青柳直希

アーティスト兼デザイナーです。 日々のあれやこれや。よろしければインスタもどうぞ。

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最近の記事

ジブリで千と千尋が好きな理由

「ジブリ映画の中で何が一番好き?」 この質問は誰しもが一度は されたことがあるのではと思う。 もしくはしたこともあるのでは、と。 もののけ姫やラピュタ、 耳をすませばあたりが僕のよく聞く答えだけど、 やっぱり「千と千尋の神隠し」は、 好きな人が多い印象だ。 そして僕もその質問をされたら、 「千と千尋の神隠しです。」と答える。 好きっていう感情は理屈じゃないので、 理由はなくていいと思っているのだが、 この件に関しては自分の中で 「なぜこの映画が好きなのか」が 明確に言

    • 3年間のアート活動を振り返ってみた

      2021年2月19日。 この日僕はアート活動を始めた。 本日2月18日で丸3年が経とうとしている。 なぜ始めたのかとか、 自分の感情を書き始めると長くなるので、 今回はこの3年をただひたすらに振り返ってみた。 2021年3月 アート活動を始めた当時、 僕は「100投稿まで毎日一作品」を自分に課し インスタに作品を投稿をし続けた。 それを思い出してインスタを遡ってみると 投稿の日付が飛び飛びだ。 なかなかゆるい、昔の自分。 しかし毎朝「うーんうーん」とネタに頭を 悩ま

      • 現状維持と友だち、そして…

        僕はアート作りにおいて言葉を乗せるので、 言葉の定義とか本質ってよく考える。 言葉の定義って実はとっても曖昧なのに、 すでに作り上げられた概念みたいなものに 囚われていることってよくあるなと思う。 タイトルに挙げた「現状維持」も「友だち」も 僕がよくその概念を疑う言葉の例だ。 「現状維持」という言葉について「現状維持」って仕事においても生活においても 割と出やすい言葉だと思う。 場合によってはそれがポジティブにもネガティブにも捉えられるなんとも曖昧な言葉だなと感じる。

        • 正月ルーティーンに失敗した話。

          毎年、個人的な正月のルーティーンが二つあるのだが、今年はその二つとも成し得なかった。 大晦日の12月31日から謎の微熱が続く体調不良で寝込み、文字通り「寝正月」となってしまったからだ。 結果、体調が元に戻ったのは1月7日。 治すのに一週間もかかってしまった。 本来行っていた個人的な正月のルーティーンとは、 ・1月1日にランニングをするをこと。 ・1月2日に書き初めで抱負を書くこと。 この二つ。今回はそのうちの書き初めについて書こうと思う。これについては大昔、自分の中

        ジブリで千と千尋が好きな理由

          俺的美術鑑賞の仕方

          美術鑑賞の正解絵が好きなこともあるし、職業柄ということもあるし、美術館好きの友人が周りにたくさんいることもあり。 時間があると美術館に行きたくなる。 心が動く出合いがあるからだ。 それは決して嘘ではないけれど、そんなふうに書くと、美術鑑賞に興味を持ったことがないと「美術館に行ってもアート鑑賞の仕方がわからない」と思う方もいると思う。 なんせ、このnoteを書いている自分がそうなのだ。美術史を勉強してきたわけでもないから背景なんか全く分からないし専門的な知識や技術も知らな

          俺的美術鑑賞の仕方

          後輩に言われて考えたこと。

          「人生が動き始めた気がします。」 東京から会いにきてくれた後輩が僕にそう言った。 その言葉がとても嬉しくて数ヶ月経った今でも記憶に残ってる。 何もしなくても時間は勝手に進んでいくのだけど、 人生は、自分自身で「動かす」ものだと思っている。 勝手に動いたりはしないし、誰かに動かしてもらったりもできない。自分で意図的に動かさないと、動かないのだ。 その差ってなんだろうって考えた時に、「選択肢を自分で作ることができる力」じゃないかと思う。 分かりやすい例で言うと、中学から

          後輩に言われて考えたこと。

          「不安定」は悪か

          メンタルが安定している。 生活が安定している。 体力が安定している。 それらは間違いなく良いことだろう。では逆に不安でいる事は悪い事なのか。その辺についてちょっと考える機会があったので記事を書いてみる。 突然の座禅体験以前から座禅を勧められることがあったのだけれど、じっとしているのが苦手な自分は前のめりに興味を持つことができず。しかしそんな中12月に入り、町の至る所に寺院がある京都に一週間ほど滞在することになったことで「座禅」という言葉が自然と頭をよぎる。 軽い気持ちで

          「不安定」は悪か

          レジ打ちおばちゃんのアートな会話術。

          予期せぬ出会い最近のスーパーは無人レジが増えてきている中で、僕のよく行く近所のスーパーは今も有人レジだ。 ある日レジで会計をしようとクレジットカードを差し出し読み込んでもらってる時に、 「そのカバンの絵、誰のだっけ?」 と目の前にいるレジのおばちゃんに声をかけられた。 「・・・! バスキアです。」 僕はいつもスーパーに行く時にバスキアのエコバッグを持っていくのだ。まさかレジのおばちゃんから「ビニール袋がいりますか?」以外の質問をされると思っていないので返事が通常の会

          レジ打ちおばちゃんのアートな会話術。

          RPGに見る自分のクセ。

          以前の記事でも書いたが、僕はゲームならRPGが好き。子供の頃からテレビゲームはRPGばっかりやってた。(アクションRPGも含む) 選ぶソフトは至って普通。 ・ドラゴンクエスト ・ファイナルファンタジー はもちろん大好きだし、他にプレイしたのは ・聖剣伝説(全部好き) ・クロノ・トリガー(テーマが良い) ・テイルズオブデスティニー(テイルズ系全部好き。) ・スターオーシャン(魔法が豪快) ・バハムートラグーン(オリジナリティ最高) ・ドラえもん ギガゾンビの逆襲(これ隠

          RPGに見る自分のクセ。

          人生のタイムアウト。

          人生とゲームの違い試合中、流れが劣勢になったらタイムアウトをとる。 TVゲームをしていて疲れたらPauseボタンを押す。 ちょっと休憩したい、ちょっと考え直したい。 そう思ったらタイムアウトをとる。 だけど日常生活においてはタイムアウトがない。「今ちょっとしんどいから一旦人生休みたい」って思ってもそれはできない。 ただ休養すれば良いじゃんと思っても時間が止まるわけでないので、誰かと何かを競ってる場合はどんどん周りと差がつく。ゲームのpauseボタンのようにはいかない。

          人生のタイムアウト。

          パーソナルトレーニングはじめました。

          9月からパーソナルトレーニングを始めた。 フィットネスジムに入会しては退会し…を繰り返してきた人生だったが何故パーソナルを選んだのか。そして経験して思ったことを書こうと思う。 なぜパーソナルか。これは至って普通の理由。元々腰痛持ちだったことに加え、肩の痛みも出てきたりしたので健康的でバランスの良い身体を目指したくなった。体のことをロジカルに理解したいと思ったのだ。 となるとプロにお願いするのが一番。そこで、友人に紹介してもらったパーソナルに通い出した。始めてみた感想は…

          パーソナルトレーニングはじめました。

          40歳になって気づいた、20歳の頃と変わっていないもの。

          先日、40歳の誕生日を迎えて思ったことは、 「健康のことを考えるようになった。」 「仕事に対しての考えが変わった。」 「休みを思い切り楽しもうと思った。」 とか、よく聞くそんなことではなかった。もちろんこれらも意識はするのだけれど一番強く思ったのは、 「子供の頃に描いた大人のイメージに追いついた」 ということだ。 子供の頃の20歳のイメージ中学生は身体的にも精神的にも大きく成長するからか、中学一年生の頃は一つ上の先輩でもめちゃめちゃ大人に見えていた。 よって、当時

          40歳になって気づいた、20歳の頃と変わっていないもの。

          ランニング嫌いな僕が走る理由。

          先日のnoteで、「週末何をしているか?」の質問に対して、ランニングと答えていると書いた。 が、走ること自体が好きなわけじゃない。本音を言えばむしろ逆。疲れるし、辛い。 では何故ランニングが好きだと答えるのか、 それは、レース(大会)に出るためだ。 走ることの本音日々のランニングは大会に出るための練習で、 自分にとってはそれ以上でも以下でもない。 もちろんそれはあくまで僕の場合で、走ること自体を楽しんでいる人はたくさんいると思う。 でも僕は違う。先ほども書いたが、疲

          ランニング嫌いな僕が走る理由。

          めんどくさい質問から学んだこと。

          苦手なやりとり僕は嫌いな言葉がいくつかある。中でも特にそれ人に言われたら「めんどくさいなぁ」と思うのが。 「何目指してるの?」 だ。嫌いというだけあって、 これまで結構言われてきた言葉でもある。 というのも、僕は好きになった人・ものに対してはかなり熱中するタイプなので、 20代の頃は好きなバスケを休みの日は1日9時間とかやってたし6年前から始めたランニングも走る日は20km近く走る日もある。 休みの日に何やってるか聞かれたら、 ↑の事を答えるのだが、そのあと返ってく

          めんどくさい質問から学んだこと。

          人生の「クソゲー」論。

          僕は理想の人生ほど「クソゲー」だなと思っているのだが、その理由を今日は書いてみる。 ①「人と比べても仕方ない」は本当か。やりたいことが上手くいかないとき、誰かに相談すると「人と比べても仕方ない」と返ってくることが多い。 だが人と自分の「何を」比べても仕方ないのか、それを考える意味はある。 例えば、僕らが他人に対して羨ましいと思うような職業や生活、特技や容姿。これらを比較することは、本当に意味がないのだろうか? 僕はそう思えない。スタイルをよくしたいのなら運動をすればい

          人生の「クソゲー」論。

          この世は外見至上主義。

          人は見た目か。中身か。 ※今回は(も)くだらない話なのでお忙しい方はどうぞスルーください。 この論争は「きのこかたけのこか」ぐらい終わりのないものな気がしている。終わりがないというより、見た目か中身かを語る場合、論点が多すぎるからだ。(どうでもいい話だが、僕はきのこ派だ。理由もいつか述べたいが今日は具体的には書かない。) 人は見た目か中身か「もちろん見た目より中身が大事!!」 なんて、そんな薄っぺらい言葉だけで済むようなものでもないだろう。 「外見は中身が滲み出るでる

          この世は外見至上主義。