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46.【きっかけ音note】第2弾:らっぷびと(NETRAP) 〜自分自身のインターネットRapの先駆けとなったMC〜

▼目次
1、はじめに
2、HIPHOPの現場に足を踏み入れて与える側に
なれたきっかけのRapper=『らっぷびと』
 ~ニコニコラボ『smilling』から知る~
・『らっぷびと×タイツォン』オーディエンスを沸かすほどの掛け合い
・『魂音泉』東方projectのRapアレンジ
・『UNEEK ARTS』王道楽曲をRapアレンジで貫く
3、さいごに…

【はじめに】

最近、新しい曲を聴けば聞くほど曲を
作りたくなってきています。宇佐美です。
いや…本日は流砕-Ryusai-としてですかね。

責任を持って、今回のブログをお届けしたいと
考える所存でございます。

【HIPHOPの現場に足を踏み入れて与える側になれたきっかけのRapper=『らっぷびと』】

今回は、僕がhiphopに足を踏みいれて
現場側(制作側)に回ったきっかけになる話し

出来ればと思います。


HIPHOPの概念を変える革新を作り、
先駆けになったのは間違いなくこの方。

「らっぷびと」大先生でした。

僕のHIPHOPの参入障壁を良い意味でググっと、
下げてくれた方です。間違いなく言えます。

画像1

画像引用元:http://origami-ent.net/152

【らっぷびと】

ORIGAMI Entertainment. 副代表
Rapstar Entertainment 代表

1987年9月16日生まれ。
通称『日本一ラップの上手いニート
アニメソングにラップを乗せた楽曲が話題となり、ニコニコ動画で数百万再生を記録。
2008年、自身初となるCD「RAP BEAT」が、オリコンインディーズランキング3位を獲得。
EMI music japanよりメジャーデビューを果たし、翌年にはアニソンラップアレンジでもある「空想ルンバらっぷ」がアニメ「獄・さよなら絶望先生 下」の公式オープニングになる。
オリジナル楽曲では、大槻ケンヂ, 影山ヒロノブ, supercell, →Pia-no-jaC←, 桃井はるこ 等、
名だたるアーティストとのジャンルレスな共作を生み出し、
ラップという歌唱法の可能性を多方面に示し続けてきた。
現在は舞台をインディーに戻し、昔から制作を共にしてきた盟友"K's"、"抹 a.k.a. ナンブヒトシ"とインディペンデントレーベル「ORIGAMI Entertainment」を結成。副代表となる。

年に一度インターネットミュージックシーンのラップアーティストを主軸とした、渋谷WOMBで600人の動員数を誇るイベント「World Wide Words」を個人で主催。/
近年ではテレビ東京系列のバラエティ「ゴッドタン」や、アニメ「けものフレンズ2」、「ケンガンアシュラ」、「浦島坂田船の日常」、「地縛少年花子くん」などにラップの作詞・歌唱を手掛けており、
様々なフィールドにて、自分が素晴らしいと思える音楽活動を繰り広げている。

今日から本気出す。

そう、この方が今で言う、
「Rap ver.(ラップバージョン)」
「ラップしてみた」
の先駆けになった文化を
つくりました。

『ネットラップ』
(Netrap、ニコラップ)

このジャンルを完全に切り拓いてきた張本人です。

「なんとなくわかったけど、ネットラップって何?」

結論言うと、"アニメorインターネット×Rap" です。

もう少し詳しく言うと。

アニメに関する曲をラップver.にしたもの。

そもそもはじめは、ネット内にあった
ラップ歌詞掲示板(アンダーグラウンドシアター)
に、歌詞を投稿したことが始まり。

インターネット上でmp3楽曲のデータをあげて
Rapするような文化を「ネットラップ」と言ったようです。

なに!そんなことがあっていいのか???
相反するものだろ!って思っていました。

交わってはいけない……そう思ってました。

いわゆる新小岩のRapper ZORNがよく言う
言葉の飛距離(二つの言葉が反比例するもの)』というものです。

まさにこれです、すごいです。
(あんまり知らない人いたらごめん)


ちなみに、初めにこの方を知ったのは、
約12年以上前の2009年です。

彼らの音楽も聴いていた時期に新たなジャンル
『ネットラップ』と出会うことになります。

らっぷびとさんは、自宅録音をして世の中に
ネットを通じて発信していました。

つまり、自宅でも機材環境があれば、
誰しもがhiphopに触れられるということです。

それが仮にオタクだったとしてもです。

そんな、この方を僕が知ったのは、
地元のバンドをやっていた幼馴染から、
当時高校生の時に言われました。

「最近いい曲見つけたから、宇佐美に聴かせたい」

そんな一言からです。

どんなロックな曲なんだろ…とかって思いました。
僕が勝手ながらに予想していたのは、
ミクスチャ―ロックをやっている友人から
勧められたこともあったのでそこあたりの
ジャンルの話しだと思ったんです。


もちろん僕もROCK×HIPHOPの融合している
ものが好きだったので、とにかくイヤホンから
耳に流し込んでいた時期がありました。

UVERworld、FLOW、マキシマムザホルモン、
ROTTENGRAFFITY、UZUMAKI、洋楽だとLinkin parkや、Pendulumやらが僕の中では
ループしていました。

それに関して勧めてくれるのであれば、
新しく知れるチャンス!聴いてみようと思いました。

友人の自宅に遊びに行き、自分のMacの
ノーパソでネットのブラウザを立ち上げて、
検索バーにカーソルを合わせて打ち込んだ文字は

らっぷびと ニコラップ』の文字でした。

ん?らっぷ?びと?ニコラップ?
聞き慣れないワード。

「これがいい曲なんよ、宇佐美好きだと
 思うよ。一回聴いてみて。」

そんな感じに言われましたね笑

それをyoutubeで聴いてみました。

その初めに聴いた曲は様々な歌い手が、
コラボしているおおがかりな合作楽曲である

~ニコニコラボ 『smilling』から知る〜

なんて素敵でPeaceな曲なんだろうか。
そして覚えやすい曲。

そしてPOPな曲だったので
初めは聴いて驚きました。

歌っている歌い手と呼ばれるメンバーに
寄せた絵のタッチも、どこか創作感があるもので。
なんだかすごい温かく、どことなく親しみやすさを感じました。

そして、大サビのブリッジ(03:59〜)
(サビにつなげる懸け橋)の時に、
彼のRapが入ります。

これがすべての始まりです。

始まりました。足を踏み入れてしまいました。
ネットラップの世界に。。。。

名前のシンプルさとは裏腹に、
キャッチーなメロディのフロウ
そして、インパクトのあるRapが僕の体内に
流れ込んで、体内を蝕まれました笑

硬く刺さるスキルフルなライミング(韻)が印象的です。

次は、らっぷびとが、所属するcrewや、
おすすめの楽曲3選をシェアしていきます。

【オーディエンスを沸かすほどの掛け合い『らっぷびと×タイツォン』】

『オーディエンスを沸かす程度の能力』という
代表楽曲。
こちらもとある楽曲をRapアレンジしてます。
次にもつながるので下記に記載。

二人の掛け合いが見ものです。

【東方projectのRapアレンジ『魂音泉』】

こちらは、"魂音泉(たまおんせん)"という、
人気を博している東方アレンジのRapサークル。

"コミケ最強の壁サー"

とも言われています。

※東方projectという世界の妖怪や魔物を、
美女化したシューティングゲームのサントラを
HIPHOPにアレンジしたcrewです。
コミックマーケットの壁に沿ってサークルを
展開しています。
『オーディエンスを沸かす程度の能力』も実は東方アレンジの曲。
(僕は魂音泉のCDを求めてコミケに行くほどでした)

何が良いって、とにかく歌詞の世界観に魅了されます。
日本の言葉の奥深さや、和とHIPHOPを意識した
リリック、でもHIPHOPのマインドに必ず重きを
置いてRAPとしても聴ける楽曲が多い。

耳に馴染みやすい曲が多いです。

【王道楽曲をRapアレンジで貫く『UNEEK ARTS』】

彼がユニットを組む3MC『UNEEK ARTS』
今はJ-POPの有名な楽曲のRapアレンジで
人気を博しています。

とにかく上手いです。
この曲は"夜に駆ける Rapver "として、
胸張って出せるぐらいに、
3人のオリジナル性も光ってます。

その楽曲の世界観を崩さずに、
Rapの気持ちよさをこれでもかと表現してます。

【さいごに…】

この写真は、一緒に楽曲を作ってるRapperの
Sun-miish.とのライブ終わり。

外に出た際に、偶然"UNEEK ARTS"の
2人らっぷびとさんとアリレムさんが、
一個下のフロアでライブをやっていました。
その時の一枚、図々しく撮らせていただきました。

初めてリスナーではなくプレイヤーとして会って
写真を撮りました。

これは本当にうれしかったですね………

当時はRapperになるためには、
"色んな悪いことをやらないと、
世のRapper的に認められないもの"
みたいに思っていました。

Streatでオラオラな生活や、悪い葉っぱ、
変な錠剤をパクパク口にしていないと
なれないんじゃない?みたいな笑
そんな印象があったんですよね。

今でもRapperと聞くと悪い世の中の印象は、
抜けてないみたいです。
あとyo!とか、yeah!ですね。

ちなみに僕は煙草も一切吸わないですし、
BADTRIPなんてのも未経験です。
(BADTRIPは調べてください。)

でもここは、そんなの一切関係ない。
ただ純粋にRapカルチャーが好きな人が
ここに集まり、アニメやRapしてみたい人が
気軽に集まれる
そんな場所です。


でも今は、そんなネットだけの世界だけじゃなく
リアルに体感できる、ネットラップの祭典となる
ライブフェスがあります。

それは、次回取り上げるものとします!


今までであげた中で一番、
最長ブログです。3700文字以上のブログになりまた。

お付き合いいただいた方よければイイねください笑

励みになります笑



では……また👋

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