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僕はここにいるんだ!と叫ぶこと。

その男性とzoom対話中「直接会ってほしい」、「あなたに会えば、私の仕事が上手くいくから是非あってほしい」と粘り強く言われて、昨日、リアルの場で実際にあった。

男性はヒーラーをされていた。

その方は僕の身体(経絡)を整えてくれたり、お金の稼ぎ方などをなぜか無償でアドヴァイスしてくれた。僕は不思議に思って「どうしてそんなに良くしてくれるのでしょうか?」と彼に尋ねると、

「君とは魂の深い繋がりを感じるんだ。それから、息子のように守らなくてはいけないとも感じる」とおっしゃていた。

そして、「あなたが生きていてくれてほんとうに良かった」と涙ぐんでいた。

「あなたのように繊細な人間がこの社会を生きているのは奇跡のようなものだ。生きていてくれてほんとうにありがとう」と事あるごとに言われた。

その男性は僕に「これからあなたはちゃんと世に出て行きなさい。あなたのことを必要としている人たちがいるから」と勇気づけてくれた。

そして、お金をもらうことをちゃんとした方が良いよ、とも言ってくれた。僕は「どうしてもお金をもらうことができないんです」と答え、「多分、お金のブロックがあるんだと思います」と付け加えた。

すると、その男性はブロックを外す霊的な施術をしてくれた。

僕はなんでも無料でやるのが心地良いと感じてきた。文章を書くのもzoomで対話するのも全部無料だ。なんでもオープンにするのが好きだ。たまにお金を払いたいと言ってくれる人がいるけれど、「払わないでください」と拒否してきた。

ちなみに僕はzoom対話をした方を公式lineに誘導したり、メルマガに登録するように促したりしていない。そういうシステムやサービスなんてない。一度対話したら、それで終わり。

多分、僕が無料でやっている裏には何かしらの下心があるのではないか、と思われているかもしれないけれど、ほんとうにビジネスとは無関係でやっているし、今まで一円ももらっていない。

そんなことを話していると、男性は「あなたはお金をとても深刻に捉えすぎているよ」と笑った。

「今日、こうやって、あなたは僕のために時間を割いて会ってくれているけれど、これに料金が発生してもおかしくないんだよ。実際、私があなたを雇ってあげてもいいくらいだ」

「雇われたとして、僕は何をするのでしょうか?」

「何もしなくても良いんだよ。ただ、私のそばにいてくれればいいんだ」

「それだけですか?」

「ああ、そうだよ。それだけで私は波動が上がるし、良い仕事ができるんだ」

ところで、ヒーラーをされている方もヒーリングを必要としているのだと知った。そして、どうやら僕はその男性のそばにいるだけである種のヒーリングをしていたようである。

「だから、そういうお金の稼ぎ方もあるんだ。あなたが今やっていることだってお金になって当たり前なんだよ。それにあなたにお金を払いたい、と言ってくれるひとは本当にあなたのためを思って、感謝をお金という形にしてプレゼントしたいと思っているんだよ。それをいらない、と言うのは、そのひとを悲しませているんだよ」

というような趣旨のことをおっしゃっていた。

僕はその男性に会って、お金のブロックが少し外れた。「お金をもらっても良いんだ」と思えた。そもそもnoteの記事に、まれにサポートをしてもらうことがあるけれど、それを拒否したことはない。ありがたく受け取っている。

満員電車で高齢者の方に席を譲る時、拒否されると、少し悲しい気分になる。それから、たまに被災地に寄付をすることがある。もちろん、インターネットを通じた送金なので、直接困っている方と会うわけではないけれど、寄付を拒否されたら、それも、ちょっと悲しい。

僕はお金を嫌うことをやめた方が良いのではないか、と思い始めている。僕はお金についてほとんど知識がない。僕はスピリチュアルなこと、言語や文化の方面に能力値を全振りして生まれてきた。

そして、お金をはじめとするこの世的なこと、いわゆる実務能力が著しく欠落している。でも、この世を生きるにあたって、お金のことにも少しずつ向き合わなければいけないと思っている。

以前、僕にお布施をしたいという男性がお金についてこんなことを言っていた。

「あなたにお布施をすれば良いように使ってくれると思っているからだよ。あなたの活動にサポートをすればそのお金は循環して、誰かのためになるから」とおっしゃていた。

と、今までいろいろと書いたけれど、これからも基本、無料でやります。でも、お金を払いたい、という方からは拒否しないで、お金(お布施)をちゃんと受け取ることにします。

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たまにzoom対話で、個人事業主の方からなぜかお金の相談をされる。「商品やサービスが売れないんです」と。

商品とかサービスは、よほどの有名人ではない限り、いきなり売れないと個人的に思う。商品そのものの内容も大事だと思うけれど、最終的には商品をつくっているひとがどんなひとかで決まると思う。

「このひとがつくったなら、何でも買いたい」と思ってもらえたら、大丈夫だと思う。たとえば、絵を売るとしても、そのひとが描いたからこそ、買いたいと思うのであって、その絵のクオリティはそれほど関係ないのではないだろうか?

でも、その代わり、ありのままを無条件で愛してもらうためには、自分の魅力も短所も恥ずかしいところもすべて含めて発信するしかないのではないかと思う。

そうすると、日常では出会えないひとと出会える。

「あなたはそこにいるだけで大丈夫だよ」と言ってくれる人は親戚や学校、あるいは職場にはまずいない。

だからこそ「ありのままで良いんだよ」と言ってくれるひとたちと出会うには「わたしはここにいるんだ!」ということを叫ばないといけない。叫ばないとあなたのことを見つけてくれる人と出会えない。

実際、昨日会った男性にも「あなたがnoteをやってくれなかったら、出会えなかったよ。発信してくれてほんとうによかった」と言われた。

去年の夏、僕が勇気を出して、noteを書き始めた時、ほとんど叫ぶように書いていたと思う。

今でこそ、スキ!をもらえるようになったけれど、当時はスキ!が一つもつかなかった。でも、それで良かったのだ。「僕はここにいるんだ!」ということを叫んでいただけなのだから……。

金銭的に援助してくれる人を見つけてヒモになるということではない。僕は誰のヒモにもなりたくない。そうしたら依存になってしまう。

そうではなくて、「僕はここにいるんだ!」と下手でも、稚拙でも良いから声をあげつづけると、「あなたが生きてくれるだけで嬉しい」と言ってくれるひとと出会えるかもしれないということだ。

そういうことを言ってくれるひとと出会えなくても、自分に言い聞かせることだ。結局、最後は自分で自分を愛するしかないのだから。


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