アートメモ グリッドの非物語性

■グリッドの非物語性

・グリッドは、非物語的である

・近現代にこのグリッドが芸術の表象として表れたことは、なんらか、非物語性自体こそが、リアル、に感じられてきた時代のことかもしれない(硬化的)

・グリッドは、しかし、傍らに、神聖なる沈黙を見出す

・二項対立的に連鎖した、グリッド、というその、〈すべての基準になろうとする〉、〈自らを成らしめようとする〉、自己完結性。その鋳型を

・グリッドは、中心性になろうとして、自らを端的に、単純化して、再配置した、〈模造的中心性〉である

・グリッドの至れなかったところとは、ウートポス(どこでもない場所)的ユートピアである

・このユートピアは受動態であり、与えられるもの、来たるもの、として、と書くことができる


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