見出し画像

三浦半島ウォーク 後編

観音崎京急ホテル前のボードウォークベンチで小休憩して
出発です!

このホテルのスパからも大海原が望めます。

ホテルの山手には横須賀美術館
開放的な空間と屋上からのぞめる景色、さらにそこから続く森林浴ができる
遊歩道、なかなか良い感じです(遊歩道、平日の女性一人歩きはおススメできません)。

今回は、どちらにも寄らず💦
観音崎海水浴場前のレストハウスへ
大きな有料駐車場とともにあるここに夢・ドリーム食堂があります。
近隣では、ここか京急のホテルエリアか
エルムという小さな喫茶店などしか飲食できそうなところがなく
とりあえず2番乗りで入店。

画像1

食券を買って席に座ったとたん、長蛇の列。
ちょうどオープン直後だったのかな。
テラス席を含め、あっという間に満席になりました💦
あやうく食いはぐれるところでした。

画像2

鯵刺身定食1350円
安いとみるか、高いとみるか微妙ですが、鯵はコリコリの新鮮さ。
夫は、今日のおススメランチから漬け丼セットをオーダーしていました。

お腹も満たされ、ウォーキング再開です。

画像3

画像4

磯遊びをしながら山手ではBBQを愉しむ人たち。
駐車場代はかかりますが、BBQは無料でできるようで
場所が確保できたら一日楽しめると思います。
良いですね~。

海岸沿いの遊歩道を進むと「観音崎洞窟」

画像5

別名、権現洞といわれる海食洞。
「落石注意」などの掲示もあり中には入れません。
天平13年(741年)、諸国行脚途中の行基がここに立ち寄り、
大蛇を退治、その霊を祀ったという伝説もあるそうです。

画像6


この観音崎公園を歩くのは実は3度目ですが
これまでは、さきほどのレストハウスに車を停めてからのスタートでした。
まだ足取りは軽いけれど、帰りはどうかな💦バスに乗れるかな??

画像7

気持ちいい遊歩道、潮風を感じたくて人が来ない時は
マスクを外してお散歩です💛

画像8


​あちらこちらに釣り人たちが。
夫婦で羨望のまなざし

画像9

観音崎灯台へは登れます。
登れる灯台は全国で16しかないそうで、貴重なんですね。
前回登ったので今回はカットしましたが
入場料300円、小さな灯台ですが眼下に絶景が拡がります。
一度お試しを!

ほどなく海岸の公衆トイレの近くにこの立て看板。
特に何があるわけでないのですが、観音寺跡です。

画像10

しばらく進むと、前方に水中聴測所跡!
少し前、「鉄腕dash」で一般人が入れないこの軍事遺産に入って撮影していましたね。非常に興味深いです。

画像11

昭和11年7月に起工し、昭和12年6月に完成した水中聴測所。
陸側の地下には鉄筋コンクリート造りの受電室、機械室、聴測室があり、沖の円筒状の建物(円形オープンケーソン)と鉄製の桟橋で結んでいました。
電力は背後の山中にあった南門第二砲台近くの発電所から供給していました。
この不思議な施設は、東京湾要塞が東京湾防備のために設置した観音崎水中聴測所(=パッシブ・ソナー)。
特殊聴音機を設置し、潜航して侵入する敵潜水艦を捕捉するための施設です。
昭和18年10月に、関釜連絡船「崑崙丸」がアメリカ潜水艦「ワフー」によって要塞目前で撃沈。
陸軍は衝撃を受け試験施設として観音崎に設置しました。
直径4.5mの円形オープンケーソン(窓の開いた大型の箱)を、海中に沈め、発受信機を吊り下げました。
建築年代と水中聴測所(=パッシブ・ソナー)となった年代にズレがあるのは、どうやら当初は潮位を観測する施設として建設されたようで、潜水艦の東京湾潜入が現実的な脅威となって、水中聴測所として転用したものと推測できます。
ちなみに穏やかな海上状態で4km先のスクリュー音を聞き取ることができたそうです。
現在は海上自衛隊観音埼警備所(外国艦艇に対する礼法発射などを行なっています)の敷地内で、一般の立入はできません。

                       By 東京湾観光情報局

画像12

この辺りも絶好の釣り場のようで  羨望のまなざし

そして、素掘りのトンネルが。。。
人が中にいると結構怖いかもです。

画像13

画像14

足早に夫を追いかけます。

トンネルを抜けて少し先に観音崎通り(車道)に出ます。
そこをさらに少し進むと
展望園地、観音崎自然博物館エリアに出ます。

画像15

海原が高い位置から見渡せる気持ちのいい園地です。
ソーシャルディスタンスをたもって、みなさんお弁当タイムでした。
我が家は、再びポッキー&珈琲タイムです。

画像16

見上げると雲のない青い空。綺麗だなぁ。深く息を吸い込みました。

画像17

対岸は千葉!しかも7kmって

こちら自然博物館のお庭です。

画像18


画像19

つづいて、たたら浜

画像20

画像21

静かなビーチ

その山側は

画像22

てぶらでBBQ💛 いつかまた来てみたい。

このたたら浜へは、横須賀美術館裏の森林浴遊歩道をずーっと来るという
ルートでも来られます。こちらの方が距離は短い!

浜からSUP 静かな水面ですが結構早く進みますね。
とても気持ちよさそう。

画像23

実は、ふたりともたたら浜までは、これまでにも来たことがありました。
ここがゴールかと思いきや
今回はまだ海岸線を進む模様。
どこまでいくのかなぁ。

観音崎大橋からの水面をのぞき込むと
魚が見えます。透明度高い!

画像24

そして、遊歩道はなくなり
車道の端を歩いたり、海岸に降りたりしながら進み
T字路に来ました。
観音崎通りを来たのですが、ここで観音崎通りは左右にわかれます。
海岸方面と山方向と。

道路標識では山方向は「浦賀」とあります。
ここで、帰りは浦賀から電車に乗るということが判明したのですが
あくまで海岸沿いを行きたい夫について
かなりの遠回りコースで浦賀を目指すことに💦

しかし、しばらく進むと海岸から離れてしまい
「かもめ団地」というかなり歴史を感じる大団地地帯にやってきました。

画像25


竹内涼真と中条あやみ主演の
「君と世界が終わる日に」という三浦半島を舞台にしたドラマがありましたが、なんとなくその舞台に出てきたような景色のような。。。?
違うかなぁ
ゾンビ多数で怖くて、やめたいけどやめれないドラマでした💦
Huluで続編がどんどん出てるようですが。。。どうなったのかなぁ。

団地の間の道路を歩きながら、このあたりの人は
買い物どうしてるのかなぁとかいろいろ生活感一杯の話をしました。

かなり疲労感が漂ってきました。
一体、浦賀までどんだけあるの??!

だいぶ歩いて、叶神社に来ました!こちらは東側です。

画像26

以前、何かの観光冊子で読んだことがあり
一度行ってみたかったところです!
急に疲れも少しおさまったような。

浦賀の港を挟んで、東西の叶神社が向かい合っています。
社務所の裏には井戸があり、勝海舟が咸臨丸での太平洋横断前に、この井戸で水垢離(みずごり)をした後、明神山山頂で断食をしたと伝えられています。
拝殿前の狛犬は、それぞれ子供を抱いていて、右側の狛犬はお乳を飲ませています。また、狛犬は口を開けた「阿(あ)形」と口を閉じた「吽(ん)形」で一対をなしていますが、東叶神社の狛犬は、左右とも口を閉じているように見えます。
西叶神社の狛犬が、いずれも口を開けているように見えることから、東西で一対となっているとの説もあります。
願が「叶う」、叶神社。パワースポットとしても人気があります。西叶神社の勾玉を、東叶神社のお守り袋に納めて身につけていると、恋愛をはじめさまざまな良縁を結んでいただけるそうです。
東西の叶神社は、浦賀の港を行き来する「浦賀の渡し」で結ばれています。
              by ここはヨコスカ

画像27

長い階段を登り参拝した後、その脇の階段をさらにいくと
カフェがあり、その奥にさらになが~~い階段が続いていました。
結構、厳しいのでそこは割愛して
まったく興味のなさそうな夫を引っ張って
渡し船乗り場に向かいました。

運河のような入り江?の対岸に西叶神社があり
歩いて向かうとぐるっと回るので30分かかるそうですが
渡しではすぐ。

画像28

私は、小舟に長い棒で漕いで渡してくれる(時代劇に出てくるような)船を
想像していましたが
そんなわけないですね💦
現在風の船でした。乗船料大人200円です。
乗ったら客席にある箱に入れます。

画像29

たまたまですが、満席になりました。
いざ出発です!

画像30

ちなみに運行時間は16時まで。
それまでは、タイムスケジュールなどなく、乗り場にきたらベルを押して呼ぶスタイル。

画像31

下船して少し先にありました!
みなさんそちらに向かわれてました。

画像32

画像33

画像34

彫刻が細かく、一見の価値あります。

両神社でそろえる勾玉とお守り袋、買ってみたかったけれど
まぁ、いいかと買わずに。
御朱印でかなり並んでいたので💦

神社を出て、浦賀駅に向かいます。
こちら側は、遊歩道があり歩きやすいですね。

画像35


夫が路上に咲いている小さな花を見つけました。
カスミソウのような小さな花、雑草っぽいけどなんでしょう??

画像36

画像37

京急浦賀駅前にやってきました!
やはり黒船ですね。
出発地の馬堀海岸駅よりはちょっと駅らしい感じ。

画像38

画像39

やっと帰れる、座れる?!
浦賀始発ですが各停のみの時間なので、どこかで乗り換えねば💦
ずっと座っていたい。

本日のコースです。結構歩いたなぁ

画像40

ごはん一食分、歩いたね!といいながら
駅のホームで缶コーヒーをゲット(もちろんブラックで)

疲れたけれど、お天気に恵まれて潮風が気持ちいい散策となりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?