声を出すのが難しいお子さん
日々、言語聴覚士として仕事をしていると、声を出すのが難しいお子さんに出会うことがあります。ことばの発達、吃音、場面緘黙症、発達性協調運動障害など、主訴となるお悩みはそれぞれ、ばらばら・・・ではあるのですが、背景に「声」の悩みが隠れていることがあります。 (注:場面緘黙症については、あくまで特定の場面でお話ができなくなることが主症状であり、声自体は出せるというお子さんがほとんどです。ことばの発達ラジオでお話したような、声のお悩みを同時に抱えているケースのほうは、少数派だと思います)