義理ママの村にルブゴ（樹皮布）作りを見学しに行った話ー②
ルブゴ（樹皮布）作り見学の写真は1回の投稿では収まりませんでした。このキュートな女の子とは義理の叔母さんの家で出会いました
さて、ムトゥバの木の皮を剥ぎ終わったら、バナナの葉を集めて来ました
ムトゥバの木から、また来年もルブゴを収穫する為に、木の肌を守ってあげないといけないとのことです
まるで包帯を巻くみたいに、バナナの葉をムトゥバの木の幹に巻いていきます。
こうして、皮を剥がれた跡を風雨に晒さないように守って置くと、1年後にまた育った皮を使用できるそうです。なんだか、羊の羊毛のようですね
さて、剥いだ樹皮の方は、日陰の作業場へ持って行きます
ここが、作業場だそうです
この、小槌を使って、枕木の上で樹皮を叩いて伸ばしていくそうです。小槌には、溝が刻まれていて、これが後に、ルブゴのテキスタイルを形成するらしいです
枕木の前に座って叩き始めます
静かなバナナ畑に小槌の音が規則正しく響き続けます
2-3時間叩き続けるとの事なので、周辺を散策し、様々な農作物を発見。まずはバニラです。バニラビーンになる前の鞘です。
アボカドは、日本で売られているものとは種類が違うようで、大きくてツルっとしています。
コーヒー豆
トウガラシ
サトウキビは、齧るとじゅわーっと甘いジュースが出てきます
樹皮が布らしく変化してきました
私達がサトウキビを味わっている間もお隣のおじさんはルブゴを叩き続けていてくれました。申し訳なかったです。
日光にあてて乾かします。
お茶をご馳走になりながら、ルブゴが乾くのを待ちます
この日に作ったルブゴを頂けるのかと思ったら、「今日のはデモンストレーション用だから」と、別の大きなルブゴを用意してくださっていて感激したところ
義理叔母さんの手料理をご馳走になりました
マトケ栽培の本場、マサカ産のマトケは美味でした
こちらは、マトケとはまた違う調理用バナナ。マトケより甘味があります
近所のお子さん。小さくても、ご挨拶の作法は私よりちゃんとしています。
マサカにも赤ちゃんがたくさん
皆、ほんとに可愛い。お母さん達もチャーミング
ガンダ語の練習に付き合ってくれる親切な子供達でした。皆写真に写るのが大好き
久しぶりに親戚に会って喜んでくれたお義母さん、また行きましょうね！
帰り道、マサカロードで太鼓を買って帰りましたこの記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？