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Appleのモノづくりの凄さ ーM1チップ開発ー

 もう少しでWWDC (世界開発者会議)が迫ってきており、どんな機能が追加されるのか、または新製品の発表はあるのか色んな考察・予想がされています。今回WWDCが開かれるのにあたって、去年のWWDCや2020年6月のWWDC、11月のイベントを見直してみました。Appleシリコンの登場である、M1チップとその後継M2チップについてです。
 今回は、M1チップの登場について感じたことや、今年のWWDCのちょっとした個人的予想などを話してみようと思います。

1.Macへの専用チップの登場

 M1チップが初めて登場したのは、2020年のWWDCです。それは「歴史的な転換点」でした。今までのintel製チップからApple独自のチップに切り替えたのです。しかしただ変わっただけではありません。今までiPhoneやiPad、Apple Watchでの開発技術の結晶が全て詰まったものでした。
 「消費電力を抑えつつパフォーマンスを最大限に上げる」
 これを目標にiPhoneのチップは日々改善され、CPU性能はみるみる成長、iPadには専用のチップが搭載され、更にGPUとメモリサブシステムを増大し、グラフィック性能もみるみる成長していきました。
 こうして2010年から10年の技術が結集して「M1チップ」の登場に繋がったのです。Appleシリコンとソフトウェアが融合して登場したのが、M1チップ搭載のMacBook Air /Proでした。このようにハードウェアを最高級に仕上げつつ、ソフトウェアも一緒に作り上げることで性能の安定性に繋げているのは本当に凄いと思います。

2.WWDCはどうなる?

 では今年のWWDCはどんな発表があるのでしょうか?個人的な予想を話してみようと思います。
発表して直後に販売開始されるのは15インチMacBook Air、
新OS、「xrOS」の説明
直後にVRヘッドセットの発表(販売は秋?)
「M3チップ」の発表
だと予想しています。中でもVRヘッドセットと、「xrOS」の発表は楽しみで期待して待っています。Appleがどんな方向でVRの世界を切り開くか楽しみです。
 OSの新機能ではIOSでロック画面のカスタマイズがもっとできるみたいなので、実装されるか期待大です。

3.最後に

 M1チップが、MacにApple独自のチップを搭載しようという目標の結晶だったように、今後Appleはまた新たな目標に向かって何か開発を進めているかもしれません。どの方向に舵を切っていくのかWWDCや9月のイベントも楽しみに待ってみたいと思います。

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