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最近読んだぼくの10冊

思考系

1,RANGE(レンジ)知識の「幅」が最強の武器になる

これまで読んできた本の中でもトップクラスで良かった一冊。
従来の考え方として、何かしらに特化した経験を持ってたり知見を持っている人が重宝される傾向にあったが、これからの時代は何でもできる人(ジェネラリスト)が重宝される時代になる。

知識の深さではなく幅が重要になる
、というタイトル通りだが、まさに本書の一番伝えたいメッセージだと思う。

2,Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

今日では日本の企業だけでも300万社が存在する。企業による違いは企業規模、事業内容やビジョンなど様々な要素があるが、絶対に変わらないもの。それが「企業文化」。
企業文化とは、経営理念や行動規範などから意識的に作られるものであり、価値観に近い。

例えば、「丁寧さ」より「スピード」を重視する企業文化なのか、「結果」より「過程」を重視する企業文化なのか組織によって違います。
素晴らしい企業文化であっても偉大なプロダクトは作れない。

このように本書では言われてるが、必ずしも「企業文化」が全てではない。
ただ、企業を構成する様々な要素の中で「企業文化」こそ最も重要な差別化要素になりえると思います。

3,全米ナンバーワンビジネススクールで教える起業家の思考と実践術―あなたも世界を変える起業家になる

最近読んだ本の中で、ここまで次が気になる本はなかった。
フィクションだが、ストーリーを通してよりリアルなビジネスの考え方を教えてくれる。

起業を成功に導くために必要なのは、「行動ありき」「失敗ありき」「人を巻き込む」の三原則をひたすら繰り返すことを説いているが、まさにストーリーの中で体現されている。

・これから何かをしたい
・独立をしてみたいけど、一歩を踏み出せない

そんな人の後押しをしてくれる一冊。

4,嫌われる勇気

言わずと知れたベストセラー自己啓発書。アドラーの心理学。

「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」

と断言している。
哲学者と青年の対話形式で展開されているのが、とても読みやすかった。
対人関係に悩む全ての人に読んでもらいたい。

自伝系

5,こんな僕でも社長になれた

10年以上前の本だが、良かった。家入さんの経歴は知ってたが、その中でも「ロリポップ」のサービスを立ち上げた時の話がジーンときた。
絶対に諦めない信念とそれを支える仲間。どんな人でも読んだら勇気と感動を与えてくれる一冊。

6,渋谷ではたらく社長の告白

今でこそメガベンチャーと言われているサイバーエージェントですがそれまでは苦悩の連続。
株式会社インテリジェンス(現 パーソルキャリア株式会社)での圧倒的な成果が認められ、信頼を勝ち得る。そして独立。

一見、絵に描いたようなサクセスストーリーだが、まさに努力の人というのが垣間見れる。
創業時のスタートアップはまさにこんな感じ、と聞くが本当のところが気になる。

7,不格好経営

株式会社DeNAの創業者である南場さんの著書。組織マネジメントを学びたいなら確実に参考になると思う。

ここまで現場と近い上場企業の経営者は居ないのではないか、と思えるぐらい一緒に働く人との距離感が近いことが、伝わってくる。

8,ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある

お笑い芸人として大成功を収めた西野さんがなぜ絵本作家になろうとしたかがこの本で書かれている。これだけ成功したのになぜお笑い芸人をやめてまで絵本作家になろうとした時、どれだけ批判されバッシングを受けたか。

”未来は信じ続けた夢でできている”
これが痛いほど伝わってくる。

キャリア系

9,科学的な適職

好きを仕事にしたり給料の高さを転職の軸に選んだり、自分の強みや適性、これから伸びる業界だからと選ぶのは科学的には間違いだと本書では書かれている。

重要なのは、様々な情報の中から取捨選択をして総合的に選択すること。
何が重要な軸かはキャリアの中で決めておくべきだろう。

とっておきの一冊

Numbers Don't Lie: 世界のリアルは「数字」でつかめ!

FACTFULNESSに続く超良書。ちなみにこちらはnoteでレビューを書いています。

真偽や詳細を調べずに、情報をなんとなく鵜呑みにしてしまうことは、だれしもあるでしょう。
SNSで見たことや著名人が発信したことをそのまま鵜呑みにしてはいけない。
信じるべきものは数字に裏付けがあり、科学的に証明されたもの。


2021年に入って、読書のペースが去年よりかなり伸びている。去年までは1ヶ月に2冊ぐらいがいいペースだったが、ここ最近は倍ぐらいのペースに。
多読が良いわけでは決してないと思ってるが、読書量は知識に必ず比例すると思っている。いかに限られた時間で良書に出会えるか。


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