打ち明け話しで仲良くなる①

こんな事で悩まれている方はいらっしゃいませんでしょうか?

・相手からの質問されても会話が続かない
・人とうまくコミュニケーションが取れない
・自分のことを理解してほしいのに、中々理解してもらえない

今回、ご説明するのは自己開示です。
①では自己開示とは?、自己開示が与える効果、自己開示と自己提示の違いについてご説明をします。

自己開示とは、自分に関するプライベートな情報を相手に話すこと。自分の生い立ちや趣味を話題にする、過去の失敗を打ち明ける、自分の思いや意見を正直に話す……などが、自己開示の例です。

コミュニケーションにおける自己開示は、信頼関係を築くのに欠かせません。自分から自己開示すれば、「返報性」によって相手も自己開示してくれやすくなるため、お互いの距離が縮まります。

〜コミュニケーションにおける自己開示の効果〜
自己開示は、良好な人間関係を築くうえで欠かせません。

初対面の人や、知り合って間もない人を前にすると、相手の性格や考えがわからないため、どうしても警戒心を抱いてしまいます。

例えば、あなたの目の前に味も材料もわからない異国の料理を出された時、一旦躊躇しませんでしょうか?

けれど、「この料理は、芋と薬草を香辛料でいためたものですよ」説明されれば、料理について理解でき、不信感が大きく軽減されますよね。
自己開示には、自分がどんな人間かを相手に説明することで、警戒心を和らげる効果があるのです。

初対面の人と話すときなどは、できるだけ良い印象をもたれようと、自分の本来の姿を隠し、当たり障りのない表面的な会話に終始してしまう人は多いのではないのではないかと思います。しかし、それでは親しくなるまでの時間が
かかってしまいます。

相手との関係性を前進させたいのであれば、「自分はこういう人間ですよ」と早めに積極的な自己開示を行なうのが有効なのです。

〜自己開示と自己提示の違い〜
自己開示とは「ありのままに、正直に自分のことを」話すのが、自己開示です。対して、自分を良く見せることを目的とした “自分語り” は、「自己提示」と呼ばれます。

例えば、ある人が「東大に入ったものの、周りが優秀すぎて孤立してしまったんだ」というエピソードを披露したとしましょう。「大学になじめなかった」という失敗談を打ち明けているようで、「東京大学出身である」とアピールしています。

このように、自分に関する** “ポジティブな情報” **を選択的に伝えることで、相手からの印象をコントロールしようとする行動が、自己提示です。自分への評価や好感度を上げられる可能性もありますが、失敗すると「自慢している」「虚勢を張っている」と解釈されてしまうことがあるので、注意が必要です。


今回はここまでです!

②では自己開示と返報性、自己開示の方法、
自己開示とジョハリの窓についてご説明をします!