見出し画像

食べ「モノ」との向き合い方

今回は「食」について記事にします。自炊から外食まで、幅広く書けそうなテーマですが、ここでは主に、私の普段の食事や考え方について書いていきます。

【普段は粗食で良い】
普段は割と質素に済ませています。そのきっかけとなったのは、「一汁一菜」を薦める土井善晴という方からです。

動画では、適当な食材で味噌汁をつくりますが、最後にはきれいな器に入れ、お膳に乗せ完成させています。この発想を基に、私なりにアレンジして取り入れたいと思いました。味噌汁の具材は基本的に何でも良いですが、せっかくなので高タンパク、低脂質をベースに揃えます。

具材は多くても5種類程度です。
味噌にこだわりはありません。
およそ6食分作り置きします。
完成形は記事「HOLIDAY」に載せています。

【なぜ、普段の食を抑えるのか】
ある日、生徒とこんなやり取りをしたことがあります。
「先生は、普段何を食べているの?」
「家で食べているものはご飯と味噌汁といった粗食です。おかずは、納豆や梅干しです」
「え、毎日ですか?」
「まぁ、ほぼ毎日そうだよ」
「足りますか?」
「足りますよ」
「……」

教室は「なんだつまんな…」みたいな雰囲気になりましたが、事実なので仕方がないです。育ち盛りの彼らからすると、「毎日同じものを食べる」という点に驚いていました。その理由は次にあります。

下記はアメリカのとある研究グループで行われたアカゲザルによるエネルギー摂取制限の実験です。

カロリー制限群の方が若々しく見えます。
個人的には、正常食群の方が愛嬌があってかわいいですが… 

正 常 食 群(A,B):好きなものを食べさせた、いわゆる暴飲暴食。
カロリー制限群(C,D):腹八分を目安にした。

若々しいのが正義ではありませんが、動物界でも食べ過ぎの代償はあるようです。カロリー制限群の方は、体重超過による糖尿病などの罹患は無かったので、結果的に長生きはしていたようです。我々人類で言う生活習慣病です(この病名、安易過ぎるので正直嫌いですが…)。
この真意はともかく、色々なサイトに掲載されているので良かったらご覧ください。
<参考文献>腹八分目はサルでも寿命を延ばす⁉ (jsbba.or.jp)

【人類は何を食べているのか】

2008年の作品です。
Amazon prime でご覧になれます。

世の中には、肉、魚、野菜など「食べ『モノ』」として溢れていますが、「食」について割と考えさせられた作品です。飽食である現代に、なぜ飢える人がいるのか。資本主義である以上、食文化が商売道具になることは問題提起しにくいようです。
私が節制する理由は、世界規模で考えているわけではありませんが、食べ過ぎで病気になる人と、食べなさ過ぎで病気になる人がいるわけですから、人類規模で見ても「食」のバランスは大切です。

【人類は何を食べることになるのか】

300頁を越えます。
訳語ですが、文体が軽妙で読みやすいです。

本書の冒頭に次のような文章があります。

(前略)昆虫はかつて人間社会の主要なカロリー源だったのだから。産業化された現代社会を生きる人々の多くが、昆虫食に嫌悪を感じているのは残念なことだ。

スティーブン・レ 著【食と健康の一億年史】14頁より

コオロギやイナゴがいくら栄養価が高くても魅力は感じませんが、食を通じて人類史を辿る本書は面白いです。
また、「おわりに」という項目では、食と健康に関する普遍的な真理を9つ挙げており、とても参考になります。

【栄養はサプリで決める!!】
とは言っても、私は日頃、筋トレなど高負荷な運動をやっているので、これでは栄養が足りません!!そこで、現代の力である「サプリ」に頼ります。
たとえ、世界中が「昆虫食」になっても、私としては「サプリ業界!頼む!!」と言う感じです。毎日、イナゴやタガメなどは流石に厳しいです。

今回は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。次回は、サプリに関しては記事します。よろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?