影の側面と向き合うということ【君たちはどう生きるか】を見た感想を語る 〈ネタバレなし〉
何かすごく感じていることがあるけれど、
それをどう言葉にしていいのか分からない
語彙が見つからない
そもそもこれは気持ちとして認識していいものなんだろうか?
というようなフワフワした気持ちにさせてもらったのが今回のジブリ作品であった。
映画ってスカッとしたり感動したり泣けたり
こんな話だったのかー!ってなって開場を去ることが多いけど、今回は違った。
1日経った今の感想である。
人間の脆さや不完全さを魅せられた感じがして、自分の影の部分を表面化されたような小っ恥ずかしさを感じてしまった。
劇場を去る時に、少し心に何かズシンと重いものがあり、日を重ねていくごとにじわじわと言語化できそうな、できなさそうな、そんな不安定な「何か」を今回のジブリ作品では受け取った。
自分の子供っぽさとか見栄とか弱い部分とか
そういう見ないようにしていたものを剥がされるだけ剥がされたまま、
「あとは自分で考えるんだよ」
というメッセージだけ残してその場を去られていってしまったような感覚である。
正直最近エネルギーが低迷している感じがあって
そんな時に見た作品だったから、そう感じてしまったのかもしれない。
だけど、たった2時間でそれだけの言語化できないような情報量を与えるジブリって、やっぱりジブリなんだな…と思ったというか。
この感想文、書くか迷ったけど
このよく分かんない感じも含めて「感想」なのかなと思ったら、そのままを書いてみようと思った。
最後まで読んで下さりありがとうございます🌕
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