スクールカウンセラーに話を聞いてもらった話

最近、悩むことが多くなり、自分でもいっぱいいっぱいになっているなあと
思っていました。

だから、どうすれば良いかもよくわからず、
定期的な通院と服薬をなんとなく続けている感じでした。

気分の浮き沈みや頭痛など、
「なんでそうなるの？」の原因もよくわからず、
モヤっとした不調のまま、日々を過ごしていました。

自分の家族や子どものことを考えると、
落ち込んでしまったり、悩みのドツボに入ってしまい
感情のジェットコースターで疲弊する毎日。

その日はたまたま、落ち込みや不安の感情が強く、
トイレで落ち着かせながら、勤務していました。

職場に、スクールカウンセラーさんがきている事は知っていましたが、
事前に予約をしなければならないとか、
話をしたことを管理職に報告しているのを見ると、
今までカウンセラー室に立ち寄るのも躊躇していました。

しかし、その日は、一人になると涙が出るとか
自分でも「ちょっとおかしいなあ」と思うことがあり、
ダメもとで、「どうぞお入りください」のカードが出ている相談室へ行ってみました。

最初は、病気のことについて聞いてみたいという理由で入ってみたのですが、
そこから３０分くらいだったと思います。
面談を受けて、
今一番心配している子どものことを、症状や様子も踏まえて、お話を聞いてもらうことができました。

「病院に行っても、話は聞いてもらえないんですよね。」
と言うと、

「そうなんです。医者と僕らは、役割が違うので。」

なるほど。そうだったんだ。

話をすると、泣いてしまうので、
みっともなさを隠すために、午後はメガネをかけていたのですが、
気持ち的には、ちょっと楽になったような気がしました。

スクールカウンセラーって、生徒や保護者のために来校していると思っていたのですが、はたらく私達がお世話になっても良いものなのでしょうか？

カウンセラーの先生は、
「またいつでも来てください」と言ってくださいましたけれど
なんだか、いいのかなあ・・・・と迷ってしまいます。

その後、心理カウンセリングについて調べてみましたが、
保険適用がされないので、結構お金がかかるのですね。

職員を対象とした電話相談や、LINE相談窓口の案内は
よく配布されるのですが、正直あまり利用したくないと思ってしまいます。

だからと言って、どこに相談すれば良いのか、話を聞いてもらえば良いのか、
よくわかりません。

メンタルクリニックに通院しているだけで、良くなるのだろうか？
現状維持されているだけでも良しとするのか、どうなのか。

お話を聞いてもらってから、
少しではありますが、心の重たい感じは楽になった気もします。

自分自身の心に、
「聞いてもらうこと」が、とても必要なのは、わかっています。

でも、心理カウンセリングの敷居は、
私にとっては、
まだ高いままなのです。