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子供の感性を磨く〜音・音楽の可能性その2〜

先日、note初投稿しました。
お読みくださった方がいらしたこと、本当に嬉しいです(涙)。

今日は、その続きを書こうと思います。

*前回の内容はこちらをご覧ください⇩
https://note.com/nao_music0413/n/na069cae277b4


約30年、ピアノとリトミックと歌を融合させた独自のやり方で
音楽教室を主催していました。
沢山の子供達が私の教室で学んでくれました。
ピアノを弾き、音を歌い、音符を書いたり、音楽を感じて動いたり。
発表会の前は、生徒達が自主的に考え、練習することもありました。
とても、充実した日々でした。
再渡米を機にそれをクローズした時、本当に「やり切った!」と
思えました。

2010年から始めた『クリスタルボウルとピアノ同時演奏』の演奏家として、  作り出す楽しさと、皆様が音で癒され元気になられる姿に喜びを持ってやってきました。
このように演奏家として仕事をしている自分は今考えても不思議ですが、 指導以外にも天職と思えるものに出会えたことに感謝でいっぱいでした。


そして、帰国して早5年。また転機がやってきたようです。

昨年頃から
「未来を担っていく子供達に何かを残したい!」
私の中で再び、そんな想いが湧いてきたのです。
それは同時に、子供達への『指導の想い』でした。


その理由の一つには、自由が丘にあるInternational Kindergartenで続けているリトミック指導での子供達の様子です。

初年度に教えていた子供達は、年長になりました。
その積み重ねは、私が想像した以上に子供達の中に『音・音楽を感じ、表現していく』感覚が芽生え、蓄積され、定着していったのです。

音を身体全体で感じ、生き生きと動く子供達。
動くことで、毎回、心も身体も軽くなり、その後の表情は解放感に満ち溢れています。

それを数年積み重ねていくことによって、『感じること=感性』が身体に染み込んでいき、『音・音楽』に機敏に反応していく。
その目覚ましい子供達の変化を、この仕事で再認識しました。

こんな風に感性を育てるものが、他にあるでしょうか・・。
『音・音楽』は子供達の感性を磨くためにある。
そう言い切っていいほど、価値のあることだと再認識しました。


では、実際にレッスンではどんなことをしているのでしょう。。


音楽を体全体で聴き(=感じ)、その音楽を『動き』で表現していくのです。

その音楽は、主に指導者の即興演奏や作曲したもの、既存の曲などで行われます。

音楽で表現されているのは、私たちの生活の中にあること。
自然の移り変わりだったり、日常生活で行われていることだったり、
子供達の興味を惹くことなので、わかりやすいし親しみやすい。
その様子を、私がピアノを中心に演奏し、子供達がそれに合わせて動く。

それは、単に楽しいだけでなく、その中にとても大切なことが裏付け
されています。


次回はそのことに触れたいと思います。





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