何度目かのバレンタイン #あなたに出会えてよかった
嫁さんからのバレンタイン。実は水曜日にフライングでもらっていて(嫁さんが休日だったためこの日に作ってくれた)今年は手作りでした。
じゃーん!!!!
袋からかわいい!
なんだろ〜💕
しっかり目のチョコケーキの中には僕が好きなクルミ。トッピングは彼女が好きで、僕も好きなたべっ子どうぶつ。
好きなもの同士の組み合わせで、食感も楽しくてすごくうれしかった!
しかし嫁さんは当日にもプレゼントを…?
日本に実店舗がないだかで、毎年チョコレートのイベントで購入していた、デジレーのチョコ。お気に入りのメーカーだけど、今年はタイミングが合わなくてイベントに行けずで買えてなかったのはあるけど。
「なんで?水曜にくれたじゃない。」
「あれではさすがにショボいかなと思って…」
そのショボいのにめちゃくちゃ喜んだぞ僕は。
「いや、美味しかったよ。わざわざ買わなくても十分もらったよ。」
するとリビングのドアに隠れ始めて。
「今日、百貨店に行く予定があったから…今年食べてないし…」
おや?
「私もちょっと食べたいなって…」
「よし二人で食べよう」
可愛すぎか。
愛しすぎか。
こんな風にバレンタインを過ごすのは何度目だろう。
僕と彼女の体の性は女性。彼女は僕以外には異性愛者、ノンケだ。僕は心の性を定めていない。一番近い表現だとXジェンダー。
はじまりは学校の同級生。はじめて付き合ったのが17年前で、何度か別れてやり直してを繰り返して、4年前から同棲、3年前にフォトウェディングを挙げた。
女性同士だからバレンタインを贈りあうのは何の抵抗もなくて。友チョコの延長のような部分もあるような気もする。贈りあわずに百貨店のバレンタインイベントでしこたま良い値段のチョコレートを買い込んでお茶会にした年もあった。
先日ふと彼女が「私がもっと素直でノリのいい子だったら、あなたはもっと幸せだったんだろうな。本当はもっとあなたを幸せにできたのに」と言った。
全く持ってそんなことはなくて、こうして何度も楽しくバレンタインを過ごせたのは彼女だったからだと思うんです。
確かに彼女は意外とクールな面があって。ビジネススマイルは絶対に崩さない分、僕の前では至って穏やかだ。僕の前では嫌なことも嫌というし、やりたくないこともやりたくないと言う。そこが彼女の言う「ノリがよくない」部分だと思う。あと民法よりもNHKの番組が好きだったり、ドラマよりもニュースの方が好きとか。
「素直じゃない」はよくわからない。僕の前での振る舞いが素直でないのなら仕事中の彼女はどうなってしまうのか。僕は彼女が彼女自身の気持ちに素直であればいいと思う。抱きしめてほしい時も、腕枕が欲しい時も言葉にして意思表示をするので、「素直ではない」なんて思ったことがない。
むしろ僕以外は異性愛者の彼女が何年も、何度も僕を選んでくれたことが嬉しい。それだけで僕は十分幸せにしてもらっている。
僕の性格が猪突猛進過ぎるというか。良くも悪くも何でも手を出したりしてしまうところがあるので、ストッパー役になっていることが多くて。愚痴を吐いても僕に非がある時や、勘違いをしてしまっていそうな事はそう言ってくれる。
好きなものも音楽やゲームは共通しているけれど、芸能ニュースやコスメ、ファッションや流行りは彼女の方が詳しくて、映画や漫画とか歴史とか雑学的なことは僕の方が得意だ。彼女を通して知る世界も多くて。単にノリの良さで得られる“楽しさ”とはまた違う楽しさがそこにはある。
彼女に出会わなければ、知らなかったものもたくさんある。
性格も違っていたかもしれない。
長く一緒に居過ぎたせいか、僕を構成するものの根底近くに彼女は確実にいて。恋愛という点だけではなく、もっと本質的な意味で彼女は僕の一部でもある。
(そんな僕の一部は今隣でポケモン盾にいそしんでいますが)
来年も再来年も、ずっと先までバレンタインもそのほかのイベントも彼女となら楽しく過ごせる。
そう思える君に出会えてよかった。
デジレーとても美味しいです💕
これからもよろしくね。
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