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修行せずにお店を始めてよかったと思う唯一のこと

こんにちは!クッキークルの店主ナオです。

私はクッキー屋を始めて11年目になりますが、製菓の学校にも行かずお店で修行もせず、
独学でお店を始めました。

前も書きましたが、これはもうとにかくおすすめしませんw
ただの回り道でしかありません。(しかもイバラの道)
「独学でなんて、すごいね!」と言っていただくこともありますが、そう評価していただくことは、この大変さに比べたら、評価されなくていいわ、と思っております。笑

でも、一つだけよかったと思っていることがあります。
これは後々気付いたことなのですが、

「師匠」がいないことの自由さ

を持っていることなのです。



師匠を超えることは、実はメンタル的にハードなこと

なんだということを知ったのです。

どこかで修行をしていると、技術やノウハウをみっちり教えてもらったり、
見て覚えたりしていると思います。
そうすると、その教えてもらったことが思ったより「正解」になっていることが多い。

お店や事業をやっていて、かなりいい状態になってきても、

自分なりのやり方にシフトできない
師匠のお店の金額以上につけられない

と、頭打ちになってしまう場合があります。

その点、私は知識がない分、いい意味でも悪い意味でも、

値段の考え方
味の組み立て
スタッフにやってもらう委任の範囲

などなど、常識に囚われずやりたい放題やれてるのは、その面が結構あるんじゃないかな、と感じました。

もし、既にお店をされているかたが
どうしても一定の売り上げ以上伸びない
お客様が一定以上増えない

などの、見えない壁を感じていたら
この「師匠壁」に思い当たる節がないかをチェックしてみるのもひとつかもしれません。

師匠がいるというのは、ほんとうに素晴らしいことです。
わたしは出逢えなかったから。
というか、望まなかったのですがw
そう思える人に出逢えたことが、奇跡だとわたしから見ると思います。

師匠という存在は素晴らしい。

だけど、「師匠壁」は自分が作り上げた幻想だということをまず自覚してみる。

たけど、指針となる存在があるのはやっぱり羨ましいな。

自由であるぶん、フワフワとした雲を歩いているような感覚になることがあります。

とはいえ、私は懲りずにこれこらもユラユラと、
たまに落下しながら、
やっていくと思いますw

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