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猫 食道チューブ給餌の作り方


うちの猫ちゃんは、4か月前に舌の奥裏に悪性腫瘍が見つかりこのままでは
食事が自分で食べることが不可能になるということで、食道にチューブを通す手術をしました。猫にできる腫瘍はほとんどが悪性だそうです。。。

そんな、食道チューブ給餌の作り方&与え方についてまとめました。

この食道チューブ給餌の方法は、獣医さんにレクチャーしてもらった方法を我が家風にアレンジしている部分がありますので参考までに

今回ご紹介するのはあくまでもうちの猫ちゃん3キロ老猫の場合ですので分量は獣医さんの指示に従ってください!
うちの猫ちゃんは、食道チューブ手術前は口から食事が食べられなくなり体重が減ってしまっていました。見るからにガリガリに。。。
ですが食道チューブ手術後、体重が増え平均的な体重へ回復しました!
獣医さんに食道チューブ手術を進められた当初は、手術に抵抗がありました。手術傷から感染症になったり、体に穴が開くことによって食事をとれるだけで、体は動けなくなってしまうのではないかという不安からでした。

手術した結果、元気に回復してくれたので手術をしてよかったと思っています。餓死が一番残酷ですものね。。。。
今でも口から物を欲しがっている時もあります。チュールくれと言わんばかりに餌置き場でにゃーにゃ―鳴いてアピールしてきます。
初めは、食べられるときはチュールをあげてたのですが、日に日に舌が肥大化してきて口からはみ出てきてしまったので今は何も口から食べられません。水も飲めません。(舌が動かないので)

獣医さんに相談したところ、スープ等だったら流し込んであげられるかもしれないと教えていただいたので煮干しのお湯だし汁を口に流し込んであげたりもしたのですがやはり、舌がないと飲めませんね。。。苦

長くなってしまいましたが、以下に食道チューブ給餌の作り方&与え方を紹介します!☆


用意するもの(1日3食分作る場合)

・キャットフード(カリカリ) 60g(1食20g×3)
・水(一応うちでは一度お湯で沸騰させたもの)適量(1食大さじ4×3)
・ふるい&ヘラ
・お皿2枚
・保存パック(100円ショップに売っている人間の子供の離乳食用のパックがちょうどいいです)

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手順

①カリカリ60gに対し水120㎖をミキサーで混ぜる

②ふるいで漉す

③うちでは離乳食の保存容器で冷蔵庫で保管しています。

以上です。
意外に簡単なのです。


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薬は以下三種類を服用中

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給餌方法

①先ほど作ったチューブから通す餌を水15mlでゆるくします。

②薬を細かく砕き交ぜる。

③専用の注射器に入れる

④チューブから猫ちゃんの食道にダイレクトに入れる

⑤最後に、チューブの中をきれいにするために水を流し込み洗浄
※チューブの中は常に清潔に保つ

!これを大体8時間おきに行います!

実際に注入している様子↓

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元気な時はすごく動くので猫草に夢中になっている間に入れます。(笑)
注入するときに、空気が入ってしまうのでそれで気持ち悪くなってしまい嘔吐してしまう猫ちゃんもいるようなのですが、うちの子はあまり気にならないみたいで助かっています


以上猫の食道チューブ給餌の作り方&与え方でした!
この記事が、誰かの不安の解消にお役に立てれば幸いです(/・ω・)/