄りに階段を上がれとやっているんですかという話でしょう”

“どうするかはともかく、計測することは十分できるので、どんな因子が関係しているか研究が進めば進むほど、測れるものが増えていきますからね。腸に焦点が当たって、いろいろ測り始めることは良いことだと思いますね”

“機械との付き合い方もね、機械の原理がわかっていないと、ちょと振り回されますのでね”

“センサーの技術は、診断と状況を知るまでの話ですから、治療は別話になりますよね”

“測定とその後どうするかは、分けて考えるといいと思うんですよね”

経済アナリスト・藤原直哉

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【第20回 前半1】 わたしの小さな感動シェア

気づきは誰でもできることだけど、言われて始めて気がつくこと。意外な盲点の発見から、いろいろな疑問を持ってみようと第9回から「わたしの小さな違和感シェア」を毎月共有してきました。

「どう思う?」の違和感から少し視点を変えて、昨秋からは感動をシェアしてみることにしました。(もしかすると、感動の前に、実は違和感から気づいたことが感動につながることもあるかもしれない!?)私たちが暮らしの中で感じるちょっとした感動を毎月共有してみることで、また新たな展開へつながるかなと思っています。

・共同書店「パサージュ」_自前の本屋を持つというコンセプト
・区画(1箱)を借りる本屋さん
・マンモス図書館からの変化
・本の流通の変化とアナログの新しい業態
・日本発のNFTを使ったRPGの魅力と今後_従来のゲームとの違い
・疑問もありつつ愉しみありつつ
・始まっている新たなゲームの世界
・お金が重要視されている世界への疑問視
・ランドセルリメイク

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【第20回 前半2】 ディスラプティブ・イノベーション事例紹介

樋口からの紹介・藤原の解説・参加メンバーの皆さんからのコメント

・そもそも置き勉はなぜダメなのか
・いつになったら教科書がデジタル化されるのか
・今の子供たちの頼もしさに安心
・今の大人は大丈夫なのか
・中学生の教科書も分厚い
・大人の揚げ足取り
・子供たちのたくましさとすてきな行動
・大人のコメントの大人気なさ
・固定概念と頭の固さ
・ランドセルの想い出と体験者は語る
・二宮尊徳の格好と子供の在り方
・現実的な意味なし
・ころがしても背負っても自由でいいじゃん
・大学生のコメントのとおり
・子供たちの想いに変なかたちで大人が乗っかることは避けたい
・教科書のデジタル化
・くたびれるだけのパワハラ躾

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【第20回 後半】 オンライン読書会

気になる書籍を一人で読み深める学びと愉しさ(ときには、なかなか難しく)とともに、毎月1回みんなで共有し合うことで、学びと愉しさの裾野を広げてみることを継続中です。

奇数月の収録では「現代語訳 論語と算盤(ちくま新書20140110)」、偶数月は「2060 未来創造の白地図 ~人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる(技術評論社20200311)」を読み深めています。

お互い事前に読んで感じたことや印象に残ったこと、疑問に思ったこと、気になったことなど聴き語り合いながら、より身近なところから引き続きディスラプティブ・イノベーションについての探究を深め、実生活への発想と行動に活かす機会としています。

2060 未来創造の白地図 ~人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる(技術評論社20200311)の読み深め

【今回の特集】
第五章 医療・ヘルスケアの未来

・デジタルヘルスと未病時代
・エクソソーム_細胞外小胞
・尿検査による早期癌診断
・センサー技術のすごさ
・マイクロバイオーム_腸内細菌叢
・体内と体外の境目にある腸の大事さ
・全身の健康と寿命と関係ある腸
・神秘な話
・日本人の腸内細菌叢の解明と別人種での再現
・苔と同じで枯れる?!
・胃酸が強いことと健康に対するこれまでの世界の常識
・ワニとかヘビとかの胃腸
・大きな価値観の変化
・再生医療と幹細胞
・Muse細胞
・培養上清
・3Dプリンタで細胞から血管を
・遺伝子は情報_使い方の難しさ
・線と面と立体と
・ナノのよくわらかないところ_普通の機械と違うところ
・どこまで行くのか進むのか
・産業として医療ヘルスケア_基幹産業になるのでは
・人間の健康に関わる分野_成長産業
・西洋の知識と東洋精神世界とのつながりと新しい可能性
・時間軸_そこまで遠い将来ではなく飛躍していくこと
・個人個人の身体の特性
・自分の感覚とデータとのバランス
・街全体のセンシングの良さと不安
・技術発展の期待と不安
・早期発見が良いのかどうか
・ガンもどき
・臓器移植と保険
・未病の考え方と保険
・心臓よりも肝腎要
・人間の生き死にの問題
・バグったときにどうなるか
・ボトムアップの動き
・ハイテンションでの研究環境
・アナログデジタルのどちらでも居場所
・それぞれ良いところを活かす
・面白い時代に応用を

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動画販売

第20回ディスラプティブ・イノベーション研究会の動画は、下記よりご視聴いただけます。

【前半】
 わたしの小さな感動シェア(21:29)
 ディスラプティブ・イノベーション事例紹介(44:23)

【後半】
 オンライン読書会
 書籍「2060 未来創造の白地図 ~人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる」第五章の読み深め(01:22:59)

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