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"ネガティブループしてしまう自分"を変えたい人にオススメなワーク系の本

SNSやコラムで発信をしていると、自己否定やコンプレックスに悩むフォロワーさんから色々なコメントやメッセージをいただきます。
「自分に自信を持つにはどうしたら?」
「ついネガティブになってしまいます」
「自分のボディイメージが歪んでしまった」

そんなメッセージに対し私の一方的な読解力を元に、限られたSNS空間で大事なことを伝えるのには限界があり、全知全能では無いのでうまく説明できないこともしばしば....。

という訳で、そんなお悩みフォロワーさんの役に立ちそうな本を、かつてネガティブパワー全開自己否定マンだった私が探して読んでいくことにしました。今こそ頼ろう、人類の叡智。
「その悩みなら、この本を読むといいよ!!!!」と言えるような本をサッと紹介できるようになるのが目標です。
(実は読書はあんまり好きじゃないのですが、今年は学びの年にすると決めたのでね....。)

という訳で私なりに面白かった本を紹介していきます〜。


伊藤 絵美 (著)
『セルフケアの道具箱: ストレスと上手につきあう100のワーク』

★自分にとって適切なストレス解消法がわからない、ふとモヤモヤした気持ちで苦しくなってしまう、カウンセリングに行く勇気がまだ出ない...という方にオススメ。

著者は臨床心理士の方で、セルフケアに関する100個のワークをやさしく紹介している本です。
ストレスマネジメント・マインドフルネス・認知行動療法・コーピングなど、なんとなく聞いたことはあるけどどういうものか分からない...という方も多いはず(私もそうでした)
1つ1つは短い説明で専門用語を出来るだけ避け、わかりやすく表現されているので、「こんな簡単なことでもいいの?」「これやってみよう」と思えるものが必ずいくつかはあるはず。
人を頼るのが下手で一人で抱え込みがちな人にこそ読んで欲しいです。

【こんなワードにピンときたら読んだ方がいいかも】
・「自分の心をひとりぼっちにしない」と心に決める
危険なのは「どうせ自分はひとりだ」「自分には誰もいない」「誰も信用できない」と自分で決めてしまうことです。これは心の中で自分いじめ(自傷行為)をするようなものです。
(『セルフケアの道具箱』本文より)

山田智恵(著)
『ミーニングノート』

★仕事、恋愛、人生...漠然と先行き不安だけど今何をしたらいいかわからない!という方にオススメ。

『いいことノート』の進化版という感じの本。自分で今ある物事の捉え方を見直してみたり、未来の行動に繋がる大事なヒントやチャンスを確認するためのノートの書き方がわかります。
頭の中では「これやりたいなあ」「あれっていいなぁ」など色々考えていたり計画していたのに、日常に追われて気づくと時間だけが過ぎ、些細な気付きを忘れてしまったりモチベーションが下がってしまった経験はないでしょうか?(私は身に覚えがありまくる)
スマホのメモには気づいたことをよく書いたりしていたのですが、やっぱり紙に書く方がアイデアと愛着が沸き達成感もあります(当社比)
ネットも含め情報過多な時代だからこそ、自分の手でペンを握り紙に書いて思考を整理することが気分転換にもなるはず。
そして何よりデジタルより目が疲れない(笑)

【こんなワードにピンときたら読んだ方がいいかも】
・あなたが「どう思ったか」という意味づけは、人生を変える力があります。意味づけで、あなたの行動が変わり、結果が変わるからです。

『ミーニング・ノート』本文より

メラニー・フェネル(著)
『自信をもてないあなたへ―自分でできる認知行動療法』

つい自己否定してしまう自分を変えたい、気づくといつも同じようなパターンの人間関係、物事に悩み悪循環している人にオススメ。

どストレートなタイトルですが、本当に、これは、自分に自信をもてない人(自己評価が低いと感じている人)について書かれた本
『自分でもダメだと思っているのに抜け出せない悪循環』の仕組みがわかります。
一部の皆様はご存知の通り、私も昔は自己嫌悪&摂食障害&痩せなきゃ&愛されなきゃ&自分には価値がない&モラ男の言いなりになってしまう負のスパイラル沼に陥っていたのですが、そんな経験に1つでも身に覚えのある方はきっとこの本を読むと「えっやば、私のこと書いてある・・・」と思うはずです。多分ね。知らんけどね。
腑に落ちるワードがあり過ぎて、私は付箋しまくってライン引きまくりました。今は摂食障害からも回復し、自分なりになんとか負泥スパイラル沼から抜け出したつもりですが、紹介されている認知行動療法のワークは私が回復する過程で意図せずやっていたことにも繋がる部分がありました。
この本は翻訳本であり専門性のある本なせいか、少し理解するのが難しい部分もあります。もしかしたら"自信を持つための認知行動療法"をもう少し噛み砕いてわかりやすくした本が他にもあるかもしれません。でも、興味ある方はとりあえず一読してみてくだせい。買う前は「2000円か〜ちょっと迷うなぁ」と思っていた私も、もっと早く読んでおくべきだったなと思ったぐらいです。

【こんなワードにピンときたら読んだ方がいいかも】
・これを読めば、低い自己評価が人生のあらゆる面にいかに悪影響をおよぼし、人を不幸にしているかがわかります
(『自信をもてないあなたへ』本文より)

【腑に落ちた私なりの解釈】
・自分でコントロールできないこと(世間や他人の評価など)を軸にする脆さは自己評価の脆さにもなる。
・「こうでなければいけない」と、自分にルールを課して厳しくすることが実は自分の首をしめている場合がある。必要なのはルールを厳格に守ることではなく、根本の問題に向き合い、ルールのあり方を変えることなのかもしれない


という訳で今回は以上です。
もし読んだら教えてくださーい!


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