【誰にお金を落としたいのか】ひとりごと
テイクアウト。
今までやっていなかった飲み屋さんが、ほとんど初めている。
僕の職場の近くには、個人の飲み屋さん、居酒屋さんも少なくない。(ちなみに過去記事を読んでいただければ、僕の職業がわかります)
飲み屋さんは夜の営業時間も限られている。
なので、ランチタイムを使っていかに売り上げを確保するかが勝負になってくるのだろう。
僕のお客さんにも個人で飲み屋を経営しているお客さんと、その飲み屋のバイトの子がいる。
それで、ランチタイムにお弁当や丼もの、蕎麦などをテイクアウト販売する事になったみたい。
僕は時間をみつけてさっそく買いに行った!
値段がだいたい700円〜800円。
特に値段も気にせずに買った豚丼を、職場のバックルームで食べていた。
飲み屋の豚丼はなんか美味い!
今度買う時は蕎麦にしようかなー。
なんて考えていたら、先輩スタッフが入ってきて値段を聞いてきた。
で、僕は値段を教えてあげた。
「高いよ!コスパ悪すぎ。すぐ近くの○○弁当の方が安いよ!」
(別にわざわざ口に出さなくてもいいんじゃないかな。笑)
一応先輩なので、僕は上記の言葉を封印した。笑
ただ、そこの飲み屋さんの周辺には、コンビニ、某チェーンの弁当屋や丼もの専門店、テイクアウト専門のケバブ屋、唐揚げ専門店などライバル店がたくさんある。
しかも400円〜500円で満たされるお店ばかり。
ワンコインあれば充分なんです。
そう考えると、ちょっとばかり高く感じるかもしれない。
でもやっぱり「高い」なんて口に出さなくていいんじゃないか。
確かに300円〜400円高いのは事実。
でもそこで働くスタッフさんだったり、素材の良さだったり、ご飯の炊き方、油控えめだったり。個人店ならではの魅力や味やこだわりが感じられると思うんです。
あとはやっぱり「こんにちは〜!来てくれたんですね!ちょっと座って待っててくださいねぇ」と自然とコミュニケーションが発生する。
そういうのもひとつの魅力だと思う。
毎日じゃなくても、どっちみちお昼の弁当にお金を落とすのであれば、自分の顔なじみの人に落としてあげたい!
僕の職業も似たようなものだ。
僕の店よりも同業の安いお店や会社はたくさんある。
それでも毎回来てくれるお客さんがいる。
値段ではなく、人間性だったりだとか、お客さん自身が感じる何かがあるから来てくれているのだろう。
【最後にまとめてみると】
これからは特に、僕のような接客業や飲食店は「安いから」という理由ではなく「その人(店)にお金を落としたい」と思ってもらえるかが重要なポイントになってくるはず!個人の力をもっともっとつけていかなきゃ!
今日も読んでいただきありがとうございます。
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