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3層の同心円でオンライン営業を考えてみるフリーランスセラピスト

こんにちは、言語聴覚士のななさんです。
ことばときこえの専門家、言語聴覚士として、この春から台東区蔵前でことばの相談室ことりを主宰しています。

上司も居ない、部下も居ない、申し送りも引き継ぎも無い。
お気楽な言語聴覚士ライフを満喫しているところ・・・と言いたいところですが。

調子に乗ってSNSをいろいろとはじめてしまったばかりに、毎日ひーこらしています。

<言語聴覚士ななさんのオンライン営業活動>
○ことばの相談室ことり‥実店舗。台東区蔵前にあり、週7で通っている。
○コトリドリル‥minneで販売している。オリジナル教材。
○Instagram‥公式宣伝アカウント。ことばの発達にまつわるアレコレを図解。
○note‥つらつら書く。宣伝と関係ないコラムがときどき好評。
○ことばの発達ラジオ‥無料出しなのに毎回ガチで収録しているお利口ラジオ。
○Twitter‥ごはんの写真とか上げているだけ。

手を動かしてないと落ち着かない性分で、つい色々作ってしまいます。

インターネットはコストをかけずにさまざまな活動をおこなえて便利な反面、時間喰い虫であるというひじょうに残念な特徴がありますね。それと、メンタルバランスのコントロールが難しいです。
なので、マイルールをつくりましてですね、それをご紹介いたします。
フリーランスのセラピストさん(ここで“セラピスト"とは、マンツーマンで自分の提供する時間に対して対価を得ている職業一般を指しています)の参考になれば幸いです。

3層の同心円

3層の同心円とはなんぞや。わたしは自分の活動を3層の同心円上に位置付けています。

もしかしたらマーケティング分野ですでに近い用語や表現があったりするのかもしれないのですが、自分の造語でこう呼んでいます。

1層‥いちばん広くて浅い層。無料で閲覧でき、リーチできる範囲が広い
2層‥まんなかの層。間接的な情報提供を行うゾーン。
3層‥中心の層。相談室での対面相談&個別相談。提供幅はごく狭い。

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外側の層にいくほど提供者数は増え、中心ほど少ない。
外側ほどライト(軽い)で、中心ほどガチ。
外側は無料・宣伝のゾーンで内側が収益化のゾーン。

具体的に、提供しているサービスや情報発信を書き入れるとこうなります。

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このnoteでは、インスタグラムを集客・宣伝に使っており、反響は上々ですという話を何度か扱っています。そのほかにも、ことばの発達ラジオという音声コンテンツでもお役立ち情報発信を行なっています。これらはすべて、「無料閲覧ゾーン」に存在します。

目的は宣伝ですが、言語聴覚士という職能の可能性を引き出したいという想い、わたしに仕事を与えてくれた業界自体に少しずつ恩返しをしていきたいという想いがあり、言語聴覚士のことをあまりご存じない方にも「言語聴覚士ってこういうことができるんだ!」と興味を持っていただける身近な話題を選ぶようにしています。

なぜこう考えるようになったか

当時、コトリドリルの販売をminneではじめるために、ネットショップを開設するための本を読んでいました。そのなかに、「商品は、松・竹・梅の3段階の価格帯で設定すると良い」という話題が出てきました。
ご存知の方が多いと思うので解説には及びませんが、要は商品のラインナップへの価格設定が売り上げを左右するというテクニックです。

ただこれを実践するには最低でも3種類の商品を揃える必要があります。
いきなり揃えるのが難しかったわたしは、


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