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保護猫と暮らすということ①(里親というより、やっぱり下僕)

我が家の3匹の猫たちは、みんな保護猫です。

古株の2匹は11歳。生後数日の状態で段ボールに詰められて、雨の日にコンビニの駐車場に捨てられていたらしい。偶然、保護猫活動をされている方のブログを拝見し、生後2か月弱まで育てていただいてから兄弟で引き取った。

※保護活動されている個人や団体から猫を譲渡される(里親になる)場合、住環境や家族構成などの審査があります。譲渡のための条件も厳しいです。また、保護から譲渡までにかかった医療費の一部を寄付することも多いです。猫のしあわせのために必要なことだとわたしは思います。


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かわいい。可愛すぎるこねこ時代。もちろん今も可愛いけれど、だいぶおっさん化している。愛すべきおっさん兄弟。


思えば子どもの頃から家には猫がいた。母がシャムネコを愛してやまなかったから。今と違って飼い猫も自由に外に出歩かせていた時代、御大は15歳まで生きたと思う。家を建てたのを機に犬を飼うようになり、いつしか実家は猫好きから犬好きに変わっていったが、(若気の至りで)嫁いだ家にはすでに14歳の白の女王がいた。彼女は21歳まで生きた。こども達が揃ってネコスキーなのは、生まれた時から女王と共に過ごしたからだと思う。


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おっさん兄弟たちは、離婚した時に一緒に連れてきた。室内飼いではあったけど一軒家を自由に闊歩していた暮らしから、窓の少ない2DKのアパート暮らしへ。猫は家につくというだけに不安だったが、2匹一緒だったからか割とすぐ順応してくれた。ちなみにここでは壁紙は無事だった。なぜ。

犬は人に付き、猫は家に付く:【意味】
犬は人間(=飼い主)に従い、 猫は住み着いた場所に執着する、ということ。(広辞苑)

壁紙の話はこちら

離婚後、父が亡くなり、母が認知症状が目立つようになり、サポートのために実家へ戻ることにした。せっかく慣れたアパートから1年ほどで再び知らない家に連れて行くのは正直申し訳なかったが、一軒家を自由に闊歩するのは楽しいらしく、数日でそれぞれのお気に入りの場所で過ごしてくれるようになった。


猫とこども達とわたしとののんびりとした暮らし。

あんまりのんびりしすぎて、もう1匹猫を迎え入れようと思い立ってしまった。


つづく。


災害の多い日本だから。猫に限らず、ペットと防災について考える、はじめの一歩な本。


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