お薬飲めたね

寒さ厳しいこの時期、小さな子は何かと体調を崩しがち。

風邪、扁桃炎、中耳炎、胃腸炎…

今のご時世、新型コロナで難しさがあるけど、本来的には早めの受診が効果的。

そして、受診につきものなのはお薬ですね。

小児用でも、苦味などの嫌がるのも仕方ない味のする薬はあるようです。

また、「飲みやすく」と言って甘いからと言って、すすんで飲んでくれるかっていうと、やはりそういうわけでもありません。

とはいえ、飲まないと身体は良くならないし。

そこでいろいろ工夫しますよね。

お薬ゼリーや、そうでない普通のゼリー、ヨーグルトやジュース、アイスクリーム。

ハマるといいんですけどね、試した結果逆効果ということもあるし。

何かの薬でうまくいっても、別の薬ではうまくいかないこともある。

飲み合わせっていうか、あるらしいですね、相性というか。

結局、一番いいのは、「工夫や小細工なしに短時間で飲ませ、その後のテッパンの口直しを確保する」だったりします。

一つ工夫や小細工で失敗すると、別の工夫や小細工はハナから受け付けなくなってしまいかねません。


でも、飲ませなきゃなんない。
でも、飲んでくれない。
最悪の場合、嫌がるのを無理くり飲ませる。
泣こうが、叫ぼうが。
そして親もイライラする。
さらに罪悪感に苛まれ、落ち込む。

こうなると悲劇です。
親にとっても子にとっても。

薬は嫌だけど飲まなきゃいけないもの。
だからこんな↓やりとりを目指したい。

頑張って飲んでね、飲んだら“これ“があるからね。
嫌だよね、まずいよね、でも頑張って。
すごい!頑張った!お薬飲めたね!
お兄さん/お姉さんだね。
頑張ったから“これ“あげるね。

嫌なものは嫌だから。
だからこそ、嫌なんだけど頑張った!っていう経験の方が後に生きる気が、吾輩はします。

あと共感。
嫌な気持ちを認めて受け止めてあげる。

だから、「お薬飲めたね!」の言葉はかけてあげたいな。

うまく自信になれば、次回以降も変な工夫や小細工はいらなくなるかも。

なんて言って、難しいんだけどね。

最終的に思うこと。

元気が一番!

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