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【by them更新のあとがき】君の胃袋を掴みたい

日々の暮らしの中で、シロさんとケンジはお互いに何かあっても食卓を囲む。
先月公開になった劇場版「きのう何食べた?」の鑑賞レポート。


こんにちは、椎名です。
今回書かせていただいた記事は、劇場版「きのう何食べた?」の鑑賞レポートです!

泣いて笑って考えさせられて…映画『きのう何食べた?』をLGBTQ当事者がレビュー

もう鑑賞した方も多いのではないでしょうか。
僕はふたりのあまりの幸せオーラに感極まって、冒頭の京都旅行から涙が止まらなくなってしまいました。日常が惚気すぎる。(惚気大好きなんです)
ドラマ同様彼らふたりを取り巻くあれやこれ。ドラマ版からの地続きの時間軸であることを感じられるエピソード内の描写や演出に、何度グッと来てしまったことか。
上り坂も下り坂もあるふたり暮らしやそれぞれの仕事場での出来事と、要所要所に登場するお料理やそれにまつわるエピソードのひとつひとつ、すべてが尊くて尊くて……
「尊い」という一言以外の語彙力が大爆散した2時間の感想を、この記事に目一杯詰め込ませていただきました。

当事者として、今回も同性カップルあるある(主に実家、親関連)にはもちろん共感するところも多い。彼女とふたり暮らしをしている同棲カップルとしても、キュンとしたりしてとにかく感情が忙しかった笑

内容は正直ネタバレなので、すでに観られた方やネタバレOKな方にはぜひ読んでいただければと思います。
そして語り合いたいです!




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「何食べ」を観ると、ご飯をちゃんとつくりたくなる。
正直言って料理は得意ではないし凝ったものは作れませんが、作ること自体は割と好きな方です。家事としても炊事は苦にならない部類に入ります。なので一緒に暮らす彼女には、上京してすぐのひとり暮らしをしていた頃から度々手料理を食べてもらっています。2015年、一緒に暮らしはじめてからはもちろん。

仕事が繁忙期になると帰りが遅くなったり、土日も休養に充ててしまったりと“ちゃんと”料理するのは簡単ではありません。それなのにそんな時に限ってつくりたくなるのだから困りものです。
そんな時に決まってつくるのがカレーでした。これは一人暮らしの頃からで、忙しい時期の休日につくっていました。
理由は簡単で、玉ねぎを長時間集中して炒めることでちょっとした現実逃避というか。「何も考えない」時間はリラックスできるし、その時間で美味しいカレーが出来上がるのだからとても有意義な気がしています。

玉ねぎはフライパンでじっくりにしつつ、玉ねぎ自体にバター、にんにく、生姜で味をつけて玉ねぎ自体をカレーの調味料にするのがこだわりです。ニンジン、ジャガイモは別鍋で揚げ焼きにして、そこに炒めた玉ねぎとトマト缶と、トマト缶一杯分の水、調理酒で柔らかくしたお肉を加えてじっくりコトコト。灰汁を丁寧にとったらルーを入れて完成。

彼女も僕のカレーは毎回喜んでくれているので、数少ない得意料理かもしれません。
もうひとつの得意料理は卵焼きなんですけどね。味付けはめんつゆで、マヨネーズか牛乳を入れて火力強めでサッと焼くことでふわふわに焼き上げるのが好きです。
卵焼き用ではなく普通の直径20㎝フライパンで焼くのもポイント……というか卵焼きしか使わないフライパンを買うのが面倒なだけなんですが笑

簡単でも作った感があるって大切ですよね。ちゃんと料理した気になります。

簡単なものでも、彼女が美味しいと食べてくれるのも大きいというのもあったり。
SNSなどで見つけたレシピを試す時、やっぱり彼女に喜んで欲しくて。
カレー、卵焼きは彼女にとってのツートップらしくなかなか超えられないので今後はそのツートップ超えを目指しています。

では。


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