同人活動をはじめて四年が過ぎようとしている。
子どもの頃から空想が好きだった。ひとりっ子ではなかった。
創作をはじめたのはいつからか覚えていない。
よくある話だと思うが、親に下手だからやめろと言われるとか、これまた親に覗き見られて笑われるとか、そういうことが続いて書くのをやめてしまった。
同級生には人気があった記憶がある。
大学ノートを90度回転させ、縦書き仕様にしてそこに拙いオリジナル小説を書いていた。小学生高学年の頃だったと思う。できあがると休み時間ごとに順番で女の子達が回し読みしていた。純粋に喜んで読んでくれて