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素敵なゲストが続々登場。無料で視聴できる、OTTAVAのクラシック音楽オンライン講座

日本で唯一のクラシック音楽専門インターネットラジオOTTAVA(オッターヴァ)で、ロジスティード株式会社の特別協賛により、ライブ・オンデマンドとも無料で視聴いただけるオンライン講座(ウェビナー)の番組「OTTAVA Accademia(オッターヴァ・アカデミア)」。

私が担当する「音楽とことばの教室」(毎月1回)の第15回までのゲストを以下写真とともに振り返ります。
登録さえすればいずれも無料視聴可能ですので、気になる回をぜひチェックしてみてください。

※この記事のトップ画像は、第1回ゲストの東京都交響楽団ソロ・コンサートマスターの矢部達哉さんと私のツーショット

第1回(2023年5月)。真っ先にお声がけしたのが東京都交響楽団ソロ・コンサートマスターの矢部達哉さん。「コンサートマスターの仕事とは?」というテーマでお話いただきました。私からのいきなりの「この曲弾いて?」の無茶ぶりに「しょうがないなあ」と笑いながら、ヴァイオリンも少し弾いてくださっています。ご視聴はこちらから。
第2回(2023年6月)。オルガンが私は大好きなので、日頃のOTTAVAの番組でも大切にしています。オルガニスト松居直美さんにはスタジオにお越しいただくだけでなく、武蔵野市民文化会館の楽器を前にした説明も事前収録でお願いしました。オルガンという楽器の魅力について、本質的で楽しいお話が聞けます。ご視聴はこちらから。
第3回(2023年7月)。バレエもまた、私にとってはオペラと同様にとても大切に思い続けている世界です。ウィーン国立歌劇場バレエ団専属ピアニストの滝澤志野さんは、バレエ音楽の奥深さについて、そしてウィーンでの舞台裏の現場のことについてもたくさんの貴重なことを教えてくださいました。ご視聴はこちらから。
第4回(2023年8月)。現在ウィーンを本拠に活躍されているピアニスト菊池洋子さんからは、ウィーンの音楽はもちろんのこと、古今東西29作品もの多様な子守歌を集めたアルバム「子守歌ファンタジー」のリリースを機に、「子守歌とは何か?」というテーマでもお話しいただきました。ご視聴はこちらから。
第5回(2023年9月)。バリトン歌手の加耒徹(かく とおる)さんは、イギリスでも最も美しい音楽を生み出した作曲家のひとり、ジェラルド・フィンジ(1901-56)について、英語の詩と音楽との関連についてのわかりやすい譜例を用いながら、とても啓発されるお話をしてくださいました。ご視聴はこちらから。
第6回(2023年10月)。国際的に活躍されている能声楽家の青木涼子さんからは、能の謡いと現代音楽とのコラボレーションによる独自の演奏活動の秘密について、とりわけ発声法や舞台での姿勢や身のこなしについて、いろいろなことを教えていただきました。ご視聴はこちらから。
第7回(2023年11月)。常に新しい作品を生み出し続けている打楽器奏者の會田瑞樹さんには、思い切って本質的なテーマ「良いリズムって何だろう?」を投げかけてみました。トライアングルひとつとっても、打楽器とは本当に奥深いものです。ご視聴はこちらから。
第8回(2023年12月)。リュート&アーリーギター奏者の高本一郎さんには、スタジオに楽器を持ってきていただき、その魅力を説明してくださるのみならず、私にも楽器を少し触らせてくださいました。古楽はとにかく楽器が面白いので、こうした機会が少しでもファンを増やしてくれることを願って。ご視聴はこちらから。
第9回(2024年1月)。指揮者の沼尻竜典さんに「指揮とは何か?」というテーマをダイレクトに問いかけると、とぼけた噺家のような語り口で鋭い答えを返してくださいました。「何かピアノを弾いて」という私の無茶ぶりに応じて、モーツァルトのピアノ協奏曲の一節をサラッと弾いた瞬間は見ものです。ご視聴はこちらから。
第10回(2024年2月)。指揮者の山田和樹さんにも「指揮とは何か?」という問いを投げかけました。いつものコンサートでのあの熱量と誠実さ、穏やかな語り口で、正面から疑問に答えて下さいました。盛り上がりすぎて「朝まで生トークしたい」との発言も。ご視聴はこちらから。
第11回(2024年3月)。いろんなオケを飛躍させている指揮者の飯森範親さん。オクタヴィアレコードから出てくる新譜も古典派から現代まで幅広く素晴らしいです。「指揮とは何か」、そして「オーケストラをより深く楽しむツボ」について、びっくりするような視点も交えつつ話してくださいました。ご視聴はこちらから。
第12回(2024年4月)。世界的な音響設計家、豊田泰久さんをお迎えして、「良いコンサートホール、良いオーケストラとは?」というテーマでお話しいただきました。豊田さんと私との対談本「コンサートホール×オーケストラ 理想の響きをもとめて」(解説:潮博恵 アルテスパブリッシング)を踏まえて、さらに本音もたくさん飛び出しました。ご視聴はこちら
第13回(2024年5月)。新譜アルバム「瑠璃色の地球」が好評のオルガニスト石丸由佳さんが、武蔵野音楽大学の3種のオルガンやスタジオのオルガンに事前収録しての楽器の構造や特徴の説明、そして「オルガニストとはどんな音楽家なのか?」について楽しくて深い話をしてくださいました。ご視聴はこちら
第14回(2024年6月)。指揮者の広上淳一さんをゲストに、「オーケストラを面白くするには?」というテーマでお話しいただきました。オケが、というよりは広上さんの存在自体が本当は面白いのですが。修業時代から現在の活動に至るまで、貴重で愉快な裏話をたくさん話してくださいました。ご視聴はこちらから。
第15回(2024年7月)。著書「わが友、シューベルト」が芸術選奨新人賞を受賞するなど大きな反響を呼んでいる音楽学者・堀朋平さんに「今に生きるシューベルト」というテーマでお話しいただきました。シューベルト愛を共有しながらのやりとりも楽しく、新たに心のつながりが生まれた気がします。ご視聴はこちらから。

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