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海外企業で働きたいエンジニアのためFrog Conferenceに登壇したので、質問に答えてみました

先日こちらに登壇させていただき、お話しをさせていただきました。

沢山の質問が寄せられていて、その全てにはお答えできていなかったなあと思ってところに、牛尾さんがnoteを書かれているのを発見し、自分も僭越ながら、書き始めました。



私は唯一、北米無関係!+女性エンジニアでした!
まだまだ女性少ない業界なので起業家スミナさんもいらっしゃいまして、その点もうれしかったです!


日本にいながらイギリス企業で働くエンジニア、ということで、個別のご質問もいただきましたので、そちらには後半コチラで回答しています!

他の皆さんの回答

他の方々も同様のnoteを出されています。あらためてすごいメンツのみなさんにまぜていただいたなあ🥰


カンファレンス質問回答

とても長くなりますので、前置きはさておき、早速行きたいと思います。
個人向けの質問でも、勝手に答えれそうなやつは答えてみます。
無理そうなやつははぶきました。


おもに太字箇所について回答しています。

牛尾さんのお話を聞くと、周りの方からの助けやアドバイスを受けるのがお上手な印象を受けました。コミュケーションや立ち回りで、何か意識していることがあれば教えて下さい。また、全てのアドバイスを実行するのは難しいかと思いますが、どのように取捨選択しているのかも伺いたいです。

コミュニケーションは、わかりやすさ重視

立ち回りは、自分の視点・考え・その理由、を明確にするようにしてます。いろんな人と話すので、どういった立場でどう考えているか、という前提込みで会話するようにしています。

アドバイスの実行は割とぜんぶやってみてると思います。やってみてちょっとずつ取り込んだり、「あ、自分にあわへんわ」と思ったらやめます。

カナダからリモートでアメリカ企業で働くのと、アメリカで直に住みながら働くのだと、やはり待遇や業務内容に違いが出る物なのでしょうか。その後のキャリア的にどの程度違いがある物なのか、ご意見伺えれば嬉しいです。

自分は日本からイギリスの本体の会社で働いていますが、業務内容・待遇は大きく違わないです。キャリアはイギリス本体に最初の方にいた人のほうが、そこから海外の新しい支社立ち上げに派遣されている確率は高いです。

AIの進化が目まぐるしいですが、実際に登壇者の皆様や海外Tech企業が実務でどのようにAIを活用して、どれくらい効率化できているのかお聞きしたいです。私の場合ですと、主にGithub CopilotとChatGPTを使い、コーディングの補助やわからないことの調べ物にAIを活用しています。

AIは常につかってます。
Copilotも使いますし翻訳のDeepLもよく使います。

一番使うのはChatGPTで、言い回しの調整から、考えを表にまとめる、ビジネスロジックから考えられるテストケースのジェネレート、細かいところだろユーザーテストのためのダミーデータなど、かなり使ってます。

また個人の考えの壁打ちにもよく使います。もやもやした気持ちを整理してくれるので。
また音声のChatGPTは共感性をしめすオウム返しも取り入れられているので、喋りかけたりもします。普通に会話になりますよ。

私の場合は英語はもうだいぶ慣れてしまったのもありますが、英会話練習者にはとても良いツールのように思います。
私はもともとSiriに英語で話しかけて練習していましたが、Siriは理解できないことも多いのでChatGPTは最強です。

エンジニアの求職活動では、とにかく応募しまくるのが大事とは言いますが、一方であえて数を絞り1社ずつ募集要項や事業内容を熟読した上で、自身の経験と照らし合わせてレジュメ、カバーレターを書くというアプローチもあるかと思います。どんな人なら前者のアプローチ、あるいは後者のアプローチが良いなど個人的なご意見を聞きたいです。

私は完全に後者の人間ですので、その話を少し。
日本での転職もふくめ、転職の際は1社しか受けずにやってきました。

後者のアプローチの方がカルチャーマッチが高いので、受かりやすいんじゃないかなって思いますが、「どこでもいいからとにかく受かりたい」という状況であれば、確率の面では前者に軍配なのかな。

例えば、海外移住目的で、どうしても足がかりとして、どこかの会社に就職しなければしなければならないという場合は前者が確率が高そう?とか想像しました。

あとは、受かる受からないだけの話だけではなくて、受かった後にその会社の中でどうやって自分のキャリアを伸ばしていくかと言う視点も大事になってくるかと考えます。

ある程度そこでしばらくは働いていくと言う心づもりであれば、コアバリューへの共鳴、カルチャーマッチも大事です。
会社のコアバリュー、カルチャーを理解している、馴染んでいる人の方が上級にパスを進めていく人が多いように見えます。

SWE1 (junior)です。Juniorと働くときに、「こういう立ち回りで働いてくれると助かる」ということがあればお聞かせください。例えば、「プロダクトの改善点や疑問点などを見つけたらその都度エスカレートする」や「Supervisorには一日1回は必ず進捗のアップデートをする」などを自分では気をつけて働いています。

これは私はカンファレンスでも答えた記憶があるのですが、クリアにコミュニケーションしてくれるとありがたいですね。

具体的に言うと、わからないことをわからないと言う、これが一番大事かな。

これはジュニアじゃなくて全員にとって永遠に大事だと思います。自分のためにも、チームのためにも。

そもそもジュニアだから全てがわからないシニアだから全てがわかっているって事はありません。
質問すると言う事じたいが、現状に対して疑問を投げかけている・確認をする素晴らしい行為です。

書かれているご自身がきをつけてらっしゃることも、とても素晴らしいと思いました。応援しています!

第二部のお話になると思うのですが、日本人として北米企業で働く中で、語学面から来るパフォーマンスの低下を感じる事はありますか?ある場合、どのようなマインドでそれを突破していますか?

実際に語学面で困ったことはそこまでないかもです。

ただ、インポスターシンドロームの観点から行くと、たまに自分の自信のなさと第一言語以外で仕事をしている状態が直結しやすい場合はありますね。

「あれ、自分の理解だとこうだったけど、聞き間違ったかな?」みたいなシーンです。

自分が心がけているのは、本人に直接聞きにいくことです。
「 私、こういう風に聞き取ってんけど、間違ってた?」みたいな。

わからないことをわからないままにしないと言うのは、語学視点かどうかに関わらず、パフォーマンスを維持したり向上するのには大切なマインドかなと思います。

北米での就活、キャリアアップにおいて、AWSなどの資格は重要視されますでしょうか?資格取得の勉強よりもアルゴリズムなど面接対策の勉強に時間を割く方が良いのでしょうか?

この辺はどういった会社、どのロールを受けるのかにもよるかもしれないです。

テクニカルテストだけで、テクニカルスキルをはかるのは難しくて、足切りな部分もありますので、聞かれたことに明確に答えられる態度が大事かなぁと思います。

なぜそのような実装をしたのか、説明できることも意識されるといいかもです。

あと、落ち着いた雰囲気を醸し出す、のも。

いわゆるとても一般的な質問で、ちゃんと答えれるといいよなと思うのはこんなかんじです。たぶんもっとあるけど。。

- なぜこの会社で働きたいのか?
- この会社に入ったら何がしたいのか?
- 向こう3〜5年のキャリアビジョンは?
- これまで、経験した 困難、それをどのように解決したか?

They knows what they was talking about. 
これ面接後のフィードバックのときよく言われますね。
面接のときはこちらはgenderはしりませんので、theyと使うことが多いですけど、 「 あぁ、 この人なんかわけわからんとしゃべってんなぁ」、 ってあるじゃないですか。 割とみんなそこにセンシティブな感じがありますね。
落ち着いて明確に答えられるっていうのは大事なんだなぁと思った経験でした。

カナダ企業でインターン中の者です。同僚の文化的バックグラウンドが様々な中でもうまくやっていくために心がけていることなどについてお伺いしたいです。主に、コミュニケーションの取り方や、職場での仲間(挨拶だけでなく互いの仕事やキャリアの話などもできる相手)の増やし方など、工夫していることなどがあればお聞きしたいです。

この本がおすすめです。
当然ステレオタイプの域を出れるわけではないのですが、そうであったとしても、これだけ違いがあるんだと言うことを理解できる良い書籍だと思いました。

文化の違いはあるといった大前提で、
気後れしてしまう、フラストレーションを感じる、そういった場面がある場合は、上司に相談したり、ときには本人に直接伝えるなど、自分発信で自らの考えや気持ちをシェアするマインドは持っていると、うまくいきやすいかもしれません。

どういった話の切り出し方がいいのかなどChatGPTに相談して参考にするのもいい。クローズドな環境で上司と一対一での相談。そして当人に話すなど ちょっとずつ アプローチするのも大事。

コミュニケーションで気をつけてることは、 日本語で会話する時と特に変わりはありません。
相手が嫌な思いをしないように、 自分の言いたいことを相手が受け取りやすいような言葉に変換して話をしていく、 そんなところでしょうか。

そもそも全員が違う、 自分の当たり前は、相手の当たり前ではない。この認識も大前提として大事です。

仲間の増やし方については、私はよく会社の人とも遊びに行きます。 旅行も行きます。
そういった意味では、そもそも会社選びの際に、 働いている人たちが好き、いい人そう、 そういったことも自分の場合は大事でした。

仲間作りのためにあえてしているわけでは無いですが、 普通に喋りかけますね。 こないだ〇〇Slackで見たけどすごいよかったじゃん! とかそういう感じです。

北米企業に就職し数年働いた後に日本に帰国してそのまま北米企業に日本からリモートで働くというのはどのくらい現実的でしょうか。またその状態で日本から別の北米企業に転職することは可能なのでしょうか。(面接等で一時的に北米に行くことはあっても基本的には日本に住みながら働くみたいな想定です)

北米じゃないですけど、自分はまさに日本から欧州の企業に働いています。 出張でどこかに行く事はあっても、 居住地は日本です。
私の場合は、日本に住むことにこだわりがあるわけではなくて、 日本で採用されたので、日本に住んでいると言う感じですが。

なので、全然現実的です!

世界一流エンジニアの思考法で心身の健康を整える話が印象的でした。個人差が大きいところかと思うので、牛尾さんだけでなく、皆様の実践されていることをお聞きしたいです。

私はピラティスのインストラクターでもありますし、 心身の健康は私個人の幸福に大きく関わるので、すごく大事ですね。

散歩やピラティスの練習、軽い筋トレが主にありますが、十分な睡眠、 バランスのよい食事などもできる限り気を遣っています。

メンタルについては出来る限りのことをしますね。

ジャーナリングと言って、自分の気持ちを吐き出すような機会を日常的に設けています。

誰かに話聞いて欲しいなぁと思った時は、友達や仲間に話します。
オンラインのサービスを活用して、メンタルサポートのプロフェッショナルの人に話を聞いてもらうこともあります。

自分の気持ちの変化にセンシティブでいてあげたいな、と思っています。

40歳から北米挑戦は現実的でしょうか?

起業なのか、 雇用なのか、
ご自身のスキルセット、資金体力、 語学力、 人生経験、 モチベーション、健康状態あとたぶんビザ。

何をどれくらい持たれているか、どこを狙うか、どんな役割で活躍していくのかによって回答は違うと思います。条件次第では、全然現実的と言えると思います。

アメリカ、カナダのTech企業に100通近く応募し、一つも返答が無い状況です。リファラルが重要という話を良く聞きますが、リファラルを得るためにすべきことについて皆さんが意識している事について何かあれば教えてください

リファラルを得るためにというトップダウンで、何かに取り組んでいる事はありませんが、自分の状況を人に話したり、 ネットワーキングのイベントに積極的に行く事は結構助けになるんじゃないかなぁと思います。

コネクション作りももちろん大事ですが、 リファラルしてあげたいと思われるような人になることも大事かなと思います。

リファラルを得るためにという考え方自体に、個人的には抵抗があるのですが、この人を応援したい一緒に働きたいと思ってもらえるような人間でいるということは結果的に良い方向でつながっていくのではないかと思います。

英語でのコミュニケーションについて質問です。 英語力の重要性自体は認識しているのですが、海外でエンジニアとして働くにあたって、心構えの面で大切だと思われることがあればお聞きしたいです。

日本語と同じところだと、 相手が受け取りやすいような表現・言葉選びを心がけています。

日本語と違うところでだと、
自分の意図しない間違いや表現を含んでしまっていたら本意ではないので、 細かく確認したり、 複数の表現を使ったりします。

「 私の認識で言うとこういうことなんだけど、 あなたとalignできてますか?」
「 I think -------. In other words, -------.」

みたいな。

技術的人間的に魅力ある憧れの上司や同僚は、会社の中でどのくらいいらっしゃいますでしょうか?憧れの人のここを参考にしているというエピソードもいただければ幸いです。

技術的人間的に魅力ある人は沢山います!

あまり人に憧れない性格なので、憧れの人は特にいないです。
特定の人に憧れる、というより、ご縁のあった方皆さんからインスピレーションをもらっている、という感覚です。

いろんな人とお話ししたり、相談したり、時には相談してもらったり、そういうこと全てを自分の血肉にさせてもらってると感じています。

将来的に日本に帰る予定はあるのか、その場合日本帰国後はどのようなキャリアパスを考えられているか聞いてみたいです。

私は逆に、今、日本のブランチにいるので、 将来海外に出てみたいですね。 その後の事はそのとき考えます。

お仕事をしている時に言語的な不自由さを感じることはありますか?ある場合、心がけていることがありましたら伺いたいです。

言語的な不自由さを感じる事は特にありませんが、 もしわからない単語・表現があったらその場でききます

自分で言いたいことがうまく言えない時は「なんていうんか知らんけど、 あんな感じでこんな感じでー」 と説明すると、大体誰かが「あぁそれはこういうんだよ」と教えてくれます

私が不自由に感じていないだけで、この状況を不自由だと感じる人はもしかしたらいるかもしれない、、 と書いていて思いました。

大丈夫ですよ、皆おしえてくれます!

牛尾さんに質問です。ADHDとの事ですが、集中力を維持する、モチベーションを維持する為に行っている事はありますか?自分もADHDですが集中力が散漫になりがちな事に苦労しています。

私はADHDではないですが、 集中力を維持したり、モチベーションを維持することが難しくなるときは私にもあります。

集中力の維持に関しては、

  • 睡眠をしっかり取ること

  • 食事を規則的に取ること

  • カフェインに頼りすぎないこと

  • 水分をしっかり取ること

  • 適度な運動をすること

など、ですかねー
集中時間はカレンダーで確保して通知は全部オフってます。

モチベーションについては、 いろんな人に悩みを相談したり、 自分のやりたいことを共有してフィードバックをもらったり、 本を読んだり、 旅行に行ったり、 ジャーナリングをして、自分の頭の中をまず空っぽにしたり、 そういうことですかね。

インプットとアウトプット、 それから頭の中を空っぽにする作業、 この3つを通して、 たまに自分の中にインスピレーションがパッと浮かんでモチベーションが上がっていきます

質問者さんと似たような立場ではないので、あまりつかえない情報の可能性はあって、その点は申し訳ないなと思います。苦労されていると書かれている時点できっとすでに色々と工夫や試行錯誤されているんだろうと思います。応援しています!

生産性を上げるために筋トレはしたほうがいいですか?

生産性に関わらず、筋トレや運動は適度にやるととてもいいと思います!

技術の勉強方法について、日々何をどのように学ばれているかお聞きしたいです。

日々の仕事で、技術のキャッチアップやより良いコードの書き方を学ぶようにしています。 

それ以外だとブッククラブに参加したり、 自分でも本を読んだりですかね。

あとソフトウェアはざっくりいうと「お困り事をテクノロジーで解決する」ものなんで、 日常生活で普通に目にすることに思いを馳せたりします。これは意識して、というよりついついなので、あまり参考にならないかもですが。。

例えば店舗のオペレーションや、 他社のUIUX、 物流、 などを見たときに、自分の中で頭の中にモデルを作ってみたり、どうすれば効率よく解決できるか、自分だったらこうするなど。頭の中で思考実験を楽しんでます。

英語の勉強優先で技術の勉強が十分にできていないと感じています。日々の学習はどのようなバランスでなされていらっしゃいますか?

英語力がまだまだだなと思っていたときは、 日常のインプットそのものを全て英語にしてました。 なので、技術の勉強自体も英語でしてました。
日常のiPhoneから読む本、 google マップ、 podcast、 全部英語にしてました。

今は、時間効率などを考えて、日本語での インプットもしてます。

仕事が英語の勉強であり、仕事が学習だったりもするので、 個人的には特にバランスは考えていないですが、質問者さんの場合はもしかすると英語環境に飛び込んでしまうということで解決できるのかもしれないですね。応援してます!

燃え尽きなど、メンタル面をケアするためにどのような習慣を実践されていますか? 

これはすごく大事にしていることです。

定期的に有給をとって、 まとまったオフラインの時間も取るようにしてます。

頭の中が 空っぽになるような時間も積極的にとってます
サウナに行く、 ちょっときつい筋トレをパーソナルトレーナーについてもらってやる、 ピラティスをする、 散歩をする、 湖に座ってぼーっとする、友達と腹筋が壊れるほど爆笑する、 たくさん寝る、 などですかね。

どこか上のほうの質問にも回答しましたが、 オンラインでのメンタルサポートを受けることもあります。
肌感としては、 顔見知りの人や友人、身近な人に話す方が効果が高いように感じます。 いわゆる悩み相談であったり、 近況報告お互いにし合うなど。

ただ時間やタイミングがあわない、 ただ単に不満を聞いてほしいみたいな場面では、 自分の大切な人にネガティブな要素を振りまきたくない、と思うこともあるので、 そういう時はサービスを利用します。

仕事についてはしんどいなどはすぐに上司に言うようにしてます。
実際に状況が変わらなくても、何がしんどいのとつっこんで聞いてくれたり、 そこから今の自分の状況の解像度が上がって、やるべきことがクリアになると、 しんどさが減ったりもします。

北米での就職活動には、ポートフォリオがとても有力だと聞いたことがあります。みなさんは、ご自身のポートフォリオを持って就職活動されましたか?今は学生なのですが、これから卒業、就職活動に向けてどういったポートフォリオをどれだけの量作っていけばいいかのか、曖昧です。少しジェネラルな質問になってしまいましたが、ご教授願います。

就職活動のためにポートフォリオを作っていたわけでは無いですが、 昔Xに投稿した自分のアプリケーションを見て、 声をかけてくれた人や、 面接につながったという事はありました。

きっかけ作りと言う面が大きく、そこまで必須じゃなかったりもします。

あと、しょーたさんがされてたアドバイスが、秀逸でXにメモったので貼っておきます。


スキルアップのために掛けられている時間について、会社の仕事業務を通じたスキルアップの時間と、その他の活動(自己啓発など)の活動での時間の割合を、ご参考までに教えていただけますでしょうか?

平日は7時間くらい仕事。仕事中はめいいっぱい仕事しますね。
必要であれば有給とります。
昼休憩にオンラインでブッククラブにいくこともあります。

平日の夜は完全に自分の好きなことをやります。
土日も基本趣味や、気になってる本を読んだり。
たまにバケーションに数週間とか行って本もいっぱい読みます。

書籍は仕事に関する本も多いので、完全に仕事に関係ないかといわれるとそうでもない気もしますが。

応募する企業のことを深く知る良い方法について教えていただきたいです。Job discriptionや会社Webページでは手に入らない現場での困りごとや、実態を知る良い方法はありますでしょうか?

社員とカジュアル面談できないか聞いてみる。
知り合いの知り合いなどを見つけて、会話にこぎつける。
そこで質問する。

カナダへ移住する際、どこか新しい環境に挑戦する際、いざその間際になると、少なからず不安や孤独を感じたのではないかと思います。その乗り越え方や実際に来た際のアクションなどあれば教えていただきたいです。

乗り越え方よりマインドセットみたいになってしまいますが、さ不安や孤独は、そもそもいつもあるものだと理解しておくと良いかもしれないです。より一層大切な人が大切に思えます。出会いもありがたみが増します。
 
自分の場合は、新しい環境や挑戦 させてもらえることをありがたいと受け取るようにしています。(性格的にそういうことにワクワクしてしまう、というのはある)

知り合いが誰もいない土地引っ越した時、孤独を感じました。少しずつ顔見知りの人が増えていくこと、挨拶できる人がいること、 一つ一つがありがたかったです。

大体生活が立ち上がったりそういった知り合いが増えてきたり、 軌道に乗るまで 3から6ヶ月ぐらいはかかるかなぁと言う印象でした。 つまり物事には時間がかかるがいずれ何とかなる、 ということ。自分はこれを実体験を通して学びました

いろいろな経験をして 自分なりの感想をかき集めていくということも漠然とした安心感を醸成していくために大事かもしれません。

残業に関して海外でのマネージャー視点での認識を知りたいです!

自分マネージャーですが、 残業している人を見たことがありません。
もししていたら、何がブロッカーなのか確認します。
残業しないためにはどうしたらいいのか、 自分でも考えますし、本人にも聞くと思います。

スタートアップで働いている者です。今後チーム作りをしていく側なのですが、今までの経験からチームの文化を良くしていくに当たって好きだった、役に立ったと思うことがあれば教えていただきたいです。

今の会社の立ち上げを経験しました。 ほんとに楽しかったです。
やっぱり、 みんなのことが大好きでしたね、 今もですけど。

一緒に働いて気持ちが良い人たちと、 1つのミッションに向かって、 短期間で、 熱量高く、作り上げていく感じがほんとに楽しかったです。

役に立ったと思うこと、について答えになってるかわからないですが、 全員が思いやりがあって、 主体的な人たちだったということかなと思います。

北米圏、グリーバルな環境で働く上で英語力が必要と思いますが、例えば最初のキャリアでは英語に関して苦労されましたか?またそれをどのように乗り越えましたか?自主学習していたのか、何かツールを使用したか、仕事をしていく上で徐々に英語力が上がったかなど知りたいです。

私は、今の会社が初めての英語の環境です。英語についてはそこまで苦労していないです。私は留学経験はありませんし、 海外で生まれ育ったわけではありません。カナダのワーホリで10ヶ月ほどバリスタをしました。

昔から洋楽が好きだったので、リスニングや発音は良い方なのかもしれません。

英語を学ぶと言う感覚はあまりなく、 どちらかと言うと慣れると言う感覚でした。

自分がやっていたことをいくつかあげてみます。

  • 日常のインプットを全て英語にする(Coding bootcampも英語でいきました)

  • 興味があるものを英語で調べる

  • 話を知っているアニメや映画を英語で何回も見る(多分これが1番学習っぽい、 効果結構あると思います。頭の中にあるコンセプトと動画のビジュアル、サウンド(ここでは英語)をむすびつける作業のイメージです。)

  • 英語で独り言を言い続ける

  • オンライン英会話

こんなかんじですかね、、、

あと、 もちろん英語も大事なんですが、 言語に関わらず「 思考ができる」「 自分の思考を人にわかるように説明できる」 この2つが結構大事かなと思います。 コミュニケーションのコアバリューといいますか。

どれだけ英語と言うツールを使いこなせても、 伝えたいことがなければあまり意味がありません。 逆を言うと、 伝えたいことがある、 考えていることがある、 そういう場合は多少英語が変でも問題ありません。

マインドの話になっちゃったので、具体的なやつでいくと、
文章については、AIで結構何とかなるので、 発音とリスニングを鍛えると、 事前準備などができないライブのシチュエーションで役に立つと思います。

圧倒的インプットは役に立つと思いますよ。慣れるので。

後は、 どんなに努力してもネイティブにはなれない。 と割り切っておくのも大事かなとおもいます。(小さい頃から海外に住んでいるなど以外)
自分は周りがネイティブスピーカーばかりなので、自分の中でのスタンダードが高くなり過ぎていた時期があって、これに気づいてから楽になりました。

スタートアップの特性で、コードのリファクタなどの技術的負債は後回しで、ビジネスサイドの開発する方が利益を最大化できるので、開発が優先される傾向があると思います。 どのタイミングで技術的負債を解決していますか?ビジネスサイドとはどうやって交渉しますか?または、何が理由になれば技術的負債の解消の開発を許可しますか?

うちの会社では、月に1回技術負債に取り組む ためだけの日というのがあります。
後は、 ビジネスのフェーズもあると思います。
例えば、私のチームで言うと、 ビジネスが立ち上がってから数年経って、今までの技術的負債というのが大きくなってきているタイミングでもあるので、

これまでと同じやり方ではだめ、 これからは技術的負債にもしっかり時間をかけていかないといけない

と言う話を、チームメンバー、 上司、 ステークホルダー(テック、ビジネスサイド両方) にしっかり理解してもらえるように、 いろんな方法で何回もその 必要性を解くようにしています。(つまりしつこく)

日本からイギリス企業で働く、という個別ケースでいただいた質問

日本にいながらイギリス企業で働く環境にすごく魅力を感じます。時差はどうしていますか?

私はAPACのリージョンで働いているで、時差は特にありません。
欧米の人とミーティングするときは、こちらの夕方か朝早い時間に必要であれば行っています。

日本に住みながら欧州の企業で働く、というのがまさに私の理想です。どうやって就職したんですか?

結論から言うと、 会社のキャリアのサイトから普通に申し込んだと言う感じです。
ただ、そこに行き着くまでには、友達がつなげてくれたと言うところがありました。 リファラルまではもらってないんですけれども、 友達に仕事の話をしていたときに、「 今うちの会社募集してるから受けてみたら?」 と言われて申し込みました。 その時に会社の中で、その友達が、 自分がXに投稿していたアプリの話を少ししてくれたようで、 それも面接官の人は見てくれてました。

どうして北米ではなくイギリスなんですか?

特に理由はありません。 たまたまです。 

北米と欧州のちがい、魅力はなんですか?

北米で働いたことがないのでわからないですが、 欧州の方が歴史がある街が多いですから、 住環境や人々のカルチャーそのものには結構違いがありそうですね。 

カンファレンスにでてみて

今回初めて150人以上と言う大人数の前でお話をさせていただきました。 私は北米で働いている わけではないので、 皆さんの疑問質問に直接お答えできるような立場ではないこともあったかなぁとは思います。

ただ、驚いたのが、 海外の文化、 ベネフィット、 そういったものを得ながら日本に住むということがとても理想の働き方です。と言って、質問してきてくれる方もいらっしゃって、 そこは自分も持っていなかった観点だったので、もしお役にたてたのであればよかったです。

北米じゃなくて、欧州がいいんだよねとおっしゃってた方もいました。

個人的にあまり深く考えていないところだったので、 私も考えるきっかけをいただけました。ありがとうございました。

それからスピーカーの方と実際に知り合えたのもとてもありがたかったですね。 私は会社に自分と似たような立場、要するに 日本人が少ない。 また英語ネイティブではない。リーダーシップのパスに乗っている人がとても少ない。 そういった中で海外に挑戦され活躍されてきている方の知り合いが本当にいなかったんです。

なので皆さんと知り合って、 皆さんの経験を聞く中で、 とても励まされました。ありがとうございました。

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