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2020鑑賞感想053 アイスと雨音

ジャンル:映画?
作品名:『アイスと雨音』
作・演出:松居大悟
キャスト:森田想 田中怜子 田中偉登 青木柚 紅甘 戸塚丈太郎 門井一将 若杉実森(若杉凩) 利重剛 MOROHA 他
鑑賞日:2020/04/05(日)
あらすじ
2017年、小さな町で演劇公演が予定されていた。イギリスの戯曲を日本で初上演する。戯曲は、世界の演劇シーンで注目を集める劇作家Simon Stephensの「MORNIG」。親友が町を出ていくことをきっかけに、鬱屈からの夜明けを描いた物語。オーディションで選ばれ、初舞台に意気込む少年少女たち。しかし舞台は、突如中止になった―― 「ねぇ、稽古しようよ」と、ひとりの少女が言い放つ。

感想

久々に観る。

劇場やライブハウス、会場で観る回数>家で観る回数
という謎の現象はまだ続いている。総計おそらく100回は越えている作品。

あまり映画とは呼びたくないのがこの作品。

毎回毎回新たな発見があるこの作品。今回もいい発見がありました。

『アイスと雨音』→ドキュメンタリーの『ファーストキス』を連続で観るのはやはり良い。より『アイスと雨音』を堪能できる。

田中怜子さんと川名幸宏さんが好きな方は『ファーストキス』だけでも十分楽しめる代物。

ドキュメンタリー『ファーストキス』はDVDやBlu-ray買った人しか観れないので興味ある方は是非。

久々の『アイスと雨音』は、やはり好きだなあ、って改めて思うこと。

そしてやっぱり僕のある意味原点であって、やりたいことが詰まっているなあと感じさせられる作品。

映画であって、ドラマであって、演劇であって、ドキュメントであって、ライブであって。人生でもあって、人間でもあって。

色々頭がごちゃごちゃしてくる作品。観ながら色々考えるから頭も痛くなる。今だと1回観るだけでだいぶ疲れてしまう。よく1日2回とか観てたなあ、と今更。

でもやはり大きなスクリーンで観たいなあと思うし。『ファーストキス』観たら『アイスと雨音』また観たくなるし。無限ループ入りたくなるし。

柚くんの座った席観るだけでぶわーって涙出てくるし。本多劇場で視た記憶がよみがえるし。

今日のシーン、僕は客席ではなくて、舞台上にいたし。

この作品がはじまると僕は2017年3月26日の下北沢にいく。

体はもちろん、今この時代のこの日のこの時間にいる。

心と、精神と、目と、魂は。当時にいく。僕はその時いなかったのに。

一緒に下北沢を走り続けている。

だからこそ僕の耳はヘッドホンだけどもその街の音が360°聴こえるし。バイノーラルよりも事細かにまるで聴こえている。

きっと、おそらく。もっと良いヘッドホンならもっと事細かに聴こえるんだろうなあ。もっと魂が奥に行ける気がする。

もっと知りたい。もっといきたい。この作品を、『アイスと雨音』という人間を、もっと知りたい。もっと仲良くなりたい。

あー。久々に視て熱くなった。

本当に『アイスと雨音』が好きで、僕の一部なんだなって改めて感じた。

また視よう。

心のどこかに絶対いる作品だけど、実際に視るって、やっぱりいいね。好き。

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