人は意識を変えることはできない

仕事で失敗をした。次からは絶対に失敗しないように意識して気をつけていた。
数日後、また同じ失敗してしまった。

必ず役立つと思い、英語学習の本を購入!
読んで勉強しようと意識改革し、読み始めた。
数ヶ月し、その本は本棚に置かれた状態になっていた。

筋トレしようと、夕食前に腕立て伏せと腹筋をするようにした。
数ヶ月後、いつものぽっこりお腹と細々とした腕が鏡には写っている。

☆☆☆

今日から頑張って変わろう!
意識して変わろう!

結論!
これは無理ですね!

人の意識はものすごく弱いです。
豆腐ぐらい柔らかいですね。

最近読み始めた「夢をかなえるゾウ」にその一節がありました。

『人間の意識は弱い』
『だけど人間は自分の意識を変えようとする』
何故か?

楽だから!

その場で『今日から変わるんだ』と決めて、頑張る未来を想像する。
想像して変わっている自分を見るのは楽だ。
しかし、実際に動いているかというと動かていない!
言い方を変えれば

逃げだ!
意識を変えようとするのは逃げだ!

☆☆☆

この一節を読み進めた時に、胸に刺さるものがあった。

今まで続かなかった原因は、未来の自分に期待し、楽な道をその時に選択し満足したに過ぎないからだと。

人の意識は本当に弱い。

改善するには環境を変えないと変わらない。
そのために、会社ではミス防止の仕組み・システムづくりをしたり、英語を身につけるための英会話スクールがあったり、体を鍛えるためのトレーニングルームがあったりする。

人は環境に適応してしまう。

逆に環境を変えてしまえば、思っていた自分になれるのかもしれない。

否、なれる。

英語を話したければ、アメリカへ一年二年住めばいい。嫌でも話さないと生活できない環境だ。

会社でミスをしないようにするためには、
ミスをする工程すら無くしてしまえばいい。

発想の転換!
後はこれを行動するかしないか!

変化したいのならば、意識を変えようとするのではなく、行動・環境を変えるのだ!



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