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社会人芸大生1年目を終えて part1

年度末をむかえ、冬期の成績も確定しました。
終わってみれば、13科目・24単位を修得できましたので、この怒涛の1年目を振り返ってみます。


●2019年度の目標と修得科目の内訳

今年度の目標は、
来年度に学芸員課程の「博物館実習2」を受講するための要件達成
でした。

その要件とは、
・学芸員科目(教科書を読んでレポート提出&テスト)8科目
・学芸員科目のスクーリング(事前実習3日間)1科目。

おかげさまで、無事、達成できました!!!!

▼2019年度修得単位 内訳
学芸員科目(教科書を読んでレポート提出&テスト)・・・8科目
学芸員科目のスクーリング・・・・・・・・1科目
WEBで動画を観てレポート提出・・・・・・2科目
専攻コースの専門科目・・・・・・・・・・1科目
スクーリング・・・・・・・・・・・・・・1科目


●春期(4~6月)

★ 入学式に参加!
せっかくの入学式だから、と、旅行も兼ねて、家族とはるばる京都の大学まで出向きました。ちなみに入学手続きが完了したのは3月末。ほぼ同時にホテル&新幹線を予約しました。

京都はちょうど桜が満開になっていたタイミング。
入学式当日は、本当によいお天気で、まさにこの世の春!といった趣でした。
入学式での「新入生、起立、礼・・・着席」や祝辞を新鮮な気持ちで体験しながら、30代でまさか大学生になるとは・・・人生は面白いなぁ・・・なんてのんきに思っていました。

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★ 早々に目標変更!

とはいえ、どの科目からどのように手を付けよう、とか、情報がどこにどうあるのか、とかとか、わからないこと多数・・・。
入学式の翌週、郵送で届いた資料を読みつつ、東京都内で行われた入学ガイダンスに参加。気づけばあっという間の4月末、そして5月末と、春期の提出締切日を迎えます。

わたしは編入したので、できれば2年で卒業したい!と、入学前は考えていましたが、体験入学でもガイダンスでも、先生方は口を揃えて「学芸員課程も一緒だと相当ハード」と言っていました。
この最初の3か月で早々に、”言ってたことは嘘じゃなかったな・・・”と思い知ります・・・。

卒業目標を3年と改め、ひたすらシラバスとにらめっこ・・・。

3年目に卒業できるよう、3年目は専攻コースの勉強や卒論に集中したい
→ そのためには、2年目で、
年に1度しかない学芸員課程のスクーリング「博物館実習2」を受講したい
→そのためには、1年目で、
必修の「博物館実習1」のスクーリング1科目+8科目とらねば・・・

と、卒業までのおおまかな学習スケジュールを定めました。

幸運にも申込が間に合い、5月に「博物館実習1」のスクーリングに参加できましたが、早々に春期に頑張ることはあきらめ、夏期に向けて前倒しで、学芸員課程の教科書片手にレポート執筆を始めたのです。

結局、この春期は、スクーリング1科目と専攻1科目の計2科目だけに終わりました。本当に3か月はあっという間だと実感・・・。実はもう1科目進めていましたが、時間切れに。続きは秋期に進めることにしました。

★ 早々に、ひとり働き方改革!
わたしはこの頃すでに、”仕事のペースを落として、大学での勉強に時間をちゃんと割きたい”、と考えるようになっていました。
3か月に1度、仕事の繁忙期もやってきてしまうため、どうやっても毎回、締切やテストとも重なります。

結構しんどかったけど、これで本当に両立してやってけるんだろうか・・・入学したばっかりということもありましたが、早くもちょっと精神的につらくなりました。
でもこのときは、入学ガイダンスでLINE交換した同級生のみんなに励まされ、何とか乗り越えることができました。本当にありがたかったです。

しかし、ふと考えます。せっかく自分で学費を出し、貴重な時間も使い、わざわざ勉強し始めたのに、これでいいの?
わたしフリーランスなんだし、何とかできるんじゃないの?と。

そして決めました。半年後くらいを目途に働き方を変えるべく、関係各所や自分のお財布事情と調整し始めたのです。
今思うと、この決断を早々にしたことは、本当に良かったです。

●夏期(7~9月)

★ 何事も、準備が大事
レポート提出&テストの日程を知り、”あ、夏休みないんだ”、と早々に気づきましたが、・・・前倒しで科目に取り掛かれていたことが功を奏し、この3か月は学芸員科目を3つ修得できました。

春期のスクーリングで、先生から話を聴けたことが参考になりましたし、そもそも前倒しで進められたことで、学芸員科目8科目全てのシラバスを確認し、どれから取り掛かるのが良さそうか、時間に余裕をもって検討できたことはとても良かったです。

こののちにも考えるのですが、何事も準備が8割・9割なんですよね。
準備に時間をかけるっていう、当たり前な、本当にちょっとのことで、気持ちに余裕ができて、その後のパフォーマンスにも影響する。
社会人何年目だよ、という感じですが、この頃から仕事でも、準備に改めて時間をとることを意識するようになりました。

★ そうだったんだ学芸員の仕事
美術館・博物館好きでしたが、学芸員の仕事については、恥ずかしながら勉強しながら知ることばかり。

学芸員科目には、実際に展覧会や美術館・博物館を訪れて調査する、フィールドワークが必須になっているものが多く、新たな視点で展覧会や館を観ると発見がたくさんありました。また、日本と海外の学芸員の立ち位置の違いというか、待遇の違いというか、そんなことにも気づきました。

でも、もっと学芸員さん自身がSNSなどを活用して、仕事のことを発信してもいいのになぁ、とも思いました。そもそも勝手に発信してはいけないことが多いとか、そんな時間もないくらい多忙なのかもしれませんが・・・

★専攻コースの特別講義&懇親会に参加
高校生の頃、熱心に読んでいたモードファッション誌の編集者の方が、東京のキャンパスで講義を行うとのことで、スキップ気味に参加してきました。

その後の懇親会では、先生方や同級生とわいわい喋り、学生気分を存分に味わいました。それぞれ大人なので、なんだか余計に楽しい学生生活。
そして巡り巡って、憧れの雑誌の作り手だった方と、こうしてご縁があるなんて・・・高校生の頃の私に教えてあげたい、とても楽しい夏の夜でした。


Part2に続きます

★2年目の話もついでにどうぞ!

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