読書感想文がニガテだったこどもの頃の話と今
色んな方のnoteを読んでいると
こどもの頃から本を読むことが好きだったという話をよく目にする。
そのたび、読みやすかったり、惹かれる文章を書かれている方たちは幼い頃からたくさんの良い言葉に出会ってきたのだなぁと感じる。
わたしはと言えば本の魅力を知ったのは20代に入ってからで、それまではほとんど活字に触れることのない生活だった。
そんな中、こどもの頃とってもニガテだったのが読書感想文である。
当時は本を読むことはもちろん、
自分の読んだ感想(意見)を伝えるのがとってもニガテで、何を書けばいいのか全くわからなかった。
「自分の意見をもつ」という概念すらもあやふやだった子供のころの私は、その本を読んでどう感じたのかを文章にするなんて、全く意味の分からない課題だった。
お友達が良いって言ってるからこれは面白いんだとか
皆んながつまんないと言っているからこれはあんまり面白くないものなんだなとか
本であれアーティストで何であれ、
"自分はどう思うのか"という意見を尊重する前に、人の意見の方が正しいという価値観があって、人に流される生活を送っていた。
だが、その染みついた価値観に身体が違和感を感じ始めたのが20代前半の頃。
大きく体調を崩してしまった。
そこから自分の心の声に耳を傾けるという大切さを知り、自分の好きなものニガテなもの、意外と得意なこと、そうじゃないことなど自分のことを知るようになっていった。
読書の楽しみを知ったのも、そこからである。
わたしがnoteをはじめた理由もそこに繋がっていて、自分の意見を言う練習をしたいからだった。
こどもの頃ニガテだった読書感想文を大人になった今、ちゃんと書きたい!
本やマンガなど作品を通して感じた感情を、正解や不正解などジャッジせずただ自分の言葉で伝えたい。
わたしがnoteをかいている理由って、そこなんだなあと最近改めて思った。
心から感動したら感動したと言えば良いし
話題の作品でも自分にハマらなかったらそれでいいし
人とちがうポイントに反応したらそれはそれでいいし
感じて正解、不正解の気持ちなんてないのだなと大人になってようやく理解することができた。
今でも発信をするたびに
「こういう気持ちを感じていることって変かな?」
と自分で造り上げた創造を基準に周りの目が気になってしまう時もあるけど、
「自分はこう思った!」って自信を持って言えるようにもっと練習をいきたいと思う。^ ^
オススメ本📕
2019年発行の本なので当時この本を執筆していた彼女は中学生だったと思うのですが、そう感じさせないほどの圧倒的な感性と語彙力で、読書感想文のみでちゃんと1冊の本になっています。
子供から大人まで楽しめる1冊で、この本面白そう!と興味が湧くものがたくさん。
わたしはこの本から読書感想文の書き方を教わりました*
気になった方は是非読んでみてください🫧
図書館に置いてある作品のセンスが最高すぎる。
最後までお読み頂きありがとうございました☘️
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