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「5年後どうなっていたい?」に対する僕の返答
今回は昔から違和感を覚えている、
掲題の質問について。
この質問をする人を
批判してるわけでは全くないので、
「そんなふうに受け取る人もいるんだな」
ぐらいで読んでもらえたらと。
(という予防線を張ってみる)
キャリアを描かせようとする人が苦手
例えば、
「どんなキャリアを目指してるの?」
「キャリアを描くのが大切ですよ」
そういう会話ってよくあると思うのだけれど、
僕はこれがとても苦手だ。
こういう場面って、
理想もしくは常識的な
キャリア形成のパターンを持ち出され、
それに沿ってるか沿ってないかを
判断されているだけのように聞こえてしまう。
(そして沿っていない場合は
型にはめようとしてくることが多い。)
![](https://assets.st-note.com/img/1715861029060-D6BU7ALO67.jpg?width=800)
もしくは、
未来を見据えていることが絶対的な正義
として捉えられていて、
「正義か否か」を問われている気がして
ならないからだ。
質問に本心で答えない理由
「5年後どうなっていたいですか?」
これもよくある似たような質問だ。
こういった類の質問に対して、
僕は本心で答えた事がない。
新卒で入社した会社の採用面接でも
この質問をされたが、
思ってもないことを適当にぶちかました。
ただ今となっては
それなりの年数を生きてきてるので、
適当に答えることは得意になってきた。
![](https://assets.st-note.com/img/1715861206741-wQxUbGVPXX.jpg?width=800)
(この先まだ僕にこの質問する人がいるとしたら、
その人がこの記事を見ないことを祈る。)
なぜ本心で答えないのかと言うと、
未来の自分を今の自分が一番信用していないからだ。
極論、今その質問に答えても明日の自分は
別の答えを言うかもしれない。
するとその質問に答える意味ってあるのかなと。
(我ながらめんどくさいやつ)
そして、
こうなりたいというロードマップを描けたとして、
心の底では「その道を歩きたくない」
と思っているのだから答えようがない。
未来の自分を信用していないと言う件
日々思考を張り巡らせて生きていれば
やりたいことや行きたい場所はどんどん変化するし、
やりたいことをやり、
行きたい場所に行くと自分の考えも変わる。
![](https://assets.st-note.com/img/1715861270499-swip43jPBD.jpg?width=800)
「言ってる事がこの前と違う」と言うのは
ネガティブに捉えられがちだけど
ある意味そんなの当たり前とも思っている。
未来の自分を信用していない、
というのはそう言う意味で
「今」の自分のことはめちゃめちゃ信用している。
と言うより、
「今」この時の自分の感情や想いを
一番大切にしたいのだ。
描いたロードマップを歩きたくない件
がしかし。
なりたい職業や叶えたい願望があって、
それがちょうど5年後に叶いそうなら
それを答えれば良いと思ってる。
それに向かって努力することはとても重要だし
それが間違ってるという意味ではない。
だけど必ずしも5年後10年後を見据え続けることが
大切かというと、全くそう思わないのだ。
1、「こうなりたい」を描く
2、「こうなりたい」のために努力する
3、「こうなりたい」になれた
キャリアを描き、そのステップを踏むことって
言葉を選ばずに言うと「答え合わせ」でしかなく、
それだけだと僕にとっては
全然気持ちいいことではないのだ。
だって、
もし本当にこの通りにいってしまったら
嬉しいことだとしても想像の範囲内でしかない。
![](https://assets.st-note.com/img/1715861475427-j9xUHXRPce.jpg?width=800)
想像を超えた世界に行きたいという想いが
ベースにあるからそう思うのかもしれない。
だから僕はロードマップは描きつつも、
そのマップを壊すことも並行して考えてたりする。
「5年後どうなっていたい?」に対する僕の返答
未来を描くことはとても良いことだと思う。
僕も実際、今でもかなりの未来志向。
だけど、未来を描くことに夢中になりすぎて
「今」を見つめることをおろそかにはしたくない。
当たり前のように
明日(5年後10年後)が必ず来ると思っていると、
それも結構特別なことだったりもするからだ。
だから、
掲題の質問をされた時の僕の本音の返答は
これだ。
「そんなの5年後の自分に聞いてくれ」
・・・。
まぁ、
未来を考えるのも今を見つめるのも、
こういうのってどちらかに振り切りすぎても
うまくいかないし、
要はバランスなのかもしれない。
ってことで。(めっちゃずるい結論)
おしまい。
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