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アンテナに触れる全てのモノやヒト。 自分を構成する要素は過去の経験や体験によって 大き…

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アンテナに触れる全てのモノやヒト。 自分を構成する要素は過去の経験や体験によって 大きく影響を受ける。 そして、影響を受けて表現されるものが その人の"スタイル"へとなっていく。

マガジン

  • 「いつも移住先を探して」

    「あなたには住みたい街はあるだろうか?」 そんな問いを考えるエッセイ。 あなたも好きな街のことを考えながら 読んでほしい。

  • 旅記

    旅のエッセイ

  • 音の海に溺れる

    SAKANAQUARIUM アダプトツアーのエッセイ化 コロナ禍の音楽との距離、自身と社会との距離 考え事を文章化

  • Find My Style

    僕の大好きなモノ達のストーリーを通じて 自身の"Style"を探していく物語。 「ファッションは廃れる。だがスタイルは永遠だ」

  • “街”と“服”の交差点

    “お気に入りの街”には“お気に入りの服”を自分の言葉で。 皆様にはお気に入りの街はありますか? 皆様にはお気に入りの服はありますか? 街は人間社会にとって、安全な生活空間を提供したり人や情報が交流できたり、多世代が安心して暮らせるコミュニティ空間を提供したり、その時代の暮らす人々のニーズによって変化していく。 人と人を繋ぐ役割を街は一役買っている。 服も年齢や生活様式、その時々の好みによって変化していく。 服もまた、人と人を繋ぐ役割をしている。 服のおかげで人は外に出られるし、着る服によって社会的な地位や個性を表現することができる。 今まで訪れた街とお気に入りの服を添えて 感じたこと・想ったことを綴っていく。

最近の記事

「旅立つ前に」/「沖縄」

〜旅立つ前に〜 ・移住の師匠 私には移住の師匠と呼べる人がいる。 中学時代の先生が沖縄へ移住していて、 私たちを送り出してから沖縄へ旅立った。 沖縄で自分の店を持つという夢を抱きながら 本当に沖縄へ旅立ったのである。 ソバージュに年季の入った前掛けがよく似合う人で やんちゃな生徒にも真正面から向き合う先生で 年齢を感じさせないくらいパワフルな先生だった。 ホームルームでは経験談や将来のことを語ってくれた。 思春期入った私たちは何を行っているかわからなかったが、今となって沁

    • 「いつも移住先を探して」

      ○プロローグ 「あなたには住みたい街はあるだろうか?」 私はしばらくこの問いに対して 「鎌倉ですかね〜」なんて返答していた。 将来は自分の馴染みないところで 小さくカフェを営んでみたいなとか 地方に住んでみたいなと考えたこともある。 ただ、今の年齢でそれをやる覚悟もなく 東京駅まで自転車で20分圏内のところに住んでいる。 近くには隅田川が流れ、少し歩くと浅草寺にも着く。 街にはなんでもあるし アクセスもいいので利便性も高い。 (家賃も高い…) 普段こんなところに住ん

      • 温かい街

        ○はじめに 旅行はいつも非日常だ。 普段訪れない土地に降り立つと気持ちが高揚する。 都内の喧騒に囲まれながら過ごし 忙しなく動いていると時間がゆったりとした所へ行き日常から離れたくなる。 そんな今回の旅行は岡山県と香川県。 香川県は直島、瀬戸内芸術祭のタイミングで訪れた。岡山の宇野からフェリーが出ていた為拠点は岡山。 アートな島と温厚な人々が住む街の旅記のはじまり。 ・はじめに ・朝6時の駅弁 ・アートアイランド ・モノづくり、育てる楽しさ ・モーニンを奏でる街 ・人

        • お洒落と平和

          「日本、大丈夫かな?」 ふと、思う時がある。 いつからこんなに生きづらい国になったのだろうか。 テレビを点ければ暗いニュースが流れる。 政治とカネ、スキャンダル、景気の悪さ、戦争 様々な内容が飛び交う。 SNSを開けば、情報量が多くて 自分が何を大事にしているのかがわからなくなる。 自分が生まれた時よりもはるかに便利になり出来ることも増えた。 日本は豊かになった?国民の幸福度は上がった? 政治家のやることは国民へ還元がされている? そんな中、 若者は将来に対して希望を

        「旅立つ前に」/「沖縄」

        マガジン

        • 「いつも移住先を探して」
          2本
        • 旅記
          1本
        • 音の海に溺れる
          1本
        • Find My Style
          7本
        • “街”と“服”の交差点
          3本

        記事

          訪れたのは鎌倉の路地裏 思い出すのは沖縄の貴女

          ベンチでクッキーとコーヒーを食べている 僕らに地元のおじさんが言った。 その人が向かう先には 忘れられた財布が落ちている。 恐らく数分前にいた若い男子学生が落としたのだろう。 「僕が代わりに交番へ届けておくよ」 そう言って、通りすがりのおじさんにお財布を託した。 去り際に、 「君たちどこから来たの?」 「東京です」 「今日は人が多いでしょうに… でもね、鎌倉は裏路地が面白いんだよ」 そう言い残して、落とした財布を警察に届けるついでに 奥さんに頼まれた洗剤を買いに行った。

          訪れたのは鎌倉の路地裏 思い出すのは沖縄の貴女

          音の海に溺れた

          〜はじめに〜 「僕は音の海に溺れた」 「SAKANAQUARIUM アダプト TOUR」を 観に行った際に感じたことを記したエッセイである。 4部構成に分けており、それぞれの章では このように章を分けて記述している。 サカナクションが好きな方はもちろん 他のアーティストが好きな方にも、 コロナ禍での自身と音楽との距離感や 自身の生活の中の音楽の重要性 更には自身と社会との繋がりを再考する きっかけになると嬉しい。 〜海への道程〜 コロナウイルスの猛威が奮い始めて

          音の海に溺れた

          7ルール

          〜はじめに〜 TV番組の『7ルール』を観て、 自分の中にはどんなルールがあるのかなと考えて文字に残しておきたいと考え 共感してもらったり、「自分の中で大切にしていること」について 考えるきっかけに なるのを願ってます。 1 帰ったらまず、手洗いとうがい コロナが流行る前から必ずと言っていいほど守るルール。 自身の信条の一つに、「身体は資本」というのがある。 何をするにも健康な状態じゃないといけないと思っているし、 健康は社会人の第一の仕事だとも思っている。 健康なくして

          7ルール

          歴史と自然に触れる街〜日光編〜

          誰もが一度は訪れたことがあるであろう日光。 今回はこちらの街にフォーカスしていく。 日光といえば、 「東照宮」「華厳の滝」「戦場ヶ原」の これらを想像する方が多いのではないだろうか。 紅葉の季節になれば、険しい山々が彩りを見せ始め、多くの観光客が訪れる。 周りを山々に囲まれていて、街としても高低差のあるのが特徴的で、 坂や階段が多くなっている。 東武日光駅から東照宮へ向かう日光街道には、 昔ながらの和菓子屋や食事処、コンビニやファミレスも並んでいて 食べ歩きしている観光

          歴史と自然に触れる街〜日光編〜

          わざわざ歩いてみたい街ありませんか?

          元々歩く事が大好きで、何か考え事をしたいときなどはよく長距離を歩くことがある。 仕事での考え事や将来の事、椅子に座ってだとモヤモヤし続けてしまう時は歩いてみる。 スイッチが入った時は、職場から家までの11kmを3時間近くかけて歩いたこともあるくらい歩くのが好きだ。 このように目的地がハッキリしている場合と 目的地なくとりあえず歩いてみるみたいな時に もってこいなのが"清澄白河" ブルーボトルコーヒーが日本初上陸して話題となり 珈琲屋やお洒落なカフェが沢山あって大きな美術館

          わざわざ歩いてみたい街ありませんか?

          “上野“と“白シャツ“

          “東京“といえば“上野“ 小学生の頃までは、都会=上野のイメージだった。 叔母が松坂屋の最上階のレストランに勤めていたこともあって、 馴染みのある都会だった。 アメヤ横丁や上野動物園、多くの美術館や博物館があり 上野に行けばなんでもあると思っていた。 京成上野駅の短いエスカレーターを上り、アメヤ横丁方面に歩く。 アメヤ横丁に入るとしゃがれ声の鮮魚・精肉店の店主が宣伝している商店街を抜けると 雑居ビルの中に「サンリミット」がある。 “餅は餅屋”“シャツはシャツ屋” そ

          “上野“と“白シャツ“

          「アイドルから学んだこと」

          1.はじめに 2.考察して学んだこと 2-1.「目的と手段を履き違えない」 2-2.「まだ誰もやってないことをやり続けること」 2-3.「結局のところ愛嬌は最強のツール」 3.さいごに 〜1.はじめに〜 モノノフ(ももクロファンの愛称)と呼ぶには日が浅く、 大勢いるモノノフの方々と比べても知識や熱量も未熟な上で書いてることを ご了承いただきたい。 あくまでも、物事を客観的に観察して ジブンゴトするのが好きな私の小言ですので悪しからず。 最近仕事が有難いことに忙しく、 リ

          「アイドルから学んだこと」

          音育

          今回は番外編。 自分を構成するものの 一つに音楽がある。 僕の中で洋服は 1.自身の気持ちや気分を表現する 2.それを提案する商売道具 洋服は主にアウトプットを担っている。 一方で音楽は完全にインプット。 演奏出来る訳でもないので、 ただ聴いて、ただテンション上げる。 何を聴くかはその時の気分や自身のトレンドが 大きく左右する。 最近気がついたのは、幼少期に聴いてた音楽が今でも大きな影響を及ぼしているということ。 今回はそのことについて書いてみようと思う。 ○はじめ

          洋服の持つ力について

          *着た洋服でその人のキャラクターは作られる 「この色合わない」 「こんな派手な洋服着られない」 などなどネガティブなワードが 聞こえてくることがある。 もちろん肌の色や体型によっては 不格好になってしまう組み合わせはある。 ただし、上記のようなワードは 大体が「着慣れない」からくる経験不足や 先入観から来ると思ってる。 (今までに沢山の洋服経験値を積んで得たことならとっても素晴らしい!!) そんな僕自身も好きなアイテムや 組み合わせはある。 痩せ型が目立ってしまう半

          洋服の持つ力について

          My vintage

          ○お下がり文化 僕には10歳離れた弟がいて、 お下がり文化の恩恵を受けていない。 小さい頃には周りの友達が 兄や姉の洋服を使っているのを見てきて どこか羨ましかった覚えがある。 新しいモノの価値は言うまでもないが 使い古されたモノもそれはそれで良い。 革製品やデニム類が よく「味が出る」とか「育てる」みたいに 経年変化することをロマンとして捉えること多い。 革製品は育て切ったことないし、 デニムも何も気にせず洗濯してしまうズボラな僕でも 唯一愛でているお下がり品があ

          My vintage

          大好きな街にはいつもの服を

          *唯一のパーカー 2020年初春に京都を訪れた。 その旅は僕にとって非常に困難な旅となった。 何故かというと 普段から 荷物の優先順位をつけるのが下手くそで 余分に持っていってしまう僕が 快適とは言えない夜行バスを使って 京都へ向かうことになったからだ。 せっかくの旅で連れて行きたい子が多すぎる。 僕のポリシーとして、 旅の快適さはもちろん必要なのだが、 それよりもいつもと 変わらないスタンス(その時々の気分最優先)は貫きたいという めんどくさい性分が邪魔してスタイ

          大好きな街にはいつもの服を

          このnoteはこれまで洋服好きとして買い物してきたモノをエピソードと交えて紹介していく。 ・モノを購入するとき ・モノを旅に連れて行くとき ・モノを手入れするとき などのモノとの付き合いを綴る。 読んでくださった方が 「少しでもモノの持つ気持ちが豊か」 になったり 「洋服と付き合っていくのが楽しく」 さて、話題のコロナウイルスは我々の日常を何の許可もなく侵害し、数多くの自由や命までも奪っていき、今もなお猛威を奮っている。 活動の自粛で外出は制限されて 経済活動も著しく