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2020鑑賞感想074 半世界

ジャンル:映画
作品名:『半世界』
監督・脚本: 阪本順治
出演: 稲垣吾郎 長谷川博己 池脇千鶴 渋川清彦 竹内都子 杉田雷麟 菅原あき 牧口元美 信太昌之 堀部圭亮 小野武彦 石橋蓮司 他
場所:自宅(テレビ WOWOW)
あらすじ
とある地方都市。山中にある炭焼き窯で、炭焼き職人として備長炭を製炭する39歳の紘(稲垣吾郎)は、帰郷してきた中学時代からの友人である元自衛官の瑛介(長谷川博己)と再会する。彼の一言を契機に、紘は父親から何となく継いで炭焼きの仕事をこなし、仕事を理由にして家庭のことを妻・初乃(池脇千鶴)に任せていたことに気付く。さらに別の同級生・光彦(渋川清彦)からは、息子の明に対して無関心だと言われてしまう。紘は仕事や家族に向き合おうと決意する一方、瑛介の過去を知り......。

半世界

感想

推しの1人の杉田雷麟くんが出演していたということで映画館に観に行った作品。

がWOWOWでやってたから改めて視聴。

純粋に内容がいいね。と改めて思った。

大人の3人の関係性がとてもいいよね。こういう友達作りたいなあ。あ、もうそっちの大人たちの方が年齢近いか。三角形という例えがいい。

お義父さんとのサンマの話からご飯がサンマの話になって、最後にもサンマ。なにげないやり取りだからこそ面白いなあ。

雷麟くんも左利きだけど稲垣吾郎さんも左利きか。親子(役)で両方とも左利きって面白いね。

雷麟くん、勇気振り絞りながら腰引きながらでも戦う姿はカッコいい。いや、カッコいいというか、画になる。

炭を愛とか恋に例えて、そして結果受注するってお母さんやり手ね。

死ぬシーンの林の演出がね…うん、炎が微妙に出てくるの、うん。いいね。

雷麟くんの役の子がどんどんしっかりしていくんだよなあ。でも結局ヘタレが残っているのもちゃんと演技で魅させてくれる。

葬式のシーンが天気雨、っていうのがなおさらいい。

「まだ続いていくんだから」→世界は続いていく。
死んでも世界は続いていく。世界は残っていく。→半世界。

っていうことなのかな?半世界ってタイトルに惹かれるけどちゃんとした意味が実はまだよく分かっていないという。

かまど?のところでの母と子の会話が好きで「マジっすか」の言い方が可愛い。

最後のボクシングのシーンが凄い好きなんだよね。しかもあれワンカットでしょ?この映画をより好きになったのはこのボクシングのシーンだった。

WOWOWのエピローグに笑ってしまった。

確かに雷麟くんの感じ弱そうだしプロテスト受けても落ちそうだし結果継ぎそうっていうの、凄い分かる。でも分かるからこそのあのエンディングなのかなあって思った。

スルーしてたけど、確かにボスからいかずに子分から倒してたねw全然気付かんかった笑

長谷川博己さん良いねえ。稲垣吾郎さんの芝居、そういえば初めてちゃんと観たけど悪くないんだよね、むしろ良い。

色々といい発見のあった映画だった。もう1回観れてよかった。

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