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同人活動をはじめて四年が過ぎようとしている。

子どもの頃から空想が好きだった。ひとりっ子ではなかった。

創作をはじめたのはいつからか覚えていない。
よくある話だと思うが、親に下手だからやめろと言われるとか、これまた親に覗き見られて笑われるとか、そういうことが続いて書くのをやめてしまった。

同級生には人気があった記憶がある。
大学ノートを90度回転させ、縦書き仕様にしてそこに拙いオリジナル小説を書いていた。小学生高学年の頃だったと思う。できあがると休み時間ごとに順番で女の子達が回し読みしていた。純粋に喜んで読んでくれていたと思う。男子にばれるとからかわれるので全力でそのノートを守ってくれていた。

けれどその甲斐虚しくストーリーは未完に終わった。親にからかわれることに耐えられなかった。

そんな当時の子どもは、大人になり、これまでに5冊の個人誌と1冊のアンソロジーを発行した。

あの頃からもう何年経ったかもわからない。けれど当時の創作熱は気の迷いではなかった。そういう意味で、今とても幸せな環境にいると思う。大変だけど。

ちなみに初めて書いたBL二次創作本は2022年に発行した。在庫ですか? もちろんあります。いーっぱい。


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