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【てんかん日記】40をこえてからの発作

てんかん発作は小学6年つまり12才からの付き合いだ。
意識がなくなり、筋肉が固まり、痙攣を起こす。
その後、脳から一気に電気が走り体が耐えれなくなり、吐き気をもよおす。
大抵の場合、救急車の中か病院でもどしている時に意識が戻る。
本人的には一番最悪だ。気持ち悪く、しんどい。
しかも状況が全く理解出来ない。
今まで、見ていた環境がガラッと変わって、病院や救急車にワープするのだ。しかもオエオエしながら。

大人になり、発作の回数がほとんど無くなった。
要因はいくつか考えられた。
学生の頃、年一回倒れていた。それは薬をほとんど飲んでいなかったからだ。なぜならば、病院に行くお金がなかったのと薬代がなかったこと、それと薬ばかり飲んでいるとそのうちヤク中になると勝手に勘違いしていたのがそもそもの間違いだった。

社会人になり結婚をして、これではいかんと気持ちを入れ替え、病院へ行くようになり薬ものみ安定した日を過ごしていていたが、やはりこの病気はほっといてはくれなかった。

大好きなサッカー中、記憶を飛ばしてくれた。
数年後、嫁の実家でも倒れてしまった。

そしてここ数日前仕事場で、また数日前にサッカーの試合中にと連続で倒れてしまった。

思い当たる節はストレスだろう。
仕事での過剰なプレッシャー。いついつまでに〇〇をやらなければならないと自分自身で追い込み、耐えきれず倒れて、サッカーでは新チームでの初試合。
皆の足を引っ張ってはいけないという、これまた身勝手なプレッシャーを自分自身にかけ倒れてしまい、皆さんに迷惑をかける。

仕事でも試合でもなんとなく、「あれ?なんかやばいかも。」といった違和感は正直あった。

ただ、倒れるほどではないのかなとたかをくくっていたのも事実。
その結果が今回の惨劇につながった。

てんかん持ちの方なら理解していただけるだろうが、未然に防ごうと思って簡単に防げるものではない。
結果、痙攣をおこし、記憶を失い、周囲の皆さんに迷惑をかけることか出来ない。そんな病気なのだ。
40歳越え、もうこの病気は治らないと宣告させた。
付き合っていくしかない。
予防策は、暴飲暴食をさけ、睡眠不足を控え、ストレスをためないこと。この現代社会に生きていて、人と接する中でストレスをためるな、感じるなは残酷だ。
ただそれしか今できることがないのだ。

私が今出来ることは、どんなことが起きてもストレスと感じずおおらかに過ごす鍛錬をすることである。

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