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オルターモダン制作論20240508

・翻訳語の本質は造語である。従って、オルターモダンは、造語、によって力強く駆動される。こ…

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2020年10月25日に日本広告学会全国大会で行った研究発表のハンドアウト。 タイトルは…

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天才についての試論

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定直彦

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エクリチュールと非装飾性の花の淡さ(「儚い」、と)

■1 序 詩的に聖なるものは ・無立場ということがある。それは供犠に似ている ・沈黙を自…

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マイ録音_317 ナッシングネスとの和解

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定直彦

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マイ録音_314 幻覚とか

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定直彦

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アートメモ システムについて

システム ・グリッドは、もっとも異様な造物なのである。自然界のどこにも、人体のどこにも属さない、最大の不自然象徴、究極の奇形性である(まさに神を磔にしたカタチにふさわしい)。これは、近現代以降にグリッドという象徴が美術に現れたことで、何かを啓示する。非物語性としてのグリッド。 ・マトリクスは、もっとも不自由な幻覚なのである。グリッドを基準(価値軸)として、展開されるその擬似全系は、グリッドが暗黙に提示する合理的正解性を、自由意志の催眠へとすり替え、選択させる。排除と誘導と

アートメモ グリッドの非物語性

■グリッドの非物語性 ・グリッドは、非物語的である ・近現代にこのグリッドが芸術の表象と…

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アートメモ 形相か質料

■質料か形相か ・どこかで何かが折り返している ・形相と思われた美術、芸術、アート、そう…

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作品「グリッドからセルへ」

質料的グリッド ・形相的なグリッドとは、可視的なそのグリッドであり、しかしながら、そのグ…

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アートメモ 絵画の非物語性と物語性

・絵画が瞬間を切り取るもの、であることはわかる(写真も同様だろう) ・メディアとして、非…

アートメモ 信仰と芸術の関係性(アナロギア)について

■無制約者のまばたき ・つくるもの、見るものが、支配、することではなく、絵(の奥)自体、…

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アートスペル

・非美性 ・グリッドの力動性 ・色鉛筆的一体性 ・まばたきとしての絵画 ・まなざしとして…

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■弁証法ー否定弁証法、つまり、非弁証法

■弁証法ー否定弁証法、つまり、非弁証法 ・美を現すために、芸、として、弁証法、否定弁証法があるとき ・非美を現すために、非弁証法がある ・美と美ならざる、に対して、非美、がある(不美や、美ならざる、ではない) ・非美の追求は、美しくないもの、の追求ではない ・真に美たるもの、は、非美の追求、によって、現れる(再三、美しくないもの、の追求ではない) ・美に非ず(不美ではない)、は、真に美しい ・方法としては、非弁証法、である