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外国人観光客が喜ぶ日本食の魅力を伝える英語#4 「カレー」

最近は円安が続いていますね。
インバウンドの流れはこれからも続いていきますよね。
日本人としては外国からの観光客を相手に何か売ってみたくなりますよね。
皆さんそういう経験はありますか?

おみやげ編に続き、インバウンドの観光客に人気の和食について、
英語のポップ案をお届けしたいと思います。

外国人観光客に和食について説明するときなど、参考にしていただけるとうれしいです。

本日ご紹介したいのは
【カレー】

日本の国民食「カレー」は、外国人観光客の「食べたい和食」として、大人気の料理です。
日本のカレーは、発祥地のインドを差し置き、2022年の"Best Traditional Dishes in the World (世界の伝統料理ランキング)"で、見事1位に輝きました。ルーを使えば、家庭でもプロに近い味を再現できるということもあり、海外での日本のカレールーの販売額は年々右肩上がりだそうです。
日本のカレーチェーン店の海外展開もあって、今後ますますの躍進が期待されています。

日本のカレーは、肉や野菜を煮込み小麦粉の入ったルーで「とろみ」をつける料理法ですが、インドカレーは、ルーを使わずにスパイスを入れて煮込みます。ですので、インドのカレーは日本のものより「さらさら」しています。また、インドでは、家庭によって使うスパイスが異なるため、味わいもさまざまです。では、日本のカレーはインドのカレーからどのようなルートをたどって変貌したのでしょうか。

インドカレーは、イギリスの植民地だった時代に、インドからイギリスに伝わりました。イギリス人が持ち帰ったカレーの原料をもとに、イギリスでカレー粉が発明されました。そして、インドのカレーは、具材をカレー粉で煮込んだあとで最後に小麦粉でとろみを付けるといった西洋の煮込み料理に姿を変えました。その西洋風のカレーが、明治時代に、日本に伝わったのです。これが日本のカレーのルーツです。

カレーの英語ポップはこちら
Japanese curry is gaining popularity around the world as a "Japanese food you want to eat." Although curry has its roots in India, Japanese curry was ranked first in the "Best Traditional Dishes in the World" in 2022.

Japanese curry is made by simmering meat and vegetables, and thickening them with roux mixed with flour, whereas Indian curry is made by simmering spices without using flour. Therefore, Indian curry is "lighter" than Japanese curry, but how was Japanese curry transformed from Indian curry?

Indian curry was introduced into England from India during the British colonial period. Based on the curry ingredients from India, curry powder was invented in the UK. And then Indian curry was transformed into a kind of Western stew, with the ingredients simmered in curry powder and thickened with flour at the end. This Western-style curry was introduced to Japan during the Meiji period. This is the origin of Japanese curry.

Japanese curry roux sells in solid form, so you can enjoy Japanese curry at home!

日本語訳
日本のカレーは、「食べたい和食」として、世界中で人気を集めています。

カレーのルーツはインドですが、2022年の"Best Traditional Dishes in the World (世界の伝統料理ランキング)"では、日本のカレーが見事1位に輝きました。

日本のカレーは、肉や野菜を煮込み、小麦粉の入ったルーで「とろみ」をつける料理法ですが、インドカレーは、ルーを使わずにスパイスを入れて煮込みます。ですので、インドのカレーは日本のものより「さらさら」していますが、日本のカレーはインドからどのようなルートをたどって変貌したのでしょうか。

インドカレーは、イギリスの植民地だった時代に、インドからイギリスに伝わりました。イギリス人が持ち帰ったカレーの原料をもとに、イギリスでカレー粉が発明されました。そして、イギリスでは、インドのカレーが、具材をカレー粉で煮込んだあとで、最後に小麦粉でとろみを付けるといった西洋の煮込み料理に姿を変えました。その西洋風のカレーが、明治時代に、日本に伝わったのです。これが日本のカレーのルーツです。

日本のカレールーは固形のものが手軽に買えますので、家庭でも日本のカレーを楽しんでください!

次回も、インバウンドの観光客にお勧めしたい和食を、英語のポップ案とともにお届けします。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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